2021年7月21日(水)に開業する「FUJIYAMAタワー」、オープン前日の7月20日に行われた(前々日の19日にも行われた)内覧会に、妻と一緒に行ってきました。

 

今回は自宅から車で、いつもは埼玉県から首都高→中央道で行くのですが、7月19日よりオリンピック開催で首都高速が1000円上乗せのため、東北道→圏央道で迂回。10kmくらい遠回りだけど渋滞もなく時間もいつもと同じくらい。

富士急ハイランドへはちょっと早めの9時20分頃到着(この日の営業時間は10時〜16時)。内覧会の受付は開園と同じ10時からと案内には書いてありましたが、もう既に受付が始まってました(富士急ハイランドはこういうところ適当なんですよね・・・)。受付して当日のフリーパスとFUJIYAMAタワーの入場券を引き換え、FUJIYAMAタワーは時間指定がされており一番初回の10:00~10:15の回。


〇「FUJIYAMAタワー」
FUJIYAMAタワーの場所はコースター「FUJIYAMA」(ややこしいですね・・・)の旋回ループ部分で、入口は園内の外、駐車場側の第一入園口より手前にあります。遊園地とは独立した施設という位置付けみたいですが、遊園地のフリーパスも利用可、つまり朝一で利用したい場合は一度入園口でチケット購入&顔認証登録をしてからこっちまで戻ってくる形になるので、混乱を招きそう。

 

タワー下にチケット購入窓口及びフリーパス顔認証があり、上る前にスマホ以外の荷物を全てロッカーに預けてから、エレベーターで頂上へ。

 

頂上からの景色。この日は雲も少なく、大迫力の富士山がくっきりと見えました。

 

コースター「FUJIYAMA」が通過するのも間近で感じられる。

 

スケルトンな床板。

 

このデッキの下に、アクティビティ「FUJIYAMAウォーク」があります。ハーネスを着けてタワーの周辺(正確には、展望台デッキの1つ下の階層)を歩くというものです。こちらの記事が参考になります。

 

遅れながら、先日自分も実際に体験してきました。上の写真のように、確かにめちゃくちゃ高い所を歩き、また足場も隙間が空いているなど後半は意地悪な配置になりますが、鉄骨なので足場自体はしっかりしていてバランスが取れやすいため、足元を見ながらゆっくり進めば、意外とすんなり進めると思います。逆に言えば、アスレチック的なスリルはあまり感じない。

 

 

もう1つのアクティビティ「スライダー」は開業未定、完成していないどころか現在スライダーの部品すら付いていない状況です。上記の記事によりますと、原因はメーカー(ドイツ)のスーパーバイザーが新型コロナウイルスの影響で来日できない、資材の発送が遅れているという理由からだそうです(よみうりランドの「スペースファクトリー」と同じ理由ですね)。来年(2022年)3月オープンを目指しているとのこと。

→その後、上記の目標よりさらに遅れてしまいましたが、2022年7月22日に無事オープン。

 

 

◯そして、あれから1年・・・

2022年7月22日、FUJIYAMAタワーにスライダーも取り付けられ、フルオープンしました。

 

実際にスライダーを滑ってみた感想としては、言ってしまうと所詮は「滑り台」でしたが、思ってた以上にスピードが出たので、まぁ… 楽しいは楽しいと思います。

 

なお、FUJIYAMAスライダー体験時は、(FUJIYAMAタワーに上るときは持ち込める)スマホが持ち込めません。なので景色の撮影ができない。それどころか、状況によってはタワー頂上についたら、すぐスライダーの列に並ぶように言われるようなので、スライダー利用時は「とっととタワーに上って、とっととスライダーで降りろ!」って感じですね。

 

また、FUJIYAMAタワーは平日だと15時頃からの営業が多く、休日でも11時頃から、FUJIYAMAウォークは休日でも15時頃からのようです。

午前中はお客様が来ないから、らしい。

もちろん富士急側も、遊園地である程度遊んだ方がタワーに流れてくると想定していたが、それにしたって想定以上に朝は殆ど人が来ないみたい。

 

このように、素晴らしい絶景を楽しめる展望タワー+アクティビティですが、想定よりは集客に苦戦しているようで、上記のように平日は15時からなど、極端に営業時間を短くするなどになっています。

 

 

FUJIYAMAタワーと第一入園口の間には「セブンイレブン」も7月29日に開業予定です。

 

 

〇その他園内の様子 ※2021年7月来園時

上記の内覧会終了後、入園&フリーパスの顔認証を済ませ、「FUJIYAMA」に並ぶ。初回の運転に乗れました。しかも何故か自分を含めて3組だけでの運転だった。

貴重な?試運転用のウエイト(重り)積み下ろし作業の様子。

 

 

その後は妻リクエストのアトラクション「ナガシマスカ」へ向かい、11時の営業開始まで待機。開始後までには40分待ちの行列で、その後80分待ちまで伸びてたので、早く行って正解でした。なんか去年6月に乗った時より、水路の水の量が多くてバシャバシャかかってきた気がする。夏だから?

 

その後は30分待ちの「ええじゃないか」へ。以前乗った時は振動が激しく体への負荷が大きすぎて二度と乗りたくないと思うレベルでしたが、この日は振動少なめで快適でした。でもこれは午前中だったからで、高温多湿で車両のスピードが上がる午後だったらヤバそう。

体の負荷というのは単に「痛い」だけでなく、体に痣が残ったり数日は痛みが引かないような、深刻なレベル。つい先日も腰打ちつけて痛みが数日続いたという人もいたので、甘く見ない方がいいです。

→コースターの振動による影響については、この1ヵ月後の2021年8月に最悪の形で表面化してしまう事になります。まぁ、こんな許容範囲を超えた激しい振動のコースターを平然と運行し続けていれば、いつかはやっちまうと思っていましたが…。

 


〇お仕置き観覧車「監ごくん 牢ごくん」
ええじゃないか乗り終わって12時、並んでいる最中11時30分頃より「13時までお仕置き観覧車の試乗会をやっている」というアナウンスがあったので行ってみる。6組くらい並んでいて30〜40分待ち、自分達でもう最後というタイミングで、まさに滑り込みセーフでした。

 

監獄型、金網で囲まれたゴンドラは上空に行くほど生身で風を感じられてスリリング。足元の金網の目が細かくて足元がやや見えにくいので、思ったより高さの恐怖は感じなかった。もし目が荒かったら、めちゃくちゃ怖かったと思う。

2021年11月に発生した「観覧車扉閉め忘れ事件」の後、観覧車は安全点検のため長期運休となり、2022年3月上旬に再開。安全装置の追加やスタッフ配置の変更、そして観覧車自体の速度を落とす(それと、なぜか回転方向が逆になっているらしい)などの対策が行われました。

 

しかし、このお仕置き観覧車は営業を見合わせているようで、無くなる訳ではないのですが、一般利用は暫くできないようです。

 

観覧車からは、現在建設中の「2022年夏開業予定の大型コースター」の建設現場もよく見えました。→コースターは、2023年7月予定に延期

 

当初「バイク型コースター」のイメージ画が貼ってありましたが、現在は撤去されており、リーク情報通りのバイク型コースターなのか、それともこれはフェイクで全く別のコースターなのか、いろいろな憶測が飛んでいます。

 

この日は観覧車の営業自体が13時までで、てっきり13時以降は関係者向けの案内をするのかと思いましたが、重機入れてメンテナンス作業していました。

 

 

〇昼食

観覧車乗ってすっかり遅くなってしまいましたが、13時にフードスタジアムで昼食。本来なら豊富なメニューが揃っていますが、未だにコロナの影響(人手不足とコスト削減による)でメニューを一部のみに絞っているので、ラーメン、カレー、スタミナ丼(伝説のすた丼とコラボ)くらいしかない・・・。

 

腹が減っていたので、カツカレーの「ゴーゴーカレー」を食べましたが、これが大失敗。カツもキャベツも、そしてカレールーも全部非常に不味い(遊園地の食事だから期待できない・・・、とかそういうレベルではなく)、半分以上残してしまった上にその後暫く胃もたれも起こしました。

 

後で聞いたところ、コラボ元のゴーゴーカレー自体が不味いという訳ではなく富士急での品質管理が問題っぽいですが、とにかくこのメニューだけは止めておいた方が良いと断言できます。

 


〇「戦慄迷宮 ~慈急総合病院~」
同じく7月21日からリニューアルオープンとなる「戦慄迷宮」、こちらもこの日14時からテスト運営していました。

 

自分も14時ジャストくらいに様子を見に行きましたが、既に病院の外まで行列ができていて受付終了していたので体験はできず。まぁ入れない妻を1時間以上も待たせる訳にもいかないのでどちらにせよ入らなかったと思いますが。

今回は株式会社闇が企画・製作協力を行なっているとのこと。これまでホラーイベントで実績ある企業なので、今回のバージョンは期待できる、かも?

後日体験してきました。こちらの記事にまとめてあります。

 

 

その後、自分達は「トーマスのたからさがし大冒険」と30分待ちだった「鉄骨番長」乗って、15時過ぎに退園しました。この日は遠足団体と思われる学生も来てはいましたが、コースター系が午後にはどれも30分以内になるなど、それ程の混雑ではなかった印象。逆にコースター以外の、ナガシマスカや鉄骨番長、富士飛行社等が繁忙期並みに混雑しているのが意外でした。(コースター以外は運行時間が短いため集中したのでしょう。ナガシマスカなんか夏に大人気のアトラクションなのに2時間半の営業でしたからね。)

退園後はふじやま温泉に入ってリフレッシュした後、帰宅。

 

帰りも行きと同じルートでしたがほぼ渋滞はなし、ただ最後の東北道の岩槻付近から外環までが大渋滞していました。これも上記の首都高1000円上乗せでみんな外環に迂回するための交通集中でしょうね。