さて和也とタクローはアルゼンチンのボカ・セントラルの四軍に移籍。
このチーム名のモデルはもちろんボカ・ジュニオール！アルゼンチンで最も有名なチームだと言ってもいいでしょう。ボカ＝マラドーナという印象もあるけど。
さて一軍との試合、和也はダミアンのこのプレーに苦しめられます。
さて練習試合とはいえ懸命にダミアンに食らいつく和也。
そんな和也にイラついたダミアンは自ら和也のラフプレーを演出。これを観た観客は…
日本で起こるのは暴動というよりも小競り合いってレベルやけども、もし日本で大規模な暴動が起きるとしたなら、そこにはおそらく阪神ファンが絡むのではなかろうかと思ってまう。巨人ファンは暴動なんて起こさないよ、だってそれほど巨人のことが好きじゃないでしょ。阪神ファンは阪神を愛し過ぎておるがゆえに暴動の可能性はあると思うな…
それともう一つ暴動絡みで言いたいことが。どーも日本のファンってのは自分が応援してるチームが不甲斐ない成績を残すと問題行動に走るよな。W杯で活躍できなかった城に空港で水をかけたり、最下位だった王監督時代のダイエーの選手が乗り込んだバスに卵を投げつけたり…
こーゆー行動は阪神ファンには考えられへん。もちろん阪神が不甲斐ない成績を残したなら怒りの気持ちは当然生じるけども、それを選手にぶつけようなんて発想は出てこーへん。だって阪神が大好きなんやもん。
阪神ファンがキレる時、それは阪神を侮辱されたとき。阪神の成績がどんなに悪くてもキレたりせーへん阪神ファンやけども、阪神を侮辱する奴に対しては一瞬でキレる。まぁファン心理は人それぞれでどれが優れてるとは言われへんけどな…
そんなわけでダミアンはボカを離れて移籍。
リーベル・プレートvsボカ・ジュニオールの対戦はスーペルクラシコと呼ばれるアルゼンチンのナショナルダービーです。つまりアルゼンチンを代表する一戦だということ。スペインのナショナルダービーはもちろんバルセロナvsレアルのエル・クラシコやし、イングランドダービーといえばマンチェスターユナイテッドvsリヴァプール。イタリアダービーならインテルvsユヴェントスとゆーよーにね。
でも日本ではナショナルダービーと呼べる試合は無いね。マリノスvsヴェルディがそーだったかもしれんけど、今じゃ見る影もないわ…
日本でのナショナルダービーがあるとすればそれは阪神巨人戦しかないやろね。ここでさ、俺は常々ムカついとることがあるんやが、この両チームの対戦を常に巨人阪神戦と呼ぶバカが多すぎるねん！東京ドームでの試合ならそー呼ぶのもかまへんけどな、甲子園での試合でありゃ阪神巨人戦と呼ぶのが筋やろうが！ちゃうんけコラァ！
そんな和也に帰国する決意をさせたのもやはりダミアン！
ダミアン「俺のプレーひとつでアルゼンチンが震え立つ。そしてそれに応えるためにまた俺は得点する。繰り返し繰り返しそのためだけにテンションは高まっていく。」
そんなわけで和也のアルゼンチンでのラストマッチはボカvsリーベル！ダミアンと決着をつけねばならんのやけど、その前にこいつが立ちふさがります！
2623分無失点の間には26本のPKを防いだという怪物（笑）
Jリーグでの連続無失点記録はシジマールの731分だけど、GKのこの記録ってのはチーム力や対戦相手にかなり左右されるし、何よりPKもらっちゃうとそこで終わっちゃうからね…あまり参考にできる記録ではないかなと思う。これに対し野球の無失点記録は分かりやすい。日本記録は国鉄金やんの64と1/3イニング。2位が巨人の藤本英雄、以下南海の杉浦忠、巨人の別所さんと続きますが、7位に47イニング2/3無失点で藤川球児の名前が出てくるのはトラキチにはたまりませんな
ダルビッシュの連続無失点記録を46イニングで食い止めたのが阪神だったというのもたまりません(まぁダルが暴投しただけなんやけど（笑）)そんなこんなでPK獲得。リカルド相手に思いっきり蹴った和也のボールの行方は！
落ちる球といえば野球だとフォークですが、ドライブシュートとは原理が全く違います。野球のフォークは球の回転数を抑えることによって空気抵抗を増して落とすわけやけども、ドライブシュートは球に縦回転を与えることによって落とします。野球でいえば縦スライダーの発想です。
まぁ足でサッカーボールに縦回転を与えるという性質上、浮き球の方がドライブシュートは蹴りやすいわけで、PKでドライブなんて絶対不可能やとは思うけどね…
そんなこんなで試合は2-2の引き分け。和也のアルゼンチンでの旅が終わりました…
うーむ…サッカー漫画のはずが野球の事ばっか書いとるね。サッカーも好きやけど俺やっぱ野球小僧やわ！