前回ご紹介した「ナンジャ怨霊フェス2023」は、「ナンジャ夏フェス2023」というナンジャタウン今年の夏イベントの1つで、7月22日(土)からはさらに2つのイベントが実施されます。その1つが、体験型リアルドラマ劇場「福袋サスペンス劇場 ~落とせ容疑者K~」

 

実際に園内(福袋エリア)にいるアクター演じる登場人物に聞き込みをするというもので、かつてのナンジャタウン(と同じナムコが運営していた「ワンダーエッグ」)ではお馴染みだった推理系イベント。アクターもかつてナンジャタウンのショーステージを担当していた「小野プロデュース」によるもの。

 

人見知りで口下手で、コミュ障で陰キャの私がこれを楽しめるのか不安だったのですが、プロのアクターさんのトーク術は凄くて自然と物語の中に入り込め、終盤は普通に会話等できました。


謎解き(推理)内容をざっくりと言うと、

・凶器は凍らせると物凄く硬くなるという「ナンジャ豆腐」。犯人はこれで殴って殺害した(エンディングにて、計画的な犯行ではなく口論になった末の、突発的なものであった事が分かる)。


・事件現場が窓が全て開いてた「逆・密室」だったのは、ナンジャ豆腐を解凍(柔らかく)するため冷蔵庫の中身を全て出し冷気と、犯人がつけていた香水の匂いを外に逃すため。


・香水には柑橘系の香料が使われているため、ブラックライトを使えば反応する。


・途中、実際にブラックライトを貰えるので、犯行現場を照らすと反応がある。


・エンディングブースで証拠を求められるが、そこでもブラックライトを使えば部屋中に反応があるため、それが動かぬ証拠になる。


推理内容はこのように単純ですが、実際はこれらが断片的に分かるので、それを全部つなぎ合わせるのは意外と難しいです。ただ、エンディングブースではアクターが多少誘導してくれるので、何となく大筋が分かっていれば解決できると思います。

実は、この事件で使われている「凶器は凍らせて固くした豆腐」というメイントリックは、過去ナンジャタウンにあった「ナンジャ探偵団」(※今ある同名アトラクションとは異なる)という推理系アトラクションで使われたものになっています。犯人を追いつめる証拠の要素も、似たようなのが2006年頃の期間限定推理アトラクションであった気がする。私が今回事件を解決できたのも、過去の記憶があったからでした。

(ちなみに当時高校生。なお、事件タイトルは「ミラジョ・ヴィッチヴィッチ殺人事件」※当時公開されていた映画「バイオハザードⅡ」主演の『ミラ・ジョヴォヴィッチ』のパロディ、映画は「もののけハザード」。 その時も証拠として犯人がつけていた香水の匂いが現場に残っているとかだったと思う。)

 

もう1つは、今年2023年のGWに続いてプロのマジシャンによるマジックショー「ナンジャマジックショー ~魔術王国へようこそ~」。これは本当に興味がないのでスルーしました(失礼)。

 -完-