きよの漫画考察日記870 俺たちのフィールド第9巻 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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お月様

さてヴェルディvsバンディッツ、負傷退場した和也の穴を埋めたのはタクロー!GKからのロングフィードを…
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バスケをやってきた俺にとってパスとは「キャッチ」するものであって、パスを「スルー」しようという発想はなかなか出てこないんよね…

さらにトリックスター磯野タクロー本領発揮!
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あまり触れられることはないけど、サッカーのレベルはトラップの技術を見てれば一目瞭然よな。高校や大学サッカーを見てるとやっぱ足元に落ち着かへん。Jリーグでも思ったところにはトラップできてない。日本代表クラスの選手の動きを見てようやくトラップ上手やなぁと思えるが、世界トップクラスの選手達のトラップ技術はその上をいっとるよな。どんな難しいパスであってもその勢いを止めて次のプレーのために最適な場所に落とす、しかもDFに身体を当てられながらの密集地帯でも。日本人はフィジカルが弱いなんて泣き言を言う前に、まだまだテクニック面でも世界の上位には及んでいないという事実を日本人は認識しねえとな…
ちなみにトラップが上手い選手といえばジダンの名を挙げねえわけにゃあいかんと思うけども、俺はこの選手のトラップ技術も神レベルやと思いますがね!
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デニス・ベルカンプ!
俺はね、全てのフットボーラーの中でこのベルカンプが1番好きです。このアーセナル時代のベルカンプのユニフォームも昔持ってたんやけど、サッカー好きの後輩が結婚する際にあげてしもたんよね…ちょっともったいなかったかな…
ほんでね、サッカーの有名なゴールシーンの一つに「ベルカンプターン」というのがあるのよ。どーゆープレイなのかちょっと口で説明するのは困難なのでYouTubeかなんかで検索して欲しーんやけどさ、あのトラップは神がかってます。あのトラップについて語るだけでビール一本はいけますビールシュートやパスの中から世界最高の物を一つ選ぶのは難しいけど、世界最高のトラップってのはベルカンプのあのトラップで間違いないんじゃねーかね…

そして和也復活。額を七針縫ったにもかかわらずヘディング!
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アドレナリンが分泌されると痛覚が麻痺する、これは正しいことですが、この効果を増幅する物があります。それはタバコなんです。タバコにはアドレナリンの効力を増幅する効果があるんです。俺たちは何の意味もなく喫煙してるわけではないんですよ、男として必要な闘争本能を研ぎ澄ますために喫煙しておるんです!

そしてここから和也が怒濤の6人抜き(笑)最後には伊武さんすら粉砕しての同点ゴール!
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チームメイトのプレーを見て「悔しい」と思える姿勢、これは大切なのかもしんないね。

そしてトドメ、騎場のアシストからタクローがゴールを決めてナビスコ杯優勝!Jリーグ昇格!
アモロス
「なんてことだ伊武…盲点だったよ…代表、代表とこだわって…ボクらはこの戦いをしていたが…ひょっとしたら彼らこそ…」
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U-23やU-20、こーゆーのを日本代表だとは俺は呼ばん。世代ごとのチーム編成はもちろんあってしかるべきやが、それらは「選抜」チームであって「日本代表」と呼ぶのには抵抗がある。年齢に関係なく国内で最高のメンバーを集めた唯一無二の存在、それこそが日本代表であるべきやと思います。
だけどね、若い奴らの試合に関心が無いわけではなくいつも興味津々で観てますよ。ただ、ユースでのタイトル獲得とかオリンピックのメダルとかそーゆー「結果」には興味がないねん。この中から誰が次世代の日本代表として上り詰めてくるのか、そーゆー「内容」だけに興味を持って見てます。


そんなこんなでJリーグ昇格の夢を叶えた和也、それを見ていたのはお母さん。

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お母さん「もう超えたのかもしれませんね…」
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父親を越える息子、それを見て涙を流す母親…女手一つで和也を育ててきたお母さんにとってこれほど嬉しい瞬間ってのはないでしょう。いや、嬉しいってのはちょっと違うか。哀しさや寂しさもあるのかもしんないな…

がしかしここで問題発生。なんと騎場がセレッソへ移籍!そしてタクローもデルフィネスへ移籍!
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相手は強い方が面白い、巨人ファンには出てこない発想でしょーな!

さてさてここから1年半が経過、舞台をJリーグに移しバンディッツが対戦するのは
セレッソ大阪!
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セレッソのキャプテンでスイーパーでヒゲ面で梶原…モデルはもちろん梶野智でしょう。
ちなみにヒゲ面のスポーツ選手って誰を連想するかね?野球ならポンセや屋敷に小笠原、サッカーならバッジョやベロン、他にも具志堅さんあたりはヒゲが印象的なスポーツ選手でしたが、この2人のヒゲには誰もかなわねえと俺は思います!
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平尾誠二!


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大八木淳史!
俺のおとんの会社は神戸製鋼の下請けでさ(おとんは大八木さんと飯を食いに行ったこともあるそーな!)俺にとっても神鋼の選手はスーパースターでした。「野蛮」「泥臭い」と思われがちなラグビーが実はなんと壮麗でドラマチックなものなのか、それを俺に教えてくれたのは神戸製鋼フィフティーンやったね…

さてここでバンディッツに新外国人加入!
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レジャストロニーク・ユーリ!
ロシア語ってのは分かりづらいけども、文字の難しさはそれ以上よな。「Й」なんかに至っては何と発音すればいいのやら…

そんなユーリ、旧ソ連代表候補でしたが現在の国籍は…
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ウズベキスタン…W杯予選やアジアカップで対戦するおかげで日本人にもかなりメジャーな国になってきましたが、実際はがっつり独裁国家だということはあまり知られていない事実ですな。
さて日本には海に面してない内陸県が8県ありますが全部分かりますか?正解は群馬・栃木・埼玉・山梨・長野・岐阜・奈良、忘れがちなのが滋賀です。そしてこのウズベキスタンは内陸国です。つまり国中どこ探しても海が無いということです。海洋民族日本人にはちょっと想像し難いですなこれって。
この内陸国、世界に48国ありますが(意外なとこではスイスとか)ウズベキスタンはその中でも特別です。ウズベキスタンはね、国境を接してる全ての国も内陸国なんです。つまり国境を二度越えないと海には辿り着けない超内陸国なんです。そんな国は世界にウズベキスタンとリヒテンシュタインだけ。海を見ること無く生涯を終える国民が大多数なんやろうという事を考えると不思議な感じがするよな…