鶴見線を散策してみた(後編) | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。 

今回も前回に引き続き鶴見線についてご紹介します。

前回は鶴見線の鶴見駅から武蔵白石駅までと海芝浦支線(浅野駅から海芝浦駅)大川支線(武蔵白石駅から大川駅)までをご紹介しました。

これからは残りの鶴見線区間(武蔵白石駅から扇町駅)と周辺の鉄道路線をご紹介します!




★浜川崎駅 鶴見線ホーム
当駅は鶴見線のほかに東海道支線及び南武支線が乗り入れています。


★浜川崎駅 鶴見線改札口
3線が乗り入れる大拠点駅ですが旅客駅は無人駅で自動改札機はなくICカード簡易改札と乗車駅証明書発行機が設置されています。


★浜川崎駅 鶴見線改札口
さすが工業地帯だけあって工場と繋がる専用通路があるのも特徴的ですよね〜


★浜川崎駅 鶴見線駅舎
またもう一つ特徴的なのは、同じJR東日本の路線なのに鶴見線と南武支線の構内が繋がっていません。


★浜川崎駅 鶴見線及び南武支線駅舎
なので下車前途無効の乗車券でも一時出場が可能となっています。


★浜川崎商店
鶴見線と南武支線の乗り換えの際は横断歩道を渡ることになりますが、横断歩道の前に居酒屋があるんです。

この商店はJRの敷地内にありますが、駅構内なのか構外なのか。どうなんでしょうかね〜







★浜川崎駅 駅構内
鶴見線・南武支線・東海道支線のバイパス拠点で浜川崎駅は貨物取扱駅でもあるので、たくさんの線路があります。


★浜川崎駅 南武支線駅舎
さあ南武支線の構内へ入ってみましょうか。


★浜川崎駅 南武支線ホーム
鶴見線のホームもそうでしたが、昔ながらの柱がそのまま使われていますね〜


★浜川崎駅の主と言われる保線車
1966年に富士重工で製造された「TMC200A型」モーターカー
バリバリ国鉄時代の車なんですよね〜

そう。国鉄分割民営化の際に譲渡処理が上手くいかず、所有者不明になっているんだとか。今やモニュメント化していますが貴重な国鉄時代に活躍した保線車となっています。


南武支線は川崎駅から立川駅を結ぶ南武線の支線で川崎駅の次駅である尻手駅が起点で浜川崎駅までの4.1kmを結ぶ鉄道路線です。

浜川崎駅の南武支線ホームからは東海道支線を走る貨物列車を見ることができます。




★浜川崎駅 東海道支線

こちらは以前にご紹介した浜松町駅から東京貨物ターミナル駅を経由して浜川崎駅までを結ぶ支線であります。


多くの貨物列車は浜川崎駅から南武支線に入線します。

ここで鶴見線から離れて南武支線を見ていきましょう!

小田栄駅・川崎新町駅に停車し八丁畷駅に到着です。






★八丁畷駅 鶴見線ホーム
当駅は分岐駅で左にある線路は起点が鶴見駅で終点が当駅(八丁畷駅)の東海道支線であります。

つまり東京貨物ターミナルから神戸方面へ向かうバイパス線ということですね〜

右にある線路を進むと南武支線の起点で南武線と合流する尻手駅方面に繋がっています。

そしてここ八丁畷駅は特徴的な駅なんですよ!





★八丁畷駅 駅舎
南武支線ホームの下には京急線が走っていて構内は繋がっていて管理は京急が行っています。



★八丁畷駅 改札口
自動改札機は京急仕様でJRは近距離券売機のみが設置されていました。なお窓口はありません。

それでは八丁畷駅から右側の線路を進み尻手駅を目指しましょう。





★尻手駅 ホーム
南武支線は当駅が終点ですが貨物は、この先も尻手短略線に乗り入れ品鶴線(横須賀線)の鶴見駅構内まで繋がっています。

鶴見駅構内から東海道支線や武蔵野線に乗り入れ東北方面へ向かうんですよね〜


★尻手駅 駅舎
駅舎は昔ながらの雰囲気を残した建物でした。

それでは八丁畷駅に戻って左側の線路を進んでいきましょう。

先程もご紹介しました。こちらも鶴見駅の構内まで繋がっていますが、場所が全然違うんです。鶴見駅の取扱上はどれだけ広い区域なのかがわかりますね!


鶴見駅から多くの貨物列車は相鉄・JR直通線が走る線路の東海道支線(横浜羽沢駅)を通り東戸塚駅付近で東海道本線に合流することとなります。

実はもう一つ東海道支線が鶴見駅から分岐しているんです。それは東高島駅を経由し横浜駅を通らず根岸線の桜木町駅までを結んでいます。




★東海道貨物支線 桜木町駅付近
大都市駅付近には貨物列車を通さないために、このような支線があるんですよね〜

これらのバイパス線があることから基本的に東京駅や横浜駅などには貨物列車が入線しないようになっています。

話がかなり逸れてしまいましたね〜
鶴見線の浜川崎駅に戻りましょう。

浜川崎駅を出ると昭和駅に停車し終点の扇町駅に到着です。



★扇町駅 ホーム
なんと当駅も貨物取扱駅なんですよね〜
貨物駅として開業した後に旅客駅になりました。

当駅から各工場(三井埠頭・ENEOS・昭和電工など)へ専用線が延びています。

現在はリニアの残土輸送列車が入線していることで有名ですよね〜




★JR東日本川崎火力発電所
駅からは前回ご紹介したJR東日本の火力発電所が見えました。前は海岸沿いから見たので当駅が最寄駅なんですよ。

かつては火力発電に使用する石炭なども扇町駅まで貨物輸送があったそう。





★扇町駅 駅舎
大阪在住の私が扇町駅と聞くと地下鉄堺筋線の駅を想像してしまいますね〜

扇町駅の駅名由来は浅野財閥による埋立地で、創業者である浅野家の家紋の扇に因んで駅名が付けられたと言われています。

昭和駅は昭和電工の最寄り駅であることから名付けられ、浜川崎駅は川崎市の浜辺側の海岸に位置することから名付けられたそうです。

鶴見線は特徴のある駅名がたくさんあって面白いですよね〜

今回は鶴見線及び南武支線そして周辺を走る東海道貨物支線についてご紹介しました。

ご覧いただきありがとうございました。
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