きよの漫画考察日記2381 八雲さんは餌づけがしたい。第7巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...


パンダ

さてまずは餃子作りから。
餃子の素晴らしいところは、あの一口で食べられる可愛らしいサイズ感にあるのかもしれませんね。さらに言えば、一口で食べれるのにその一口だけで完結している料理って実は他に例が無いんじゃないでしょうか。世界各地に包む系の料理は数あれど、やはり餃子の完成度には及ばないよな…

さてここからが餃子の問題点。

最近は餃子のタレとしてお酢に黒胡椒とか、ポン酢に柚子胡椒とかも流行っているそうですが、やはり基本は醤油+酢+ラー油であることは間違いありません。問題はその配分で、醤油:酢:ラー油が5:4:1くらいが理想と言われていますが…俺は全く違いますね。割合で言うなら醤油:酢:ラー油が5:1:3くらいのイメージでしょうか。ラー油の辛味を効かせるためには酢って邪魔なんですよね…



さて由梨ちゃんが遊びに来たので大人の料理を。


これはいいね。これだけでビール3本いけます。やはり料理というものは単品としての美味しさも重要だとは思いますが、お酒と組み合わせた時の相性の良さというものも考えて評価してあげるべきですよね。「ご飯がたべたくなる」とか「お酒が飲みたくなる」料理ってのはそれだけで価値が増すもんなぁ…

さらに続けて…
とん平焼きがいいですね。ちなみにお好み焼きと豚平焼きの違いって知ってるようで知らないですよね。味付けが同じなので混同されがちですが、お好み焼き粉や小麦粉で生地を作るのではなく、炒めた豚肉とキャベツを単に薄焼き卵で包んだものが豚平焼きですね。もちろん大阪のソウルフードですが、今ではどこの居酒屋でも食べられるド定番になりつつありますね…

さてこれを食べた由梨ちゃん。
ソースマヨは確かに青春の味ですわな。しかしソースマヨがなぜ青春の味止まりなのか、なぜ最強の味付けにならないのかというと、それはソースマヨで味付けすると何食っても同じになってしまうからではないでしょうか。あまりに強すぎるが故に素材の味を消し去ってしまう、これがソースマヨの弱点ですよね…

さて料理が美味しければお酒も進みます。
焼酎をロックや水割りで飲める女の子、いいですね。甘い酒ばかり飲んでるくせに「私お酒好きなんです」なんていう子を酒好きだとはどーしても認められない。甘い酒、苦い酒、辛い酒、キツい酒、全て飲めてこその一人前の大人ですよ。


さて大量に卵を貰った翌日の八雲さんの朝食。

目玉焼きは朝食としては定番なんでしょうが、主菜とするならばあと一歩ボリュームが欲しいところではあります。世の中のニワトリが1.5倍くらいのタマゴを産むようになってくれればバランス良くなるかもなぁ…


そして夕食。

手羽元を上手く料理できる女の子は素敵ですね。我々は揚げ物にするくらいしか頭が回りませんからね、やはりそれなりのスキルがなければ煮込むという発送にたどり着けない食材だと思います。

そして大和くんが贅沢すぎるリクエストをしてしまいます。

黄身だけ卵かけご飯!

40年以上生きてきましたが、やったことないですね。やっぱこれは贅沢すぎます。金額に換算すれば大したことないんですが、それでもやっぱこれは贅沢すぎてできませんね。こんなの平気な顔で食べれるのは王侯貴族くらいのもんですw



さてルイちゃんは貰った食事券で大和くんと中華屋デート。
ラーメンライスに餃子、これはもう定番です。そして大盛りにするのも定番です。高級なフレンチとか寿司屋ならいざ知らず、街の中華屋なんですから「もう食えねー」っていうくらい腹に詰め込むのが正しいスタイルだと思いますよ。

そしてこのラーメンライスの食べ方。
ラーメンの立ち位置というのも難しいところです。ラーメンライスなら主役はラーメンですが、チャーハン半ラーメンなら主役はチャーハンになるわけで、その場合のラーメンの立ち位置は確かに味噌汁と同じです。メインを張れる実力のあるラーメンをあえて脇役に落とすというのも贅沢な食べ方なんですよね。

そんな大和くんを見ていたルイちゃん。
「男は胃袋掴んだら勝ち」なんて言いますが、それは正解ですね。美味しい料理を作ってくれる女の子は、それだけでそばにいて欲しい女の子となります。これは間違いない。ファッションセンス磨くよりも料理のスキルを磨く方がよっぽどモテると思いますけど。


ラストはこの料理。
豚の角煮!
俺の中での勝手な豚肉料理ランキングTOP5はこのようになります。
5位 豚キムチ
4位 とんかつ
3位 ポークソテー
2位 生姜焼き
1位 角煮
やはりこれでしょ。とんかつと生姜焼きを抑え込めるのなんて角煮以外にはないと思いますけどねぇ…