きよの漫画考察日記844 キン肉マン第18巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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ついに長かった戦いに終止符!

お月様

さてネプチューンマンとタッグを組むことになったキン肉マン。最初はわだかまりもありましたが、最初のコンビネーションがこれ!
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マグネットパワーで引き合うのではなく、友情の磁気波で引き合ってます。よく分からん(笑)

さてオメガマンを救おうとするフェニックス。
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そーなの?昔バッファローマンはリングの下を自由自在に移動してたけどなぁ…

そんなわけでネプチューンマンvsオメガマン。
ネプチューンマン
「オ…オレにもなぜこんな苦しい思いをしてまで戦うのかよくわからん…し…しかし未来の超人界を支える子供たちのことを考えるとどうしてもフェニックスではなくキン肉マン、おまえに大王の座に就いてもらい超人界をもっと平和にしてもらいたい…そのためには現在を生きるオレたちが捨て石にならなくてはと…体が勝手に動きやがるんだ…」
「だってそうだろう、こうやってオレたちが正義超人代表として現在生きていられるのも超人の御先祖様たちが永年にわたり未来のオレたちのために捨て石となってあらゆる外敵から超人界を守ってくれたおかげだからだ!」
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完璧超人だったころからは考えられぬ言動。唯我独尊な性格の方がネプチューンマンぽいっちゃぽいけどな…

このネプチューンメッセージに反応する超人たち。
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ロボ超人に点滴って(笑)

そして大阪城へ向かう正義超人達。 
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さっきまでウォーズマン仮面付いてたのに…きっとどこかで落としたんでしょう。落し物センターに届いてるといいね(笑)

さて知性チームの反撃はフェニックスによる催眠術。

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「プリ」から始まる超人は三人います。プリンスカメハメ、プリズマン、そして最後の一人はあのプリプリマンです(笑)ここでキン肉マンがプリプリマンの名を挙げれば面白かったけどな…



そして復活、プリンスカメハメ。

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どー考えても腹についてるオメガマンの顔の部分が弱点ではないかと推察されますが(笑)

さてそんなカメハメ、キン肉マンに伝授した48の殺人技ではない関節技で攻めてきます!
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48手というとエロいのを連想しちゃいますが元々は相撲の決まり手が48種類だったことに由来してます。
ただし現在の相撲の決まり手は82種類。櫓投げや撞木反り、波離間投げなどよく分からん決まり手がたくさんあります。


そんな関節技の鬼カメハメは、キン肉マンと共に柔軟性を養うトレーニングをしてたんです。
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落ちたら海面に叩きつけられて即死だというこのトレーニング、まぁゆでたまごはおおげさだからさ、おそらく海面から50mくらいの高さでやってたんでしょーな…


…ちょっとカメラを引いてみましょーか。
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想像を上回る低さだった(爆笑)
この高さから海面に落ちて即死できるのはカメハメの他には豆腐くらいのもんです(笑)


さてキン肉マン、カメハメに対してもひるみません!

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いやいや、キン肉バスターはあくまでも48の殺人技の一つですから!勝手に自分のオリジナルホールドにするんじゃない!

そんなカメハメの関節技でキン肉マンはギブアップ寸前。

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昔テリーマンがロビンマスク戦でギブアップしたことがあったけどねぇ…

それにあまり知られていませんがキン肉マンもたったの一度だけ(スパーリングですが)ギブアップしたことがあります。キン肉マンからギブアップを奪ったその超人の名はウォーズマン!まぁそのシーンはいずれ出てくるでしょう…

さてここでビビンバが転落、顔面負傷。試合を放棄しビビンバの所へ向かうキン肉マン、委員長は場外のカウントをとりますが…

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フェニックスがみせた初めての紳士らしさ。でもこの程度では読者がフェニックスに抱き続けてきた不信感を払拭するには足りません!

そんなわけで困った時にはフェイスフラッシュ!

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キン肉族は素顔を見られたら死刑のはずなんやけどね、バンバンめくってます(笑)


つー感じでビビンバの顔を修復。

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ミート、言い過ぎ(笑)


さてカメハメ殺法100手をマスターしたキン肉マン。もうオメガマンごときは瞬殺です。

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どーも終盤はマッスルスパークの連発でつまらん。この辺りでキン肉バスターでもよかったかな…


これで邪魔者は排除完了、そしてついに始まります。キン肉マン最後の闘い、vsキン肉マンスーパーフェニックス!

まずはこの技から。

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この技をさ、関節技として分類する意味が分からん。関節極めて投げてるならまだしも…

さてキン肉マンと同じくフェイスフラッシュに目覚めたフェニックス。運命の糸を手当り次第に切り始めます。

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無関係な運命の糸を故意に切断すると、その糸から攻撃されるという設定があったはずですが、そんな設定ゆでたまごが憶えてるわきゃないもんな(笑)


そしてキン肉マンの運命の糸をも切りにかかるフェニックス!
キン肉マン「目には目、歯には歯…」

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光線技で戦ってた連載初期にここで原点回帰(笑)頼むから巨大化だけはやめて欲しいものです…

そして逆転のマッスルスパーク!
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キン肉族の三大奥義は絶対に破れないはずやったんやけどね…まぁキン肉マンももうすぐ完結するわけやからね、無粋なことをツッコむのは控えましょう。


さてここで会場に現れたのはフェニックスの母、フェニックスシズ子(笑)この邪魔者フェニックスシズ子を襲う四人の邪悪の神!これを阻止したのは⁉

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ウルフマンはまあ許すとして、ジェシー・メイビアをわざわざ出さんくてもウォーズマンでええやんけとは思うけど…
それよりも問題なのはフェニックスシズ子の後ろで立ちつくしてるスペシャルマンです。お前もちょっとは戦えよ(笑)

さて顔面から突進するしか攻撃手段は無いかと思われてた邪悪の神、ここでそれぞれがマリポーサ、ビッグボディ、ソルジャー、ゼブラに変身!
ここで注目すべきはやはりビッグボディです。フェニックス戦で何もできずに殺された恨みをここで晴らせるか⁉
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なんとウルフマンの投げ一発で撃沈(笑)こいつらホントに1億パワーなのかと疑わざるを得ない…

そして正義超人大集結!
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前列からテリーマン、ジェシーメイビア、ラーメンマン、さらにベンキマン、ウォッチマン、ジャンヌスティムボード、ビュティーローデス、銅ベルマン、キングコブラ、タイルマン。

ここでの銅ベルマンの登場には懐かしすぎて泣きそうになっちゃいますが、真に注目すべきはタイルマンの右肘の後ろにひっそりと隠れてるヤツなんです。こいつはポルターガイストという超人です。こいつはキン肉マン本編中に登場した超人の中では1,2を争うレア超人でしょう。

まだまだいますよ。

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前列はキン骨マン、イワオ、カナディアンマン、ビーンズマン、ティーパックマン、ウルフマン。後列はペンタゴン、カニベース、スカルボーズ、スカイマン、クリスタルマン、カレクック、キューブマン、スペシャルマン。ペンタゴンの後ろにこっそりとフィッシャーマンズ(1号か2号かは不明)

え~、これにはツッコミ所が4点もあります(笑)
まずカニベース。手をチョキからパーに整形したはずなのにまたチョキに戻ってます。
そしてティーパックマンとウォッチマン。技巧チームとキン肉マンチームの対戦時には超人墓場に浮いてたはずのこの2人がなぜか復活。命の玉を4つそろえたのか、はたまた脱走したのか…
さらに途中までいたはずのオイルマンがいなくなってる…
とまぁいろんな角度からツッコめるんやけども、最大のツッコミ所はこれなんです。
「ウォーズマン書き忘れ」
これは酷すぎる(笑)超人オリンピック以降悲惨な人生を歩んできたウォーズマンに、最後の最後にこの仕打ちは惨い。ゆでたまごはウォーズマンが嫌いなんやと思う、たぶん。
その証拠がこのカットにも現れてます。
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ここでもウォーズマン書き忘れ。ゆでたまごの中でのウォーズマンってのはジェロニモ程度の価値しかないのでしょーか⁉


さてキン肉マンを励ます正義超人一同。
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コラ、スペシャルマン。そんなセリフはお前ごときが言うべき事ではないぞ(笑)


さて正義超人どもの応援虚しくキン肉マンの心臓は停止。さらにマッスルリベンジャーをかけられますが…それでもキン肉マンは負けません!だってキン肉マンは「奇跡の逆転ファイター」やからね!
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はい来ました!残りページ数も少ないんでね、あっさり決めちゃいます!
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実際8年間連載が続いてたわけやからね…ホント長い戦いでした…




そしてここで突然空から降ってきた花にフェイスフラッシュ。すると…
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ロビン復活!うおぉぉしょぼんしょぼん
まぁそれはええんやけども、花が「ゴワゴワ」と超人になっていくのは正直言って不気味(笑)

さらに残虐チームも復活!
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やっぱり不気味(笑)「ゴワゴワ」以外の効果音はなかったんかね?

そしてラストカット!
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ついにキン肉マン完結!


…ふ~ショック!正直言って一番考察が疲れる漫画でした。なんつってもツッコミ所が多すぎる(笑)あえてスルーした箇所も何箇所もあるからね…ツッコミ所の多さは男塾に匹敵します(笑)
だけどそーいった矛盾点も含めて、キン肉マンという作品が日本漫画の歴史に名を刻む超名作であることに疑問を差し挟む余地は無い!俺達の世代の男の心に永遠に刻まれ続けていく、まさにスーパーヒーローです!

ありがとうキン肉マン!

そして…

ありがとうゆでたまご!