![お月様](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
第6巻から最終巻までは藤田東戦一色。なので一気にいきます!
さてまずは藤田東の新エース加納豪樹が大活躍。
これはね、ラボーナといいます。南米の選手が得意とするトリッキーな蹴り方ですが、クリスチァーノロナウドやビジャ、イブラヒモビッチとかも使ったりしますな。これをやられると相手としては屈辱なんよね…
さぁ先制点は藤田東。掴んだつもりの健二の腕をすり抜けていったマルコのシュートの秘密は…
最近のサッカーの流行は無回転シュートです。ボールの回転を殺して空気抵抗をかけることによって揺れながら落とす、しかしこのスクリューシュートはこれと真逆のシュートであり、あの江川卓のストレートと同質なんです。
平松「彼が怪物と言われた理由は150キロを超えるスピードボールとカーブの2種類のみで三振の山を築いてきたからなんだ。」
つまり現在でいうところのジャイロボールです。実際に江川のボールがジャイロ回転してたのかどーかは分かりませんが、流体力学的に最も空気抵抗が少ない回転はジャイロ回転で間違いない事実です。これにより初速と終速の差が小さくなる、だからマルコのシュートは健二の手をすり抜けていったわけですな…
…だけど…そもそもどーやってジャイロ回転のボールを蹴るんだ(笑)
さぁもう点はやれない健二、脳裏をよぎるのはもちろん久保さんの言葉。
この試合はいたるところに久保さんが登場します。シュートという漫画の総集編だといっても過言ではない試合ですから!