「M.LEAGUE 2023−24 FINAL」 | yoshi's drifting weblog -揺蕩記-

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私の一番好きな言葉、揺蕩(たゆた)う。……
日常の、ふとした何気ない出来事について、
その揺蕩う様を書き留めていきます。

 

 

去年の9月から始まった麻雀プロリーグ「Mリーグ」も今日でフィイナルの最終試合。

 

 

いやぁ、長くて濃くて熱くて、でもあっという間でしたねぇ。

 

 

それもこれも今日で終わっちゃうんだなぁ、と。

 

 

 

 

で、最終日はセレミニーがある関係で、いつもの19時開始から2時間前倒しの17時開始。

 

 

なんで、仕事で見れるわけがねえ!

 

 

でも、2試合目は19時からだろうから、見れるかなぁ?

 

 

という感じで帰ってきたら、2試合目の南4局、本当のオーラスでした。

 

 

1局だけ見れた感じ。

 

 

でも、優勝はもうU-NEXTパイレーツで決まってましたが、残りの2、3、4着争いがね。

 

 

という感じで試合が終わり、U-NEXTパイレーツの史上初2回目の優勝。

 

 

 

 

いやぁ、最高に面白かった。

 

 

なんでこんなに麻雀って面白いんだろう。

 

 

確率に基づく読みと判断の思考力に、そこそこの運要素が絡むからでしょうかね。

 

 

そこにドラマがでっかく乗っかってきますからね。

 

 

試合が終わって、しばしのドキュメンタリーを見てから、セレモニー中継。

 

 

Mリーグの個人賞表彰。

 

 

4着回避率1位はKONAMIの伊達朱里紗。

 

 

本職は声優さんながら入団三年目にして個人賞3部門を全制覇する豪傑ぶりは怖すぎる。

 

 

半荘最高スコア賞は、112800点を叩き出したドリブンズの鈴木たろう。

 

 

 

 

この時の試合見てましたけど、まあほんと、上がり倒してたしドラがとにかく乗りまくってて、なんだったんだ?!って。

 

 

112800点は過去6シーズン含めても最高スコアを100点だけ更新しての1位。

 

 

バケモンでした。

 

 

そして個人スコア賞は、史上初の5連勝もした437.7ptのパイレーツの鈴木優。

 

 

 

 

5連勝したあと、ちょっと崩しましたけどでもどうにか踏ん張っての1位。

 

 

イケメンやわぁ。

 

 

次いで順位発表。

 

 

9位はセガサミーフェニックス。

 

 

私が推してるチームは今シーズンは最下位。

 

 

新加入の醍醐大選手が序盤全く勝てず、相手の当たり牌をとにかく掴まされまくってて、でも年明けから怒涛の快進撃を続けたのものの、最後は力尽きた印象。

 

 

来シーズンたのんます!!

 

 

8位はTEAM雷電。

 

 

萩原聖人選手が結構勝ってた印象なんですけど、でもやっぱり終盤で失速していった感がありましたかね。

 

 

7位は今期新加入のチーム、BEAST JAPANEXT。

 

 

このチームは「D介」こと鈴木大介選手が面白かった。

 

 

一人で上がり倒して一人で振込みまくるっていう、まさにブルドーザー麻雀は笑ったなぁ。

 

 

あと、「雀鬼流」というのも麻雀ファン界隈に一石を投じたものでしたね。

 

 

元乃木坂の中田花奈選手も、まあ古参のファンからは色々言われましたけど、でもMリーグは麻雀の「プロ」リーグなわけですから、魅せてなんぼという部分もありますからね。

 

 

これからの伸び代を楽しめば良いじゃないですか?って。

 

 

レギュラーシーズンで敗退したこの3チームは、来シーズンもレギュラーシーズンで敗退すると選手を1名以上入れ替えなくてはいけないルールがあります。

 

 

フェニックスは去年もレギュラーシーズンで敗退したんですが、近藤誠一選手が醍醐選手と入れ替わったので来年は入れ替える必要はありませんですね。

 

 

頼むぜ!

 

 

6位はKONAMI麻雀格闘倶楽部。

 

 

「魔王」こと佐々木寿人選手も言ってましたけど、開幕時はもう絶好調で4連勝選手が二人もいた感じでしたが、でも中盤以降の伸びが出ず、セミファイナルでの敗退。

 

 

私は去年からMリーグを見始めたんですが、佐々木寿人選手は「魔王」の名に恥じない強さを見せてくれてたので、今期の負け込んだのは衝撃でしたね。

 

 

5位は渋谷ABEMAS。

 

 

去年の王者、Mリーグ創設者の藤田晋氏が去年まで監督を務めていたチーム、過去5年間ずっとファイナルシリーズまで進んでいたのに今季で初めてセミファイナルで敗退したチーム。

 

 

麻雀好きな藤田さんが多井隆晴という麻雀プロをもっと世の中に知ってほしいという一念でMリーグを立ち上げたようなものなんで、Mリーグを知らない人はこの多井隆晴選手だけでも見てれば良い。

 

 

っていうくらいに代表格の選手なんですが、まあ面白かったなぁ。

 

 

見せてくれるんだよなぁ。

 

 

 

 

「アメトーク」でも話題になってた動画。

 

 

何回見たって面白い。

 

 

で、ファイナルシーズンに進んだ4チームの、4位はEX風林火山。

 

 

レギュラーシーズンはかなりのマイナスで最下位に沈んでいたチームがどうにかやっとこセミファイナルに進んだと思ったら、そのセミファイナルでは大爆発して6位から一気に2位まで浮上、この勝ちまくりは恐ろしかった。

 

 

でも、そんな風林火山に唯一負けなかったのがパイレーツ。

 

 

やっぱり恐るべし。

 

 

3位はKADOKAWAサクラナイツ。

 

 

 

 

このチームは、なんていうか本当に楽しく麻雀やってる感じがする不思議なチーム。

 

 

もちろん優勝目指して邁進してるんだけど、一体感があるっていうか、結束が強い。

 

 

あと、この人たちがポーカーやってる動画を見て、私もポーカーを始めたっていう、恩に着るチームでもあります。

 

 

第2位は赤坂ドリブンズ。

 

 

 

 

レギュレーションに引っ掛かり、選手を2名入れ替えたチームでしたが、新加入の渡辺太、浅見真紀両選手が躍動していた気がしますね。

 

 

フェニックスの醍醐選手とは違って、配牌に恵まれてた印象もあるし、打ち回しも丁寧で。

 

 

無理しないって感じでしょうか。

 

 

そうなんですよね。

 

 

麻雀って、個人競技なんですよ。

 

 

でもこのMリーグはチーム競技になるんですね。

 

 

半荘で1着を取ることも大事ですけど、3着になってマイナスにならない、2着を狙ってく、我慢する、無理しないみたいな思考も必要になってくる。

 

 

でもって、Mリーグはチーム競技になるがゆえに、サッカーや野球みたいに応援してくれるサポーターも付くわけでして、それが個人競技の何百倍も膨れ上がるので、緊張もすごいんですよね。

 

 

プロリーグなのでスポンサー契約があり、その契約金も何百万単位で発生したりするわけですから、負けようものなら、……てね。

 

 

優勝したら5000万ですよ?

 

 

そんな白熱した試合が、毎週「無料」で見られるんですから、そりゃあハマるに決まってますよ。

 

 

ありがとう藤田さん!!

 

 

で、優勝したのはU-NEXTパイレーツ。

 

 

 

 

私に麻雀の点数計算を教えてくれた小林剛プロを筆頭に「アッキーナ」こと瑞原明奈選手のゴリラ麻雀、仲林圭選手のファンを楽しませる姿勢と柔らかい打ち筋、そして「戦闘民族」鈴木優選手の豪胆な打ち方、……その四者のバランスが見事でしたね。

 

 

アッキーナは個人スコアも3位で、優選手と争うという珍しい状況にもなってましたけど、その二人がいるんですから当然チームも勝ちまくるわけですな。

 

 

 

 

というわけで、6年目のMリーグ、堪能させてもらいました。

 

 

もうすでにMリーグロスですよ。……

 

 

でも近々、第2回Mトーナメントが始まりますんで、また楽しませてもらいます。

 

 

 

 

ではでは。