さてさてついに最後、12番目の使徒がネルフ本部に侵入!その正体は…フィフスチルドレン、渚カヲル!カヲルは12番目の使徒タブリスだったのね~。
ちなみにこの回のタイトルは「最後のシ者」
シ者ってのはもちろん使徒のことだけども、これを繋げて読むと「渚」になります。
さらに「カヲル」という名前、各文字をアイウエオ順に一つ前にずらして読むと「オワリ」になるんです。
最後の使徒、つまり渚カヲル。うーん、これぞ言葉遊びですなぁ。
さぁカヲルを撃退する役目はもちろんシンジ。
ミサト「渚カヲルという人の形をした使徒を殲滅するの。いい?聞こえたわね!」
シンジ「ちくしょう…なんでなんだ…」レイとアスカを失い、トウジをその手で殺し、今またカヲルを殺さなければならない…そりゃ辛いわな。
さてネルフ最下層にたどり着いたカヲル。なんのこっちゃいな?と思ってしまうけどね…
えー、ざっくり説明しちゃうと、ここにいたのが第2使徒リリス。このリリスは、人類を含む地球上の全ての生物の源。
これに対して使徒だけは違ってて、第1使徒アダムから生まれたのが使徒。
そしてリリスの肉体はここに保存されとるわけやけども、アダムの肉体は…碇指令の体内にあるわけですな。
だけどね、碇指令がパクついたのはあくまでアダムの肉体。その魂はカヲルの中にあるわけです。
じゃあリリスの魂はいずこに?そーです、リリスの魂は綾波レイというクローン人形の中にあるわけですな…
つーわけでこれがエヴァンゲリオンにおける核心。分かりにくいけども理解するしかないんです。
そしてついに対峙したシンジとカヲル!
カヲル「まあ、サードインパクトを起こそうと起こすまいと、どっちにしろ僕という個体は消えてなくなるから、本当は僕にとってサードインパクトなんてどうでもいいんだよ。」シンジ「そんなの、ずるいよ…そんなふうに言われたらできるわけないだろ!」
別に自殺願望があるというわけじゃなく、生まれたときから運命が決められておったカヲルにとって、人という生物の死に方というものに少なからず影響を受けたカヲルにとって、重要なのは生き方ではなく死に方なんよね…
さぁシンジの決断は!
シンジ「できないよ。そんなふうに言われても、抵抗もしない相手を殺すなんて僕にはできない。」
カヲル「なんで?最後の願いだって言ってるのに。できないのは自分が罪悪感にさいなまれるのが怖いからだろう?僕のことはこれっぽっちも考えてない。そんなに嫌いなんだ、僕のこと。」
シンジ「嫌いじゃない!嫌いだなんて、一言も言ってない。」
カヲル「じゃあ君の本心を見せてみろ。」カヲル「そう、武器は使うなよ。君は僕をしめ殺した感触をその手に残すんだ。そうしたら君は僕のことをイヤでも忘れられないだろ?今まで君が失った人たちと同じように。」
ついに全ての使徒を倒したわけですな…
さぁ落ち込むシンジ。そりゃそうだわな。
ミサト「すまなかったわね…もっと早くに彼が使徒だとわかっていれば…でも、あなたがやったことは正しいことよ。守るべきものを守ったんだもの。」
この言葉に対してシンジが思うことは…
「正しいこと…守るべきものを守った…結果的にはそうなんだろうけど…」
これこそエヴァンゲリオンの世界観だわな。世界は守るべきもの、少年漫画において前提となっているこの常識こそが、実は疑わしいものなんだと。
さて最後の使徒を倒したにも関わらず襲撃を受けるネルフ本部!最後の敵は使徒ではなく、人間でした…
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