さて舞台はSGダービー優勝戦、メンバーは洞口・犬飼・江上・榎木・波多野・鮎川。これは激戦の予感…
さあ第1マーク、超スピードでマクリに行く洞口、洞口だけには譲らぬと内から突っ張る犬飼、その内を差す榎木と波多野！
この時点で江上さんと鮎川さんは脱落です（笑）
そして第2マーク、榎木・洞口・犬飼の最内を突いて…
そして憲二と洞口のトップ争い、だけどもここで洞口スペシャルペラの弱点発覚。それは周回を重ねるごとにペラが開いてしまいスピードが落ちるということ。そして追い詰められた洞口は最後に一か八かのダンプ！
18巻でやっとSG制覇か…まぁ展開が早すぎちゃ重みがねえしね。ちょうどいい頃合いかと思います。
そして次の波多野の戦いの舞台は福岡競艇場。がしかしここで波多野は落水。その上に他のボートが乗っかってしまい…
左手掌部の腱が10本断裂、神経2本断裂、動脈1本断裂、橈骨損傷。これをつなげられるってんだから現代医学ってのは凄えよな…腱や動脈はまだ分かるとしても神経なんてどーやってつなぐねんな？
俺は人生で大きなケガをしたことが無い。骨折したことも無いし…だけど右足の踵、ここは骨折しとる気がするねん。6年ほど前に酔っ払って後輩に「後ろ回し蹴りの手本を見せたらぁ！」って言って飲み屋の看板に思いっきり後ろ回し蹴りを入れたところ踵を負傷（笑）もー悶絶
一週間ほど脚を引きずったあげく病院には行かんかったが、今でも痛みが出てくることがあるし、衝撃を加えるといまだに痛い。一回くらいレントゲン撮ってもらった方がええんかな…さぁこの事故を聞いた澄ちゃん。
そして手術。家族が駆けつけますが…
さてお見舞いに来た勝木が取り出したスポーツ新聞。
俺が生まれてからの34年間、日本代表はフランス代表と5回試合してますが、その結果は1分4敗。フランスには勝てないんです。まぁフランスに限らずイングランドにもスペインにもイタリアにもオランダにもブラジルにも勝ったことはありませんがね…(オリンピックは代表の試合だとは評価しません)しかもドイツに至っては一度も試合すら組んでもらえてないんです！アルゼンチンに勝利したことに喜ぶよりもまずドイツに試合をする価値があると認めさせなきゃいけねーんだよな、日本ってのは…
さて連日お見舞いに来る青島。
関西弁、京都弁、広島弁、博多弁の4つが取り上げられることは多いけども、それ以外の地域でも可愛らしさは何ちゃ変わりません。がしかし復帰に対して後ろ向きの憲二。
憲二「事故以来1か月近く左手を動かしてないんだぜ。そうするとだんだんこれが当たり前のような気になってくる…」
青島「…確かに私はケガをしたことはない。でも今波多野くんのように先のことがわからない不安に絶望しかけたことはある！本栖に入る前にね。」
「きっと誰の人生にでも不幸の穴は口を開けて待っている…人によって深かったり浅かったりするんだろうけど。」
さぁこのビンタと洞口の活躍がきっかけとなって…
憲二「ハラは決まったよ。何がなんでも復帰する！」
だけど「頑張れ」って言葉は大人になると使わんくなるよな。まぁメールなら使うけども、口に出すことは少ない。俺は人を応援するときには「根性みせろ！」「気合いみせろ！」を使う。それは何故か？だって「頑張れっ！」って言われるよりも「根性みせろっ！」って言われる方が燃えてくるやんか！
そんなこんなでリハビリに励む憲二。がしかーし、病室でモンキーターン最大の問題が発生してしまうんです！
