日本は「臥薪嘗胆」状態、経済の衰退は「見せ掛け」に過ぎない!? | 浅野嘉久公式ブログ

下に解説をして置いたが、現代の日本経済は決して“低迷”などしていない。

順調に次なるスタートへの助走をしている。


「不景気」などと言っている輩は、タンスの中の預金(金)を見て自ら恥じるが善い。


選りに選って借金だらけの人間が、自分の不運・不徳を横へ置き、不景気を声高に口にするのに耳を傾ける必要などない!!


かつては日本人の長所であり、美徳であった。

しかし、今は短所となりつつある、“勤倹貯蓄”、これが問題の原点なのだ。

一目で判る。

国の借金1,400兆円、だが、国民総資産(含、貯蓄)は1,800兆円という…。


ほれ、そこの細かい数字にいちゃもんを付けている“あんた”、半端な違いなどどうでもいい!!!


金利も付かないのに、お足(金)を働かそうともせず、懐に閉じ込めている愚の骨頂さが未だ分からないの!!!?


1,8001,400400(兆円)…。

この400兆円は日本の一年分のGDPよりチョいと下回るが、言い換えるなら、GDP世界ランキング10位、11位のロシア、カナダ各々の二倍を遥かに上回る金額なんだよ!!?


活用しなくてどうする!!?

不景気の原因は“あんた”達のその心に潜んでいるんだ!!

1,800兆円が駆けずり回ってご覧んよ?!!

どれだけ足の生えた子供たちを増やし引き連れ、帰って来てくれることやら…!!


それにしても、どこも、ここも、そこも、喰物屋は毎晩々々、お客で一杯だよ!!?



解説:

26日、中国メディア「捜狐」は「日本は臥薪嘗胆状態だが、カーブで追い抜く準備をしている」と題し、日本経済の低迷は“見せ掛け”に過ぎず、ロボット生産大国の強みを生かし、ハイテク製造に突進しようとしている、という記事を掲載した。

記事は、短期的な消費者物価指数(CPI)や国内総生産(GDP)の変遷のみで“アベノミクス”を失敗と決め付けるのは、ミスリード(誤った判断)になる、と言う。

“アベノミクス”の核心的な意義は、中国の手で日本が奪われた30年を取り戻す一点に在り、今、着々とその為の準備・努力を惜しんでいない、と推測する。

加えて、日本の視察から戻った要人は、「日本経済の衰退など“見せ掛け”であって、ロボット技術&システム(代替労働力)に象徴されるハイテク工業が加速しつつある」とし、更に「日本は近い将来、現代世界で進んでいる“インダストリー4.0”や、“再工業化”に於ける最重要要素となる“労働力”をロボット技術&システム(代替労働力)で補い、高生産&超大供給の大国と成り、未来のスマート工業時代の覇者となるであろう」、と報告している。

つまり、「いま日本は臥薪嘗胆状態だが、来たるカーブで一気に追い越す準備をしているのだ」とし、「これまで日本が優位性を保ってきた産業を、一旦は中国に奪われたが、決して中国が永遠にリードできるという事ではない」、「日本が将来ロボット(代替労働力)に依る“世界の大工場”になれば、元々中国のロボットレベルは日本に追い付く術も無く、中国の優位性など何処にも見当たらない」、記事は未だ続く…、

「我々中国は日本の“アベノミクス”の成否を無闇に論じている状況になく、大切なのは自らの経済政策を謙虚に検討し直すことだ」、と言い付け加える。

最後に、

「現在は歴史の重要なターニングポイントに在り、くれぐれも重大なミスを犯してはならない」、と最大の注意を喚起し、「中国の産業自体の優位性は何処にも見当たらない」、と問題提起するのを忘れない。


インダストリー4.0(ドイツ語ではIndustrie 4.0

ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトであり、情報技術を駆使した製造業の革新の事を指す。

工業、特に製造業を高度にデジタル化する事により、製造業の様相を根本的に変え、マスカスタマイゼーションを可能とし、製造コストを大幅に削減することを主眼に置く取り組みである。 全ての機器がインターネットによって繋がり、又、ビッグデータを駆使しながら、機械同士が連携して動く事は元より、機械と人とが連携して動くことに依り、製造現場が最適化されることを想定する。

現在、ドイツの電子機器メーカーや自動車メーカー、IT・通信企業が中心となり、「スマートファクトリー」、つまり、「自ら考える工場」を目指して機器の開発やビッグデータの扱いとその標準化に付いて取り組んでいる。 工場を中心にインターネットを通じてあらゆる物やサービスが連携し合うことで、新しい価値やビジネスモデルの創出を目指す取り組みである。

ドイツに限らず、北米や日本にもその考え方が波及し始め、現在、米国でも「インダストリアルインターネット」として同様の取り組みが為されている。




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