きよの漫画考察日記1909 聖闘士星矢THE LOST CANVAS第12巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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猫しっぽ猫からだ猫あたま

さてカノン島で修行中のテンマ、カノン島の鬼から課せられた最後の試練は…
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ムチャ言うな(笑)

さてこの12巻からは水瓶座のデジェルがブルーグラードへお使いに行くというストーリーなんですが、デジェルに関しては次巻で考察します。なぜなら12巻の主役はこの聖闘士だからです。
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蠍座のカルディア!
蠍座、それは聖闘士星矢的に言えば可もなく不可もない影の薄い星座です。それはもちろん元祖聖闘士星矢における蠍座の黄金聖闘士ミロにより印象付けられたイメージですが、逆に言えばカルディア次第では蠍座の印象を塗り替えることが可能だということです。イメージが完全に固定されてしまっている蟹とは違いますからね、もしかしたらミロとは全く違う蠍座の黄金聖闘士像を見せてくれるのかもなぁ…

がしかし、カルディアもやはり根っこはミロと似てました。
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蠍座の聖闘士は影が薄いとは言いましたが、あえて蠍座を表す言葉を探すのであれば「粗野にして卑にあらず」ですかね。口は悪いし好戦的なんだけども、決して卑怯でも卑屈でもない。まぁ黄金聖闘士なのに卑怯で卑屈な奴なんて蟹しかいないんですけども(笑)

そんなカルディアがブルーグラードで粉砕したのは聖闘士でも冥闘士でもなく…
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氷戦士(ブルーウォーリアー)!
元祖聖闘士星矢に「氷の国のナターシャ」という氷河の外伝的なストーリーがあったんですが、そこに登場してたのが氷戦士です。混同しがちですがアニメ版アスガルド編に登場したのは氷戦士ではなく神闘士(ゴッドウォーリアー)です。

そんな氷戦士を束ねるのが…
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ユニティ!
デジェルの知己にしてブルーグラード領主の息子なんですが…いきなりこいつに殺されます。
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天猛星ワイバーンのラダマンティス!
冥界三巨頭のリーダー格は今も昔もワイバーンです。原作ではハーデス城の結界の中とはいえムウ・アイオリア・ミロの3人をまとめて粉砕するという離れ業を演じましたからね、このロストキャンバスにおいても弱いわけがありませんね…

さらにこのアトランティスに現れたのはラダマンティスだけではありませんでした。
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パンドラ&ラダマンティス組vsデジェル&カルディア組という2対2の構造となりました。でもパンドラは女性なんでさすがに殴りにくいんですよね…

さて親友を殺されたデジェルが当然ラダマンティスに挑むかと思いきや、カルディアが横取り。
カルディア「悪いなデジェル、お前が親友殺られて奴を殺したいのもそりゃわかる。だけどもう止められないのさ。」
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つーわけでカルディアの対戦相手はラダマンティスに決定。同じ冥界三巨頭であるミーノスは魚座のアルバフィカが粉砕してることを考えると、カルディアもここは負けられないところです。つーかここで負けちゃうとホント蠍座の存在意義が無くなっちゃいますね…

さて冥王軍とハーデスのために戦うラダマンティス、それに対しカルディアは己のために戦います。
カルディア「俺は俺の感じるままに生きてるだけさ。この海底神殿に来たのも、お前との一戦を仕組んだのも、何かある!そう感じたからさ。俺に熱をくれる何かがあるってな!」
ラダマンティス「俺は貴様のような生き方が一番我慢がならん!戦士でもない!自分本位の青二才がな!」
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カルディア「心臓を⁉︎そりゃいいや!ずっと、俺はずっと探してたんだよ。」
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カルディアとはギリシア語で「心臓」という意味です。なぜそんな名前が付いてるのかというのは次巻以降で判明しますが、どーもこの戦いも両者相討ちの香りが漂うわぁ…