さて龍造寺館長vs不破北斗、館長が掟破りの圓明流の技を披露！
不破にはかわされましたが、もしこの蹴りが当たっていたならば…
十字固めに入るのにこれほどかっこええ入り方はないよな…
さぁ不破相手に一歩も引かない館長、そこで不破が出した技が…
何をしたかというと、唾を眼に吹いたんです。シンプル、それでいて効果的ですな…
ちなみに俺もよく道端にツバを吐いてはモラルがないと非難されるけれど、じゃあ口の中に溜まったツバはどーしたらええねん？飲み込みたい奴は飲み込めばええやろけど、飲み込みたくない奴は吐くしかないやろが！
さてこの訃霞で流れを掴んだ北斗、一気に決めにいきます！
だけどもまだ終わらないのが圓明流！
九十九ももちろんこの斗浪を使えるんやろうけど一度も使ったことはありません。その理由はこの斗浪という技が完全に人殺しの技やからかね…
さぁ、それでも立ち上がる館長。最後に愛弟子海堂に見せるのは…
それにしても「一撃必殺」よりもかっちょええ四字熟語は無くない？
結局館長は予想通り敗北。陸奥と再戦を果たした男という称号を得ることはできませんでした。歴史上陸奥と2回戦うことができたのは雑賀孫市、柳生十兵衛、沖田総司、そして毅波秀明の4人くらいかね？
さて不破の待つ決勝へ向かう九十九。だけどもここまで蓄積したダメージは深刻で…
舞子「そうよ、嘘つきが好きよ…優勝するなんて約束なんかどうだっていいよ！かっこうつけて死んじゃうバカは嫌いよ！だから…行かないで…おねがいだから…」
九十九「オレは嘘つきは嫌いだ…そんなことを言う女もね…」
舞子「き…嫌いでいいよ…だから…行かないでよ…」
九十九「舞子…おまえがしがみついている道着に何がついている？血だよ…飛田高明の…羽山悟の…竹海直人の…そして片山右京の血だ…」
結局女が何を言おうが男の進む道を変えることはできんのです。女に「行かないで…」と言われて行くのをやめるよーな男は男ではないんぞ！
つーわけでついに決勝、陸奥九十九vs不破北斗！
九十九のベストバウトをどれか一つ選ぶのは難しいけれども、間違いなくその候補として挙げられる名勝負です。
九十九「なぜ出てきた…」
北斗「フ…くだらぬことを聞く…雌伏の時代に終わりがきたということだ…不破圓明流は本日をもって日本格闘技界に君臨する…」
九十九「くだらないな…もう少しましな答えをかえせよ…忘れるなよ…圓明流は人殺しの技だ。しょせん影と闇に生きてきたものだ。それを…今のこの平和な日本で誰に教える⁉」
不破「ほざくな…人を殺せぬ男が…なにが人殺しの技だ…オレからも聞こう…ならばなぜ…宗家のおまえは光の下に出てきたのだ。」
確かに陸奥圓明流1000年の歴史を覆して表舞台に出てきた以上それなりの理由がなくちゃアカンよな。
そして九十九の答えは…
九十九「オレが光の下に出てきたのは…圓明流を…」
さて不破の反撃。
まぁこれを前回しでやるならともかく後ろ回しでやるあたりがさすがですなぁ…
さらにこれぞ圓明流という技を不破が披露！
圓明流の技でくらうと即死かもなと思えるのは朱雀、厳颪、そしてこの狼牙かね。これらに共通するのは「地面に叩きつけると同時に顔面に肘か膝を叩き込む」という点。打撃で人を殺すということを考えるとやはりこーゆー発想になるんやろね…