≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1181 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1181

 

W50に転送します。

 

2024年6月1日のブラジルニュースです。(確認6月1日)

 

為替1US$=5.24レアル(昨日と同じ)

石油1バレル=US$81.37(昨日と同じ、2か月先物価格)

 

出来事  1 (今日の一面トップ)南リオグランデ洪水で博物館、図書館、出版社のコレクションが破壊された。

南リオグランデの洪水が、文化や歴史の資料を破壊してしまった。

ジョアキン・フェリザルド博物館所蔵の30万点に及ぶ考古学コレクションに洪水の被害が及んだ。南リオグランデ州の少なくとも25社の出版社が被害を受け5万冊の書籍が失われた。

 

出来事  2  (グローボニュース・インタビュー記事)

ブラジル政府は農業者に「大豆、もろこし、綿花だけを植える」という選択肢を剥奪したいと考えている。

サフラ(収穫)計画は国家備蓄を形成するために基本的な食料の作付けを奨励すると農業大臣が語る。

農務大臣ファバロ氏は、G1ニュース(グローボ・ニュース)とのインタビューで、目的は内部供給を保証し、気象現象による損失を最小限に抑えることだ、と語った。

農家は、国内のさまざまな地域で米、豆、キャッサバ、小麦などの作物を植えることを奨励されるべきである。

(サンパウロ在住の感想  本件のニュース内容とは異なるかもしれませんが・・・昨日今日、世界中のオレンジジュースが不足して、日本のオレンジジュースも5割ちかくの値上げが実施されるそうです。その原因にブラジルの気候変動、病害虫被害があげられていましたが、だいぶ前から今年にかけて大豆、トウモロコシ、綿花畑にするために大量のミカンの木が抜かれている、という報告を聞いています。やはりブラジル人気質(単純に考える)として息の長い永年作物より、一獲千金を狙える投機作物に目が奪われ転作するのでしょう。世界一の穀物生産国が一部地域の洪水で米を輸入する、というおかしな現象が出てきている、ことからも考えられます)

 

出来事  3  グイアイーバ湖(南リオグランデ州)の水位が1っか月ぶりに洪水水位を下回った。(ニュース見出し)

 

出来事  4 ロシア、ウクライナの工場に新たな攻撃開始(国際ニュース見出し)

ロシアは、ウクライナのエネルギー施設に新たなミサイルと無人機攻撃を開始。米国と他の北大西洋条約機構(NATO )同盟国がウクライナによる武器使用を承認したことを受け、ロシアは今週土曜日(1日)、 ウクライナ全土のエネルギー施設に計100発のミサイルと無人機を発射した。

AP通信によると、少なくとも19人が負傷した。

フランス通信社によると、この攻撃で熱電発電所2基が被害を受けた。エネルギー会社DTEKはテレグラムで、「ウクライナのエネルギー部門にとって、またしても非常に困難な夜となった。敵は火力発電所2基を攻撃した。設備は深刻な損傷を受けた」と述べた。

空軍は「敵(ロシア)はさまざまな種類のミサイル53発と攻撃用無人機47機を発射した」と発表し、ミサイル35発と

無人機1機を除く全てを撃墜したと発表した。