11巻の主役はこの子です。誰?と思った奴は死刑。小林さんでしょ!小林瑞木!
しかしながら勝率1.55のB2級。デビューして2年、成績は上がらず1年近く1着は無し…
研修時代、よく波多野が言ってくれてました。「大丈夫だよ、小林さん!できる!できる!」とゆー訳で小林さんは碧南訓練所へ。フライングを切った後100走以内にもう一回フライングを切っちゃうとここに来なきゃならんのです。
碧南とは名古屋の南にある三河湾沿いの市ですな。三河安城駅が近いそうな。懐かしや~
そして訓練所で波多野、河野さんと再開。競艇選手を辞めようと思ってた小林さんですが、2人に付き合ってもらってモンキーターンの練習をすることに。
波多野も河野さんも知っておったんです。小林さんが勝率が低くて苦しんどることを…
そんな小林さんに鮎川さんからアドバイス。「ウサギとカメやなぁ。」でもどっちになりたいかって聞かれたらやっぱウサギがええわなぁ。
そして小林さんは地元へ。小林さんのホームグラウンドは…
宮島競艇場!
東日本の奴は宮島のある「廿日市市」が読めねーんだよな。「はつかいちし」です。そして廿日市といえばもちろん厳島神社!
ちなみに2つ以上の世界遺産を抱えとる県は日本で奈良と広島のみ。日本国内の世界遺産は14箇所ですが、そのうち奈良の寺院群、奈良法隆寺、古都京都、兵庫姫路城、広島原爆ドーム、広島厳島神社、栃木日光東照宮、この7つは死ぬまでに訪れなきゃ日本人やないな。
残りの7つ、鹿児島屋久島、東北白神山地、中部白川郷、沖縄琉球王国、和歌山紀伊山地、北海道知床、島根石見銀山は…別にたいしたことなかろう。ちゅーかこの7つは世界遺産にすべきじゃない。ほかの世界遺産の格が下がってまうよ。
さてレースに挑む小林さん。地元の強豪世良さんと、絶好調の萩原が飛び込んだ第1マーク…
根性を振り絞り追撃をかわした小林さん。1着でゴールしたけど前が見えません…よく頑張りました。
そんな訳で飲み会の席。小林さんが波多野からモンキーの特訓をつけてもらったことを聞いた世良さん「将来性ありそうだな、狙っちゃえよ小林。稼いでくれるぞ。」おーっと、澄ちゃん、青島、亜紀さんに続き小林さんも波多野争奪戦に参戦か?
これに対し分かりやすいリアクションとってくれるのはこの子。そして酔っ払った青島はカラんできたサラリーマンに対し…宮崎娘炸裂!
「なんばしょっと!」は可愛らしいなこれが四国やと「なぁしょんぞ!」になる。やっぱ九州人と四国人のしゃべりは近しいものを感じる。
さらに「てげ」は「とても」の意味ですな。
ちなみに47都道府県の「とても」は以下のように言うそうです。
なまら(北海道)
たんげ(青森)
らずもね(岩手)
らずもね?なんじゃそりゃ(笑)
いぎなり(宮城)
しったげ(秋田)
すこだま(山形)
ばげーに(福島)
うーむ…東北は訳わからんな(笑)
うんと(茨城)
まっさか(栃木)
なっから(群馬)
いら(埼玉)
のーほど(千葉)
べらぼー(東京)
いやいや、べらぼーなんて言う奴見たことねーぞ。
すっげー(神奈川)
ごーぎ(新潟)
なんちゅう(富山)
まんで(石川)
ひっで(福井)
だたら(山梨)
えれー(長野)
でーれー(岐阜)
がんこ(静岡)
でら(愛知)
むっちゃ(三重)
えらい(滋賀)
えろー(京都)
めっちゃ(大阪)
がっせー(兵庫)
…がっせー?いったい兵庫のどこでそんな言葉を使っとるんじゃいな…
ごっつー(奈良)
やにこー(和歌山)
がいな(鳥取)
まげに(島根)
ぼっけー(岡山)
ぶち(広島)
ぶり(山口)
ごっつい(徳島)
ものすご(香川)
まぁ使うけども…メジャーではないよ…
ほーとー(愛媛)
こじゃんと(高知)
ばり(福岡)
がば(佐賀)
いじ(長崎)
たいぎゃ(熊本)
しんけん(大分)
てげ(宮崎)
わっぜー(鹿児島)
でーじ(沖縄)
なんか納得いかねぇのもありましたがね。
さて波多野は初のナイター。舞台は蒲郡競艇場!
現在では蒲郡で開催されるレースは全てナイターになりました。そのおかげで売上額はなんと住之江を抜いて全国1位!
そこで慣れない内からのレースに挑戦する波多野。選手道に反する行動を知らずにしてしまい、他の選手からインに入れてもらえないハメに。選手間だけの暗黙のルールってのは存在するんよな。メジャーリーグだと大差で勝ってる場面での盗塁とか、早いイニングでのクリーンナップの送りバントとかは叩かれますな。まぁこーゆーのはファン目線からみれば手抜きに見えちゃうけど、選手目線でみれば必要なことかもしれんのぅ…
そして波多野は優勝戦進出!
そしてついに出走!女の子はハンカチ握りしめるの好きよなぁ。俺ハンカチなんて生まれてこのかた持ったことないぞ。