さて九十九vs片山右京、九十九の攻撃は飛田を倒した陸奥圓明流奥義龍破!
さぁ龍の顎はかわした片山、だけどもこの後飛んでくるかまいたちをどーやってかわすねんな⁉叩き潰しました(笑)真空であるかまいたちが飛んでくるならそこに空気の塊をぶつけてやればええと。この辺りは修羅の門という漫画がリアリティを失いかけた危うい時期でしたな(笑)
そんなわけで片山に破られた龍破。だけども…
九十九「龍破がやぶられるならば、菩薩掌も破られることがある。片山さん流に言えばこうかな…」
さぁ挑発された片山、惜しげもなく菩薩掌炸裂!九十九は片山の手を外側から抑えただけ。やはり菩薩掌は破れないのか…
がしかしこれこそが菩薩掌破りやねん。菩薩掌という技はね、両手で相手の頭を挟み込み、わずかな隙間を空けて両腕を固定することによって一瞬のうちに何百回も頭部を掌に叩きつける技やってん。だから九十九は片山の手を抑えることによってこの隙間を無くしたわけです!
俺が中学生くらいかねぇ、この菩薩掌ごっこが流行りました(笑)中学生の男の子なんてまだまだ子供やからねぇ…
さぁ菩薩掌を破り片山の懐に入った九十九。こーなったら陸奥圓明流に勝てる奴はいません。なぜなら陸奥圓明流には接近戦最強のこの技があるから!虎砲!
虎砲をくらうとまず立てません。天才片山といえども例外ではなく、ここで片山敗退…
がしかし立ち上がった片山。満身創痍の身体で、しかも闘気が一切無いにも関わらず九十九を圧倒する怒涛の攻撃!九十九「圓明流は人殺しの技だ…片山さんの境地には、菩薩にはなれはしない…だからオレは…」とは言いつつね、まだ九十九は修羅になってません。九十九の心の奥底に潜む修羅を引きずり出したのは陸奥冬哉、不破北斗、アリオス・キルレイン、イグナシオ・ダ・シルバ、レオン・グラシエーロの5人だけかね?
つーわけで人のまま神を倒した九十九、決勝進出!
さて準決勝第2試合。圧倒的強さでここまで勝ち残った龍造寺館長の対戦相手は…まぁこーゆー格闘漫画におけるトーナメント戦といえば突如現れる謎の強豪ってのは定番だわな。バキのジャックハンマーしかり、天下一武道会のシェンしかり…
この不破、経歴や流派は謎なんですが、いきなり龍造寺館長の正拳突きにカウンターのヒジを叩っ込みます!裏蛇破山だとぅ⁉
まさかの…まぁいかにして陸奥と不破という二つの圓明流が成立したのかは外伝修羅の刻で明らかにされますので今は内緒。ちなみに陸奥圓明流は1000年無敗ですが不破圓明流の歴史は400年とちょっと。1582年7月1日に不破圓明流は陸奥圓明流から別れ成立したんです。この日付だけで何があったか分かる奴はなかなかの日本史通ですな…
さてこの時点で龍造寺館長の勝ちの目は皆無。これで館長が不破に勝っちまったらストーリーもクソもねーからなぁ(笑)
つーわけで決勝は九十九vs不破でほぼ決定。だとすると互いの圓明流の技を解説できるキャラが欲しい…そんなわけでこのじーちゃん登場!九十九のじいちゃんであり陸奥圓明流第39代伝承者。西郷四郎を破った37代陸奥天兵のおそらく孫であり、土方歳三を破った36代陸奥出海のおそらくひ孫。第38代の陸奥は謎やけれども、出てくるとすれば太平洋戦争編や日清戦争編になるのかね…