2022年、新年あけましておめでとうございます。今年でこのアミューズメントレビューも16年目、今後ともよろしくお願いします。

 

1月の仕事始め、年末は残業続きでなかなか行けませんでしたがこの日は割と早めに帰れたので、久しぶりに東京ジョイポリスに。何気に25周年を迎えてから行くのは初めて。

 

行けなかった理由の1つが、ジョイポリスは昨年4月頃から、緊急事態宣言が解除された後もずっと、2022年1月現在まで「平日19時、休日20時まで」の時短営業が続いているため。どうも平日の集客がヤバいらしく、時短せざるを得ないらしい。

 

この日は一般的には仕事始めの後だったので大人やファミリー層はあまり見られませんでしたが、冬休み期間中なので学生の方が多く、人気アトラクションは30~60分待ち程度。ただ、従来(コロナ流行前)の冬休みはもっと混んでた筈なので、やはり集客はなかなか回復しきれていないのだろう。

 

 

到着したのが閉館時間の1時間半きっていたくらいだったので、混雑していた1stフロアを避けて3rdフロアへ。

 

現在、ジョイポリスはアニメ「進撃の巨人」とのコラボイベントを開催中。アトラクション「マーダーロッジ」がコラボバージョンとの事で、まずはそれを利用。待ち列はなくすぐ利用できました(全体的に3rdフロアは空いていた)。

 

てっきり「進撃の巨人バージョンのサウンド(ホラー)アトラクション」と思っていましたが、実際はあくまでオリジナルの「マーダーロッジ」がベースで、一部分に進撃の巨人キャラクターの音声が追加されている感じでした。最初のプレショーもオリジナルのをベースに、キャラクター立ち絵が追加されるなどのアレンジがされています。

具体的に言うと、序盤の「殺人犯逃亡を知らせるラジオ」がリヴァイ兵長からの無線に、最後の殺人犯の襲撃のあとが「巨人が殺人犯を襲撃してお客さんは助かり、リヴァイ兵長からの通信が入る」という展開に変更されています。なお、登場する巨人はエレンが巨人化したもので、つまり"エレンが(巨人になって)殺人犯を食べ、みんなを救った"、らしい・・・。

強引に元のシナリオに進撃の巨人要素を入れ込んでいるものの、その割には全体の流れはよくまとまっていて元の良さを消していない、良いコラボ作品だと思います。

 

 

続いて、「進撃の巨人アトラクション 決断」を。これもタイミング良く次の回が始まるタイミングで並べて、しかも貸切(1人)利用だった。

 

2019年12月にオープンし2年以上続いていますが、今回のコラボイベントの際に内容がアップデート・・・ と言っても中盤で2つのルートから1つを選ぶ時のキャストの台詞が変わっただけで、本筋は変更なし。

台詞の内容上、1つのルートに偏って選ばれる傾向があったかららしい。確かに従来の台詞では訓令兵ルート(左側ルート)はこれまで引率してきた(キャスト演じる)教官を裏切る形になるので、選びにくかった。

 

なんだかんだで1年以上乗っていない「ワイルドシリーズ」、ワイルドリバーとワイルドウイングを久しぶりに利用。乗った感想はやっぱり「久しぶりに乗ると楽しい」という。シミュレーターってそう何度も乗る気が起きないからね・・・。

 

ちなみに、「ワイルドリバー」は東京ジョイポリスには2000年11月にオープンしていますが、これは1996年10月~2000年8月まで営業していた「新宿ジョイポリス」からの移設だそうです(参考)。その後「ワイルドジャングル」はシリーズ第2弾として同年12月に、「ワイルドウイング」は第3弾として2004年7月に登場。


乗り終わると閉館時間まであと20分程で、もうアトラクションは受付終了しているだろうし帰るかと思ったら、「撃音ライブコースター」が10分待ちでまだ受付していたので乗車し、退園。そう言えばライブコースターって東京ジョイポリス”20周年”の2016年7月オープンだから、あれからもう5年か。時が経つのは早い。


ジョイポリスは周辺施設である、「大江戸温泉物語」とパレットタウン「メガウェブ」が昨年閉館し、「ビーナスフォート」が今年3月下旬、「大観覧車」が今年8月末で閉鎖されるので、今夏以降~当分の間”お台場全体の集客が低下する”懸念があるため、東京ジョイポリスも十分影響を受ける(前述のよう、只でさえジョイポリスは近年の集客成績が良いとは言えない)可能性もあるため、今後の動向がちょっと心配ですね。