〇序章
「GoToトラベルで東京ディズニーランドのパートナーホテル、パークチケット付きプランにすれば(地域共通クーポン含めて)実質ホテル代1万円くらいで宿泊&パークへ来場できる!」。こんな情報が9月頃からネット上を中心に流れました。自分も気にはなっていたもののすぐに予約が殺到し、既にどのホテル(プラン)も満室という状況が続いていました。

 

その後11月下旬、新型コロナウイルスの感染状況が再び悪化。その影響か12月初旬の平日、上記プランの空室が出ており(しかも後述のよう結構良いお部屋…)、思い切って予約。本当なら今年4月に(新エリア目当てで)行く予定だった「東京ディズニーランド旅行」に、遅れながら行くことになるのでした。

みんなが行っている時は行かない、みんなが行かない時に行く、それがアウトローである我々YOSHIKI家のやり方さ(謎)。

 


今回予約したホテルは「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」、しかも「クラブルーム」という少々お高いけど特典が付くお部屋。そう言えば2年前に行ったアメリカ・カリフォルニアのホテルも「シェラトン」だったので、我が家のディズニー旅行は何かとシェラトンに縁があるのかもしれない。

 

1部屋(2人)1泊2日、パークチケット2枚(8,200円×2=16,400円)、地域共通クーポン10,000円付いて、朝食付きで40,000円。ホテル宿泊分としては13,600円という計算に。

なお正規料金は68,000円、通常のお部屋との差額は(GoToトラベルによる割引分を含めて)3,000円程。金曜宿泊(土曜日パーク利用)だと7,000円~10,000円程の差額という感じでした。

これに2日分の駐車代(参考までにディズニー公式駐車場だと平日1日2,500円×2=5,000円)、朝食(ホテル朝食の相場は2,500円前後×2=5,000円)、温泉施設「舞湯」(1,700円×2=3,400円)、クラブルーム特典における飲食代も付いていることを考えると、確かに実質0円に近くなる割引となり、GoToトラベルによる恩恵に興じる人がたくさんいた理由も頷けます。

※ただし、68,000円分のものを半額以下の3万円で利用できたとしても、結局は3万円の出費をしている事を忘れては行けないと思います(ホテル関連の料金は基本割高なのと、定義は人それぞれですが本来しなくてもいい出費をしている事もある)。お得だからってGoToトラベルで必要以上に旅行をしまくって浪費したという人も何人か聞いているので…。

その後もコロナ感染状況は悪化し続け、同時に「GoToトラベル」の運用継続も非難されるなど何かと雲行きが怪しくなってきていたので、せめて自分達の旅行日までは停止にならない事を祈りつつ(利己主義)、諸々準備を進めていきました。

 


〇出発日

今回はディズニーランド(パーク体験)だけでなく、ホテル宿泊を含めた「リゾートステイ」が目的の旅行。ただし、出発する日の午前中に外せない仕事があったので、午後休み(半休)をとって15時頃に帰宅し、準備(と言っても前日に荷物をまとめていたので着替えぐらい)をしてから出発。「地域共通クーポン」(10,000円分)は電子クーポンで、この日の15時から利用(受取)可能になっていました。

 

しかしこの地域共通クーポン、現在使える所は増えていますが(11月9日からディズニーパーク内でも使えるようになっている)使えても紙クーポンだけOKで「電子クーポン」は使えないという所が非常に多い!(コンビニにおいても電子クーポンを取り扱っているのが「セブンイレブン」と「デイリーヤマザキ」の2つだけで、それも一部の店舗のみだけなので、実質電子クーポンが使えないコンビニが殆ど。)

最初「夕食はイクスピアリにして、そこでクーポンを使おう」と考えましたが、イクスピアリも電子クーポン使える所が少ない。ホテル内のレストランは使えるようでしたが流石に高すぎる。

結局、後述の「カクテルサービス」で多少食事が取れそうなのもあって、電子クーポンは出発前に「ドラッグストア」に寄り、日用品や酒等を買い込み、有効利用しました。GoToトラベル地域共通クーポンの趣旨に反しているような気がするけど、しょうがないよね…。

 

18時頃、ホテルに到着。最初「シェラトン」と間違えて隣の「オークラベイ」に行ってしまいましたが(だって駐車場も共通?なんだもん…)、無事にチェックイン。

 

チェックインカウンターは数組しか並んでいませんでしたが、列が全然進まない。どうやら「GoToトラベルのクーポン」関係で手続きが遅くなっているようでした(看板にもその旨の注意書きがありました)。スマホ片手にあーでもない、こーでもないと悪戦苦闘しているお客もいたし。自分は10分くらいでチェックイン完了しましたが、15時チェックイン開始直後やパークから帰ってきたお客のピーク等は1時間近くかかる事もあるようです。

 

 

12階クラブルームのお部屋。ベッドがふかふかで寝るととにかく気持ち良い。

 


荷物を整理後、早速特典の1つである「クラブラウンジ」へ行ってみる。ちょうど17時~19時の「カクテルタイム」が実施中でアルコール提供サービスがありました(ソフトドリンクやお菓子等の軽食は22時までの営業時間いつでも利用できる)。11月まで?コロナ対策でブッフェスタイルからワンプレートに変更されていた(こちらのブログを参照)ようですが、今回ブッフェスタイルに復活していました!(規模は従来よりも小さいのかも?)

 

私たち夫婦は最初はスパークリングワインで乾杯、オードブルを中心に食べ、

 

2杯目は「ハイネケン(ビール)」でピザやポテトをつまみに。ハイネケンが美味しかったのでもう1杯お替り(3杯目)をし、

 

最後4杯目は〆のお茶漬けとオードブル・乾き物と共にハイボールのグレープフルーツジュース割りを楽しみました。

居酒屋に来たみたいに、ホテルで飲みかつ食って楽しむ、品の無い夫婦であった・・・。

 

自分達は時間の関係で見れませんでしたが、ここからはパークの花火もよく見えるみたい。

 

 

夕食後は、温浴施設「舞湯」へ。通常ルームの場合は別料金(割引がありますが1人1,700円)ですが、クラブルームは料金に含まれています。あくまで隣接するフィットネスクラブ用のお風呂という位置付けのようで非常に小さい(キャパシティが浴槽10人、サウナ5~6人ほど)ですが、部屋のお風呂(ユニットバス)よりはリラックスできたと思います。

 

ここの2階にはナムコ系列のゲームセンター「ナムコランド」があります。置いてあるゲームは・・・普通かな?(「レッツゴージャングル」はもしかしたらレトロゲーの粋に入っているかもしれないけど。)

 

他にも外には屋外プールやパターゴルフ場もありました。

 

部屋に戻り、この日放映されていた「FNS歌謡祭」を見ながら、小腹が空いていたので行く前に買っておいた夜食を食べる。そして明日は早起きなので22:30頃には就寝。

 


〇パーク利用当日
朝5:30に起床し、軽く出発準備を整えた後、まずは6時から開く、この日のパークチケットを引き換えにチケットカウンターへ。既に3組くらい並んでいました。

気にし過ぎかもしれませんが、スタッフが来たのが6:02でそこからパソコンを立ち上げ、実際の引き換えが始まったのが6:05過ぎと、日本のホテルにしては時間がルーズ。イラついてスタッフを探し出す人も。引き換え自体は用紙にサインをするだけで、割とスムーズでしたが。

 

6時30分から始まる「朝食」を食べに行く。昨夜の「クラブラウンジ」にて和食 or 洋食を選べます。ご飯・味噌汁、小鉢など一部はブッフェスタイルになっており種類も豊富でした

 

 

7時半過ぎにホテルをチェックアウト。駐車場はこの日24時まで使えるというのでそのまま駐車し、「ディズニーリゾートライン」を利用。これに乗るの何年ぶりだろう? のんびりと海やディズニーシーの風景やパーク裏側(こちらの動画のよう、かなり丸見えである)を眺めつつ、ディズニーランドへ向かいます。

ちなみにホテルから駅までは徒歩2分弱(無料シャトルバスが出ていますが、歩いて行った方が早い)、リゾートライン乗車時間は10分程なので、ホテルからディズニーランドまでは移動時間や車両待ち時間を含めると20分程といった感じです。ホテルからディズニーランドへ直接歩いていく事もできますが、2kmぐらい離れていて30分以上かかるので、止めた方が良い。


パーク体験については下記に続きます。
2020年冬「東京ディズニーランド旅行 ②パーク体験その1」