きよの漫画考察日記1990 黒子のバスケ第18巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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バスケ

さてなんとか5点差まで追い上げた誠凛、しかしこれが紫原を怒らせちゃいます。
紫原「不愉快すぎて吐きそうだ、お前らみたいなのが蠢いてるのは。努力だの、根性だの、信念だの…」
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ついに紫原がOFに参加です。まぁ背の高い奴を相手にしても何とか点は取れます、がしかし背の高い奴を抑えろと言われるとこれがまた尋常じゃなく難しいのがバスケというスポーツです。身体のサイズが最もものをいうのはDF面ではなくOF面なんですよね…

さて未知数の紫原のOF能力やいかに。
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NCAAでは1試合に138点取ったという記録がありますが、これはインチキです。その選手に記録を作らせるためだけのチーム戦術の結果ですからね、評価には値しません。NBAではウィルトチェンバレンが唯一人1試合100得点を記録してますが、これもまぁ途中からは八百長みたいな感じだったそうです。まぁFG成功率が100%であれば100得点という数字も不可能ではありませんが、やはり実現可能性は極めて薄いですよね…

そんな紫原にゴール下でボールを持たれたら終わりです。
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{20EBC389-9D1F-4BC0-B0B2-920A96BAF955}破壊の鉄槌(トールハンマー)!
ゴールに背を向けたままジャンプして空中で回転しダンク、現実にもこれができる選手はNBAならたくさんいます。しかし実際にはあまりお目にかからないのは、これをやると最高到達点がどうしても低くなるからでしょうね…

つーわけで3人まとめてふっ飛ばした紫原。エネルギーとは速さ×重さであり、素速いのに重い紫原は…
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うん、これがまさに全盛期のシャキール・オニールでありマイク・タイソンの凄いところだったのかもしれませんね。身体は大きくしかも素早い、その結果生み出されていたものは圧倒的パワーです。歴史は時折そういった怪物を世に放つんですよね…

そして紫原はついにシャックみたいなことをやってしまいます。
紫原「小物がどんなに技術をみがこうが、圧倒的破壊力に勝てるもんなんてない。」
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ゴール破壊!
黒子のバスケの読者であればシャックのゴール破壊くらいは知ってるはずですが、まぁ知らない人のために動画を貼っときますか。
これらのゴール破壊により今ではゴール自体が改良されてもう破壊されることはなくなったんですが、それにしたって規格外の破壊力ですよね…

さてここでゴール下の要の木吉が退場。
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才能が無くてもバスケが好きだという気持ちで乗り越えた黒子、バスケが好きじゃないのに才能には恵まれていた紫原、この2人は中学時代にも衝突してたんです。
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黒子「…否定はできません。事実才能や資質というものはあると思います…けど…」
{490CFB1A-CF35-4C71-8A5B-FAFA56947CFB}うーむ、どっちの言ってることが正しいのか、それは微妙なところです。努力こそ美徳と捉えたがる日本人的感覚からすれば黒子の意見に共感しがちではありますが、紫原の言ってることも間違いではないんですよ、特にスポーツの分野においては。実らない努力の方が多い世界ですからねぇ…

そんなわけで紫原のマークにつく無謀な黒子。{335D49CE-C411-4255-829C-FE855288DD29}

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体格の不利を工夫と努力で埋めるのが日本人の戦い方ですが、バスケのゴール下だけは工夫と努力では埋められないんですよね。サッカーW杯優勝だとかはいずれ日本人が達成するかもしれませんが、NBAのゴール下で戦える日本人選手は少なくとも俺が生きてるうちは現れないだろうなぁ…

さてここで紫原のOFファールを誘った黒子、しかしこの手は二度は使えないので誠凛はここでオールコートプレス。当然突破しにかかる陽泉ですが、誠凛のオールコートプレスはマークマンを頻繁にスイッチするという不可思議なプレス。そんなことしてたらマークに穴ができてパスが通りやすくなっちゃうんですが…真の狙いはこれでした。{54BC7F14-6B7D-47C5-A359-BA00BCDB8AAB}S・A・M(ステルスオールコートマンツーマン)ディフェンス!
その存在を相手に気付かれにくい、仮にそんな特性を持った人物が現実に存在したとしたならば、最もその特性を活かせるのはDFしてる時、さらに言うならオールコートプレスを仕掛けてる時でしょうね。  パスカットを最も狙えるシチュエーションはやはりオールコートプレス時ですもん。

さてここで火神が陽炎シュートの秘密に気付きます。{A9B18D66-433F-4439-9171-9D691276CB02}
理屈としては可能です。しかしこの一連の動作を空中でやるのはさすがに無理か、ボールをキャッチする前に足が付いちゃいますわな。一度目のシュートフェイク時にジャンプしなくてもいいのであればストバスあたりで見なくはないプレーですけどね…

つーわけで陽炎シュートの秘密を見抜いた火神、2回目のシュートのタイミングでブロックに飛ぼうとしますが…そーすると1回目のタイミングでシュートを打たれちゃうんです。
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現実にこの陽炎シュートを使いこなせる奴がいたとしたら、よほどの身長差でもない限りブロックは不可能でしょう。非現実的な部分もあるけども、実現できるのであればこの陽炎シュートは最強のジャンプシュートたりうるな…