さて特待生vs夢島組の試合も大詰め。０行進を続ける吾郎と眉村のストレートの秘密が明らかに。
それではジャイロボールとはどーゆーボールかというと…
たしかにストレートを投げるためには空気抵抗は少ない方がいい。だけどもそれ以上に必要なものがあるんです。それは「マグナス力」これはボールを浮き上がらせようとする力のことで、この力が発生するからこそストレートという球種は重力に逆らってまっすぐ飛んでいくんです。
そしてこのマグナス力というものはボールにバックスピンをかけることによって初めて発生するんです。つまり伸びのあるストレートというものはきっちりバックスピンがかかっててマグナス力の大きいボールのこと。これに対してジャイロ回転のボールは空気抵抗は小さいけれどもマグナス力が発生しないがためにボールの軌道はフォークみたいに落ちていくことになるんです。
つまりジャイロボールとは究極のストレートなんてものではなく、沈んでいく変化球の一種なんです！
さてさて試合も終わり、1軍のスタッフが登場。そこに変な奴がいました…
最近テレビを観とるとオネエキャラの奴がいたるところに出てくるが、正直言ってウザったい。話術やネタの内容のレベルではなく、キャラの面白さだけを重視する関東のTVにはもー飽きた。
つー訳で特待生チームに一本のヒットすら打たせなかった吾郎。それでも吾郎に自主退学を勧める早乙女監督。頑なに吾郎を認めないその理由は…
静香「昔…海堂にもあなたみたいな選手がいたわ…」
さすがにこの理由に転校するしかないと促す寿也。だけども…
吾郎「ダメだよ。ダメなんだよ。オレはまだマニュアル野球に負けるわけにはいかねーんだよ。聞こえるんだ…同じ俺にははっきりと聞こえるんだ…」
さて一軍監督に直訴しようとする吾郎の前に立ちふさがったのは…
MAJOR史上最も性格の悪い最低な奴。こいつさえいなけりゃMAJOR甲子園編があったかもな…
そして吾郎のテストの相手が…
そんなこんなで吾郎の退学を取り消した江頭。その目的は…
江頭「茂野吾郎を甲子園のスターに仕立て上げるんですよ！」
泰造「ちょっと待ってよ！別にスター性なら眉村君にも薬師寺君にもあるじゃない!?なぜわざわざ茂野君に目をつけるのよ!?」
江頭「フフ…私が茂野吾郎に目をつけたのはルックスや実力だけじゃありませんよ。彼には誰にも真似できない偉大な付加価値がある。」
俺はできれば野球から商業性を撤廃して欲しいと思う。まぁそんなことは無理だけれども、金儲けや売名目的で野球の世界に絡んでくる企業や高校は気に食わん。野球好きの人間ばかりが集まればきっともっと野球は楽しくなると思うけどな…