≪脊椎管狭窄症の症状、検査、手術、帰宅、リハビリの報告  その3≫ 村松さんからのレポートです。 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪脊椎管狭窄症の症状、検査、手術、帰宅、リハビリの報告  その3≫ 村松さんからのレポートです。

 

#4: 退院、リハビリ

  2月25日退院の日となった、朝食後2人の手術医の診察を受け歩行器具でナースセンターを一周しOKとなる、医師からは退院後の説明を娘が英語で聞き、詳細が記された印刷物を受け取り、医師と看護師に感謝し娘婿の車で出発し、途中マクドナルドでハンバーガーを受け取り帰宅した、この間娘達は必要な器具や服を全て用意してくれていた、夕食はまだ家内に口まで運んで食した。翌日リハビリのセラピストが二人来宅して3月1日から開始する事と内容説明をしてくれた。首を固定しているので自分が思ように動けず家内の助けが80%必要から日にちを経過する度に80%から60、50、40%、30%となっていった、勿論食事は100%だが1週間後には自分で食べることが出来、服の着替え、ベッドの寝起き、トイレが10%位の手助けとなっている、シャワーは1日おきに取り50%が必要となっている。

  リハビリは自宅に月曜と金曜の週2日午前中下半身体操を男性、午後上半身の体操の女子が来て指導してくれる、現在4週間が過ぎ外を歩く程度に回復している、問題の左腕は日に日に上がるようになり75%程度回復している、さらに継続しているが、来週3月29日に手術医の検診があり、ここでリハビリ終了か継続かが決まる、また首の固定具を外すことができるかも決定する。この間日本、ブラジル、アルゼンチン、カナダの友人からたくさんの激励をいただき感謝に耐えない、そして東京の孫達の応援にも元気付けられた、病は気からと言うが精神的に自信を持って医師やセラピストの指導を忠実守り汗を描く努力が完治に繋がると頑張ることだと確信した。

 

 

 

 

 

 #5: 現在の状況、総括

  現在リハビリ継続中ではあるが、81歳としては健康状態が良かったことで回復も早いと医師やリハビリ指導者から言われた、又今回の手術は複雑であったが時間をかけて成功裏に終えたことも健康体だった理由に挙げられた、80歳以上は健康体か病気を持っているかによって複雑な手術は要注意であると言われた、それでも如何なる治療も医学の発達で可能となってきている事は確かであると医師は言う。高齢者に多い脊椎の故障はMRIという確な映像によって確な手術が施行される、内視鏡の発達も大きく前進し体内どこまでも確実に問題箇所の把握ができるため確な手術が行われると言う、カイロプラクター、針灸治療は一時的な処置であり再発が必ずやってくると言う、私も友人からのアドバイスで針治療が効果あると言われ、米国、日本で数回受けたが効果は見られなかった、私の例は長時間をかけて脊椎に変化が生じ神経の通過口を塞いで行った、左腕にいく神経が脊椎の変形やカルシウム等の蓄積で埋もれ神経を遮断していったのが原因と言う、そのままの状態を維持すればその神経は脳からの指示が遮断され、筋肉も縮小しやがて腕全体が死滅すると言う、確に左腕3ヶ月の間使えずの結果、右腕と比較すると筋肉の縮小が明らかであった、また私の脊椎の変化は左腕1箇所だけでなくC3〜C7迄に達しており、これから各方面への神経に問題が生じると驚かされた、特に心臓には既に変化が出て心電図に表れていたと言う。

 どうか高齢者の皆様には一度MRIの検診(全脊椎)を受けられることをお勧めします、私には脊椎管狭窄症状が最下部に見られ、今回の手術で確信し来年度に手術を受けようと考えている、コンコンクリート道や店舗の硬い床を15分20分歩くと腰全体が痺れそのまま我慢していると無神経となり歩行困難、大小便が漏れる、2−3分座ると治り再度歩くことができる、不思議なものでゴルフ場の芝の上や厚い絨毯の上では何等症状はないので, 9ホールを2回回る、18ホールを歩いて回っても症状がでなので,医師からは数年心配はいらないが手術を勧めると言われている。

 

 W -50の「古谷さん」から激励のお言葉をいただき感謝いたします、貴殿も近々腕の手術をされるとのこと、現代医学を信じていますので安心して手術を受けてください、又皆様にも詳細をご披露くだされば同じ問題を抱え手術を躊躇される人も居られれのではと、手術への挑戦されることを願っています、神戸の「出石夫人」からも激励のお言葉と美しい日本の桜花の写真を拝見し郷愁の念に浸っております、松栄さん連日の投稿ご苦労様、健康第一ですので無理をしないでお過ごしください、和田さんには長文の投稿をW-50で皆様にご醜い写真と共に披露くださり感謝です、この手術詳細が幾らかでも皆様に参考になれば嬉しく存じます。 2023年3月25日、村さんーCA(村松義夫)