きよの漫画考察日記770 新世紀エヴァンゲリオン第12巻 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

photo:01


お月様

さてネルフ本部を襲撃する戦略自衛隊、通称「戦自」
そんな戦自の目的はエヴァの奪還とパイロットの殺害。真っ先に見つかったのは…

{2EC4DD0B-C1D0-4704-9EE2-521E9C4BD611:01}
おいおい、シンジ殺されちゃうやん!

しかしそこに現れたのは
碇指令!
{1822F872-4E42-4B4A-AECA-811720EE6E8D:01}
怒涛のATフィールド放出。第1使徒アダムを体内に取り込んだ結果でしょーか。

さぁエヴァに乗って戦えと言う碇指令。
シンジ「父親にそんな冷たい言葉で命令されて、今僕がエヴァに乗れると思ってるの⁉」
碇指令
「「頼む、乗ってくれ」「おまえを信頼している」「おまえを愛している」そう言えば乗るのか、シンジ。だがあいにくだな、私はお前を愛しいと感じたことはない。」
{6E6EE0CD-58E1-4E07-9205-1B10D2EFE39A:01}
どんな父親じゃい(笑)

碇指令「おまえの母親は私の救いであり、支えであり、希望だった。愛する術も愛される術も知らず深く暗い地を這うような私の人生に、唯一神が与えた光がユイだった。だが与えられた光は一瞬にして奪われた。私は神を呪い、そして問うた。奪うのならなぜ与えたのかと。与えるのならなぜ奪うのか、なぜそれを繰り返すのか、罪深き人類に科せられた罰なのか…」
碇指令の目的、それは神への復讐なんよね…


さてその頃廃人になっちゃったアスカはエヴァのコクピットに強制収容。そこでアスカは出会います…

{4ADD516D-4D1D-4ED9-9502-40B099FE5266:01}
アスカ「ママ…」
{E6EB3934-5D75-48D9-A416-8FECC4A626A8:01}
つーわけで…
{6E97A204-9C55-45FB-A4C0-7F47EBEBBE60:01}
アスカ復活!
実際には精神を病んだ奴が回復することなんてあるのかね?仮にあるとすればそれは最初から病んでなんてなかっただけのことやないの?

エヴァ初号機にはシンジの母親である碇ユイの魂が同化してるがゆえにシンジとシンクロできることは説明しましたが、エヴァ弐号機にはアスカの母親、惣流・キョウコ・ツェッペリンの魂が同化しとるねん。アスカは発狂しちゃった母親からの愛を受けられなかったと思い込んでおったけども、その発狂の原因は実はエヴァ弐号機の起動実験の際にアスカの母親の魂の大部分がエヴァ弐号機と同化してしもたからなんよね…
アスカ
「ママ、わかったわ。ATフィールドの意味。あれは本当のママじゃなかった。」
{387E4F18-91B1-41A3-9C1B-7987D8F780D0:01}
エヴァンゲリオンの裏テーマは結局のところ親子関係なんよね。シンジとその父ゲンドウ母ユイ、アスカとその母キョウコ、そしてリツコ先生とその母親ナオコ…


さてその頃ミサトさんはシンジを連れてエヴァ初号機を目指しますが、途中で撃たれちゃいました…
ミサト「これからはあなたひとりよ。行けるわね。」
シンジ
「でも僕はもう…わからないんです。何が正しくて何が正しくないのか…誰の言うことを信じればいいのか、ミサトさんの言う希望が何なのかもわからない。僕がエヴァに乗ったって何も変わらなかった。大事な人たちを失っただけだった。」
{27335967-1273-48F4-88EB-928759D4E323:01}
ミサト「まだ駄々をこねる気⁉これまでそうだったからってこれからもそうだとは限らないでしょ。命令よ…エヴァに乗りなさい。エヴァに乗ってアスカを助けなさい。それがあなたが今できること。しなくちゃならないことよ。」
{A02E0845-C5E5-4AC0-A2E9-116D8C346ADE:01}
あれ?まさかミサトさん死んだりしねーよな?

ミサト「アスカを見捨ててなんておけないでしょ?」
シンジ「…はい…」
ミサト「…いい子ね。それが終わったら、その先は私はもう命令なんてしないから…」 
{2F9AA04D-E966-4E95-AE40-7154955B1B9A:01}
ミサト「あなたはもう子供じゃないわ。まわりの大人たちの言うことに振り回されて、甘えたり駄々をこねたり殻に閉じ籠ったりするのはもう終わりよ。卒業するの。怖がらないで。もう一度自分の意思で一歩を踏み出しなさい。誰の力も借りずに答えを探しなさい。何のためにここに来たのか、何のためにエヴァに乗っていたのか、何のために今こうしてここにいるのか、あなた自身これからどうしたいのか。」
「そして答えを見つけられたら、必ず戻って来るのよ。約束よ。」

シンジ「はい…」 
{A7721F50-F39B-4ED8-884D-A1067BDE197E:01}
いきなりどーしたのミサトさん⁉ 
{884191CB-FCD7-4AC1-8B3B-5C543F129FC4:01}
大人のキスの続きといったらもう一つしかありませんがね(笑)
もう子供ではなく大人なんだということをシンジに伝えたかったんやねミサトさんは…こりゃミサトさん死ぬな…

そしてシンジを1人エレベーターに乗せて… 
{9B350CFA-7919-4ED6-ADCB-F8E6E44FCBCE:01}
「いってらっしゃい」なんて言葉、何年も聞いてねえなぁ…中学の頃からかな、おかんの「いってらっしゃい」の言葉をうっとうしいと感じ「いってきます」って言わなくなったのは。今考えるとあれほど温かい言葉はなかったのにな…

そしてシンジを送り出したミサトさんさんに戦自の銃口が… 
{296E681D-E8E9-44CB-993C-848272A86DF9:01}
ホントに死んじゃうのか⁉誰か助けに来るんじゃねえのか⁉ 
{0B803F9E-3C9A-47C2-A18A-F01DB233E9F0:01}
ミサト「加持くん…」 
{B152DFFF-3A23-435E-91E6-53709DEFBB2B:01}
レイやアスカ、リツコ先生ならともかく、シンジとミサトさんだけは死なねえと思ってた。何があっても殺しはしないと思ってた。いや、理由はなくてなんとなくなんやけども、ミサトさんが死ぬってのは俺の中では想定外。まぁ俺のチンケな想定を裏切ってくれるからこそ面白いんやけどね…


そして初号機へたどり着いたシンジ。だけども初号機は戦自により凍結されちゃってました…
シンジ「だめだ…こんなのないよ…約束したんだ、ミサトさんと。アスカを助けに行くって…約束したのにエヴァが動かせないなんて、そんなのだめだ。動いて。母さん…動いて…」
「動いてよ母さん!」 
{E5527384-519A-4439-802C-DB4DF3DDF235:01}
こりゃあともう少しでエヴァも完結するな…