村松薫さんの『塗り絵でまなぶリアル色鉛筆画』より、【立方体】と【チョコレート】を塗りました。
このテキスト、全部を順番にやると言う事ではなく、折に触れちょこちょことやってみようと言う気持ちなのですが、
最初の球体、立方体、円柱の辺りは基本ですので、取り敢えず一通り終わらせておきたいと思います。
そう思いながら、仕事やプライベートでここ一、二週間忙しかったので、前回の球体から少し間が空いてしまいました。
今週はお盆休みに入るので、ここて一気に進めてしまいます。
ってな訳で、今回は【立方体】から。
【球体】と同様にグレーと黒でデッサンの様に描きます。
本からトレースしていますが、トレースが雑なので、形が歪です。
それでも見ながら修正したりもしますが、塗っている内に歪んだ行く事もあり、なかなか難しいですね。
デッサンの場合は勿論フリーハンドで描きますが、色鉛筆画の場合、こう言うのは定規を使った方が良いですね。(トレースも定規を使うべき)
私なんぞ古い人間ですから、美術の授業で「絵を描く時に定規は使ってはいけません。」と言われた世代ですが、
(何せ、運動中に水は飲むな。兎跳びをしろって時代ですからね。)
色鉛筆画においては、割と皆さん定規を使っていらっしゃいますね。
私が思うに、建造物や工業製品などには定規を使って構わないと考えています。
そもそもそれらが作られる際もしっかりと測って作られているはずですし、歪にはならない物です。
そう言う物はしっかりと真っ直ぐで在るべきだと思うからです。
(因みにデッサンはフリーハンドで描く練習でもある訳なので、定規無しに異論はありません。)
前回も書いたと思いますが、しっかり形を理解し、どの様に陰影が付くのか?影はどう出るのか?反射光は何処に?などを一度ちゃんと学べるのは良い事ですね。
そしてその応用として、チョコレートを描くと言うのは、
課題の導入方法としてよく考えられており、素晴らしいと思います。
立方体を理解した所で、その応用編として【チョコレート】を描きます。
やはり色が入ると楽しいですね!ここが色鉛筆画をやるか、鉛筆画をやるかの分かれ目ですね。
勿論鉛筆画も素晴らしいし、そこにも興味はありますが、やはり色が欲しい!と思う人は色鉛筆画向きかもしれません。
シンプルな白黒の世界、その白黒の奥深さに魅了されるのなら、鉛筆画向きかもしれません。
白黒って言っても無限の色がある訳で、「白ってな200色あるねん。」って某氏の言葉ではないですが、
白黒も奥が深いんですよね。
チョコレートは描いていて楽しかったですが、薄い表現の部分はやはり紙目が気になります。
Beアートペーパーは細目ですが、やはり水彩紙だけあって凹凸があり、弱い力で塗っていても引っ掛かりがあり、小さな玉になる事が多いです。
逆に強く塗り込む絵ならば、別にBeアートでも問題無いといった感じです。
仕上がりとしては、やはり優しい雰囲気が出るのは悪く無いですね。
引き続きどんどん進めて行きたいと思います。