今年上半期で一番期待していた『マッドマックス:フュリオサ』を観てきましたよ。
勿論、ここはひとつ、ドルビーシネマで。
他の映画でも時折ドルビーシネマ版を見てたりしますが、でもそこまで恩恵を感じることはなかったんです。
が、今作ではエンジンが掛かる時のブロロロローンっていう振動が後頭部から響き渡ってたので、かなり実感できましたよ。
で、お話。
前作『怒りのデスロード』でイモータン・ジョーの支配下にいたフュリオサ大隊長の誕生譚といった感じ。
世の中的にはちょっと不評らしいんですが、でも私はすっごい楽しめましたね!
すっげえ面白かったよ!!
どこら辺が不評なのかは判然としないんですけど、まあ確かに前作『怒りのデスロード』の出来が凄すぎたっていうのもありますけど、今作だって結構なかなか匹敵するくらいの面白さが凝縮されてた気がしますよ。
カーアクションが少なかったでしょうかね?
確かに少なかったし、そこを目当てにしてたら物足りなさもあるかもしれないです。
でもなんていうか、フュリオサの物語というところに軸を当てるなら、ドラマとアクションのバランスがこれくらいの方がちょうどいいかな?っていうのもありますかね。
『怒りのデスロード』とセットで考えてみると良いのかも?
『スターウォーズ』と『マンダロリアン』の関係性みたいな?
ジェダイもシスも出ないからライトセーバーデュエルもないけど、でもドラマの面白さがあるし、あの世界観に浸れるだけで十分!っていう。
ほんと、あの荒廃したマッドな世界での新しい景色を新しい物語を見れるだけで十分、って。
あの広大な砂漠の中を狂った乗り物が横並びで向かってくる感じとか、ギミック満載のウォータンクの暴れっぷりとか。
無茶苦茶だろ(笑)!ってツッコミもありつつ、エンタメ映画としては抜群の一本。
スナイピングシークエンスも面白かったし、ディメンタスのいい感じに薄っぺらいキャラクターとかも堪らなかったし、パンフレットを読むと警護隊長だったジャックのバックストーリーとかも面白い。
イモータンジョーとジャックは互いに軍人で旧知の仲だった、とか劇中では全く描かれてないわけで、でもそういった部分を知った上で見るとまた深みも出てきたりしてね。
というわけで『マッドマックス:フュリオサ』堪能いたしました。
さて次。
ジャッキー映画見たいけど、でも『あぶデカ』と一緒で「これで最後だから、……」と思って見るのに全然最後じゃないみたいなサギ感が。
あと予告編で流れてた『デッドプール&ウルヴァリン』の中でマッドマックス弄ってるの面白かったな。
ではでは。