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この三国志第20巻、冒頭から大事件が起こります。
時が流れるんです(笑)具体的には19巻の時点で西暦200年でしたが、これが207年くらいまで流れます。
まぁこの7年間特に何も起きなかったからと言うなら分かるんですけど…全然そんな事ないんですよ。
三国志序盤の大一番である官渡の戦いがまさかの1コマで終了(笑)
なぜこんなことになってしまったのかと言うと、このタイミングで掲載誌が変わってしまったからだそうな。新規読者も大勢居る中で官渡の戦いから始めると主人公である玄徳がしばらく登場出来ないし、真の主人公とも言える孔明が20巻過ぎても登場する気配すら無いというのもどうなのという事になり、ここは思い切って削っちゃおうという事になったそうな。
…なので横山光輝に代わり官渡の戦いを簡単に説明しときましょう。関羽が顔良と文醜を叩き切ったのが白馬の戦い、その後ついに袁紹と曹操が雌雄を決する戦いがやってくるわけです、それが官渡の戦い。
戦力的には優位な袁紹軍でしたが、内部でゴタゴタが起こり許攸が裏切って曹操に投降。そんな許攸からの情報により曹操軍の楽進が袁紹軍の兵糧が集まっている烏巣を奇襲、袁紹軍の淳于瓊を討ち取ります。これにより袁紹軍の張郃・高覧が曹操に投降。さすがにこれで袁紹軍が撤退したというのがざっくりしたあらすじです。その後袁紹が病死し後継問題で家臣団が二分してしまい、そこに曹操軍の介入が入り袁紹一族滅亡。この流れがざっくりカットされてしまっているんですよね…
そんなわけで舞台は荊州へ。ここの大守はこの人。
劉表 景升!
どーにも評価の難しい人ではあります。元々は袁紹や袁術と同様に何進に仕えており、その後荊州をよく治めていたわけですが、戦場に赴いた描写が無い典型的な内政君主という感じなんですよね。それが悪いわけじゃないんですが、軍事的才能や戦場を駆ける勇猛さもなきゃこの時代の指導者としては物足らない印象を受けてしまいますよね…
ちなみに劉表のステータスは統率53武力31知力71政治84魅力83総合322ポイント。まぁ君主ってこんなもんでしょ、曹操や劉備、孫堅や孫策辺りのステータスの方がバグってんだよな…
そんな荊州で反乱が起きます。
三国志に登場する女性はよくこーやって攫われるんですが、実際女性を攫うときにわざわざ担ぐ必要なんてないですよね。髪の毛持って引っ張れば良いだけの話です。
さてこの反乱鎮圧に当たるのが劉備軍。
賊の張虎、この名前は三国志において何人か登場します。劉表の部下、曹操の部下、荊州の賊、3人の張虎が存在するので注意しましょう。
さらに副将の陳生も張飛が瞬殺。
部下の「あれれ」が緊迫感なくて良い味出してますw
さて荊州で存在感を増していく玄徳が気に入らないのはこの人。
蔡夫人、後に自分の息子である劉琮を後継者とするためにゴタゴタを巻き起こした挙句、劉琮と共に殺される事になります。女子供が政治に口を出すとそーゆー結末を招く事を劉表は分かっていたのかもな…
さて劉表の部下その1。
蒯越 異度!
どこにでも居そうな顔してますが、劉表が荊州を統一する際の功労者であり、あの曹操が荊州を手に入れた際に「荊州は別に要らんけど蒯越を手に入れたのは嬉しい」と言ったとか。そのステータスも統率49武力33知力84政治87魅力71総合324ポイント、政治87は全体29位と高水準。劉表配下には黄忠や魏延も居るわけですが、実はこの蒯越が最も優秀だったのかもな…
さらに劉表配下その2。
伊籍 機伯!
後に劉備に仕え、入蜀以降は法律の編纂等に活躍し孫乾と共に重用されたそうな。ステータスは統率31武力23知力75政治85魅力86総合300ポイント、やけに魅力値が高いのは謎ですな。
ちなみに三国志の登場人物を出席番号順に並べると伊籍は相当前に来ます。伊籍より前に来るのは南蛮討伐で登場する阿会喃くらいしか居ません。だから何?と言われると哀しいんですが…
さてここでこの人物が生を受けます。
阿斗!
後の蜀二代目皇帝劉禅ですね。劉禅があまりにも愚かだったために阿斗→アホの語源になったという説がありますが、信憑性は薄いそうです。だけどもし阿斗がアホの語源であるならば、とんでもなく日本文化に馴染んでいる人物として逆に偉大なのかもしれないなぁ…
つーわけで父親になった玄徳に対し、同じ父親の悩みを相談する劉表。
長子相続という仕組み、現代人感覚からすると馴染めないかもしれませんが、当時としては当たり前だったんでしょう。我々は相続と聞くと「私有財産の相続」をイメージしてしまうんですが、当時はそうではなく「家督の相続」こっちに重きが置かれていたんでしょうな、それなら長子が相続するのが理に適っていますからね…
さてこの荊州編の重要人物が登場します。先程登場した蔡夫人の弟に当たるこの人です。
蔡瑁 徳珪!
ちなみに蔡瑁には他の姉もおり、その姉の嫁いだ相手は黄承彦という人。この夫婦に生まれた娘が黄月英、あの諸葛亮孔明の嫁です。つまり蔡瑁は孔明にとって嫁の叔父さんという事になるんです。これは知らんかったな…
そんな蔡瑁の能力値は統率79武力64知力77政治75魅力59総合351ポイント。良く言えばバランス型、悪く言えば無個性ですね…
そんな蔡瑁、玄徳を陥れるために色々と画策します。
謀略が雑だのぅ(笑)仮に玄徳に野心があったとしても、それを壁に書き残していく意味なんてこれっぽっちもありませんからねぇ…
そんなわけで練られる玄徳暗殺計画、劉表配下3と4も加わります。
王威の方は統率61武力65知力60政治54魅力64総合304ポイントという良くもなければ悪くもない武将ですが、もう1人の文聘 仲業は良将。統率82武力84知力62政治66魅力70総合364ポイントは全体81位タイ。文聘は劉表の死後曹操に仕える事になり最前線である江夏の地を任される事になるわけですが、関羽や呉を撃退し続け江夏への侵略を一切許さなかったんです。三国志演義だと目立たない役割になってしまっているんですが、その功績は魏の内部でも低くはないんですよね…
そんなこんなで狙われた玄徳は逃走します。
馬は基本的に泳げます。その必要がないからあまり泳がないだけであって、基本的に哺乳類は全て泳ぐことができます。例外はチンパンジーやゴリラのような霊長類だそうですね。だから泳げないという人もそこまで恥ずかしいことではないんです、人間が泳げないのは先天的なものなんだから。
さて新野城に帰ろうとする玄徳ですが道に迷います。
この童子の騎乗スキルに感服(笑)
そんなわけでこの人物が登場。
水鏡先生!
本名は司馬徽 徳操。玄徳に伏龍鳳雛の存在を初めて伝えた人物ですな。そして司馬徽自身は誰にも仕える事なく生涯を終えたそーな。頭の良い人間ってのはそーゆーところありますよね、やっぱ自分より知恵の劣る人間の下では働きたくないという気持ちが働くんだろうなぁ…
そんなわけで水鏡先生に教えを乞う玄徳。
ちょっとは考えてから答えんかい(笑)
さて劉表の後継者問題、その張本人も登場。
劉琦!
まぁ当時の社会で義母なんてものはただの敵だったのかもしれませんね。せめて血の繋がりがあればそこに多少なりとも肉親の情も湧くもんですが、義母なんて所詮は赤の他人だもんな…
そんな劉琦のステータスは統率41武力9知力54政治73魅力73総合250ポイント。武力9という低さはまぁ納得ですが、さらに低い武力5の劉禅や王允相手なら一騎討ちでもワンチャン劉琦が勝利できるかもしれませんねぇ。
そんなこんなで劉備もついに頼りになる軍師と出会います。
徐庶 元直!
活躍が描かれる期間はとても僅かであるにも関わらず読者に強いインパクトを残した、まるで雲のジュウザのような武将です。後に劉備配下から曹操配下へと変わりますが、そのまま孔明らと共に玄徳に仕えていたらどうなっていたでしょうかね。歴史にたらればは無いんですが、そーゆー妄想も楽しいもんです。
そして徐庶のステータスは統率80武力64知力94政治80魅力81総合399ポイント。知力94はあの魯粛や荀攸と並び全体10位タイ。総合ポイントでも全体20位という超ハイスペック。軍師なのに武力が高めなのは、後に語られる事になる徐庶が若い頃の武勇伝によるものなんでしょう。
さていよいよ始まる曹操軍vs劉備軍、曹操軍の大将はこの人が務めます。
曹仁 子孝!
曹操との関係は「はとこ」に当たるようですね。まぁ三国志演義では戦場での判断ミスが多い凡将のような描かれ方をされてはいますが、実際には魏の全武将の中で曹操からの信頼が最も厚かったのは夏侯淵と曹仁の2人だったそうです。張遼や賈詡のような外様武将達はどんなに能力が高かろうとも、夏侯淵や曹仁のように曹操の旗上げ当初から付き従っていた武将にはさすがに敵わなかったのかもな…
そんな曹仁のステータスは統率90武力88知力60政治53魅力80総合371ポイント。統率90オーバーは19人しかいませんからね、魏軍の中でも卓越した武将である事は間違いありませんな。
そんなわけで順序が逆になりましたが、徐庶に粉砕される武将2人。
呂曠は統率55武力63知力17政治29魅力24総合188ポイント、呂翔は統率56武力69知力13政治19魅力22総合179ポイント、似たような能力値ですがこの2人は兄弟です。元々は袁紹配下だったんですが、曹操軍は袁紹軍を飲み込んで自軍に組み込んでいるという事ですな。
それよりも気になるのはここでの呂曠の「足手まとい」発言。現代人での感覚では足手まとい=足を引っ張るという感じで「仲間なんだけど邪魔」という意味合いで使っていますが、ここでは「邪魔な敵」を足手まといと表現しているんですよね。足手まといという言葉の本来の用法からすればこれは正しいんですが、どうしても「足手まとい」と「足を引っ張る」を同義に使ってしまいがちではあるよな…
さてさて猪武者の曹仁を諌めるのがこの武将。
李典 曼成!
正論を言うんですが、その意見がほとんど通らない哀しい男、李典。まぁ組織の中で上役に対して意見できるだけでも立派ですよ、李典は。
そんな李典は統率77武力77知力80政治72魅力61総合367ポイントで全体70位。武力知力共に高水準で並べるのはなかなかに難しく、武力75以上で知力80以上ともなると李典の他には姜維・鄧艾・李厳・郭淮の4人しかいません。これもまた有能な武将にしかできない事ですね…
そんなわけで趙雲vs李典。
まぁ趙雲は武力96の怪物ですからね、これを上回れるのは呂布・張飛・関羽の3人しかいないし、魏軍で渡り合えそうなのは許褚1人しかいません。李典は死ななかっただけマシでしょう…






























