みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。
今回は東海道新幹線及び山陽新幹線に最近、7号車に導入された「S Work シート」をご紹介します。
● S Work シートとは
2021年10月頃に導入されたサービスです。
ビジネス客向けに販売されておりモバイル端末などを気兼ねなく利用できるほかWebミーティングや携帯電話の通話も新幹線車内ですが、まわりに配慮した上で利用可能となっています。
それでは東京から大阪に移動しましょう。
★東海道本線 高輪ゲートウェイ駅
100年先の心豊かな暮らしの実験場の高輪ゲートウェイ駅から今回の旅行を始めて行きます。
まだ暫定開業の状態ですが、もうすぐ本開業を迎えますね!
まずは切符の購入からです。
★高輪ゲートウェイ駅 券売機
当駅に「みどりの窓口」は開業時からないので切符の購入は基本的に券売機を利用する必要があります。
★高輪ゲートウェイ駅 指定席券売機
新幹線の切符なので近距離券売機ではなく指定席券売機を利用するんですが、切符購入画面から東海道新幹線の7号車を検索すると満席と表示されます。
実は「S Work シート」駅の窓口や券売機での販売は行われていないんです。
東海道新幹線及び山陽新幹線専用の予約サイト「EXサービス」「スマートEX」限定の企画切符となっています。
スマートフォンやパソコンを使い、EX予約またはスマートEXから「S Work シート」と案内されたボタンを選択し予約をします。
なお「S Work シート」はビジネス客向けなので複数人利用は原則できません。
本来であればEXサービスまたはスマートEXと紐付けしたICカードを使えばチケットレス乗車が可能ですが、せっかくなので紙の切符に引き換えました。
★ S Work Pシート 切符
なお今回は通常の「S Work シート」よりランクが高い「S Work Pシート」を購入しました。詳しくは後ほど!
ここで注意点です。
高輪ゲートウェイ駅は切符のルール上、東京都区内及び東京山手線内の駅ですがEXサービスでは、これら規則の対象外であるため乗車する新幹線駅(東京駅)までの切符を別に購入する必要があります。
またS Work シートは、乗車券と料金券(特急券)がセットで売られた企画切符であるため乗車券を別に持っていて料金券だけを購入ってことはできないんです…
★高輪ゲートウェイ駅▷180円区間の乗車券
私はここから神田駅に行きましたので、神田までの乗車券をオレンジカード にて購入です。
神田に行ったのは肉の万世、目的でした。
★肉の万世万かつサンド ハンバーグサンド
東京駅などの売店でも販売されていますが、確実に手に入れるため。そして2024年3月末に秋葉原ほんての閉店が決まっていて見納めをしてきました。
そして、ここから少し運動がてら歩いて東京駅に向かい、いよいよ「S Work シート」に乗車するんですが・・・
★東海道新幹線と車内ワゴン
※写真はイメージです。
皆さんご存知の通り東海道新幹線の車内ワゴン販売は2023年10月末に終了しました。
これまでは車内で飲食類を調達できましたが、現在はグリーン車限定の「モバイルオーダーサービス」以外の販売はないため事前に売店や自販機で購入する必要があります。
先程、肉の万世でサンドイッチを購入しましたがあれだけでは物足りないので、いろいろ買い込みました。
★東海道新幹線ホーム 自販機
※写真はイメージです。
なお、これまで東海道新幹線でお馴染みだった「シンカンセンスゴイカタイアイス」と「ホットコーヒー」は、のぞみ停車駅などを中心に専用自販機が設置されています。
やっぱりアイスは欲しい!
これまでも車内販売員さんが、いつ来るのか。特に京都駅から名古屋駅利用のときはよく考えましたよ。
まず東京駅折り返しの新幹線は数分の清掃タイムがあって、どのタイミングでドアが開くかわからないので、先に買うと溶けてしまいますよね〜
それならドアが開いて乗車して荷物を置いてから買いに行けば良いと思いますが、発車2分前にドアが開くこともあるので、乗り遅れを考えるとリスクを背負ってまで買おうとは、思いませんしなかなか難しいです。
さあいよいよ「S Work シート」に乗車!
★N700A系 S Work シート
車両外や扉にS Work シートのステッカーが貼られていました。
グリーン車のように特別感がある車両ですが、一応扱いは普通車なので他号車の人が通り抜けるのに問題はないと思われます。
★N700A系 S Work シート車内
見た目は普通の車内と思いきや!?
よく見ると凄い形をした座席があります。
これが今回利用したS Work Pシートです。
★N700A系 S Work Pシート
これは2023年10月からサービスが始まりました。
7号車S Work シートの一部、3列掛座席の真ん中(B席)にパーテーションを設置してプライベート空間を確保できる座席です。
通常のS Work シートは、EXサービスの指定席料金と同額で利用可能ですが、このPシートは1200円程追加料金を払うことにより利用できます。
逆に考えると1200円追加で隣席の半分が利用できるのはデカいですよね!
東海道新幹線は3×2シートですから複数人利用の場合は相席は基本的になりませんが、1人利用なら相席になる可能性がありました。
この「S Work Pシート」を利用すれば相席になることがないので、嬉しいサービスです!
真ん中の座席半分が使える以外にもスゴイことがありますよ〜
★ S Work Pシート テーブル
座席は従来の物ですがテーブルが交換されていてパソコン利用に適した物となっています。
真ん中の座席テーブルは従来のものだったので、出して撮影してみました。
テーブルの位置が調整できるのもありがたい!
★N700A系 コンセント
※写真はイメージです。
しかしここで注意点があります。
今回乗車しているのもN700A系です。
当車両は窓側座席にしかコンセントがなく通路側を利用しせっかくパソコンが使いやすいテーブルでも充電ができないんですよね…
コンセントを利用したい場合は、通路側座席を避けるか最新型車両のN700S系の運行時間を確認し利用する必要があります。
高性能なリクライニング機能やヘッドレストなどは、ありませんがグリーン車よりも安いのに快適に利用できた感じがしました!
★ S Work Pシート ドリンクホルダー
いつも新幹線に乗って狭い座席空間だとどこに飲み物を置こうと考えますが、そんな心配はありません!
私たちファンにも嬉しい!カメラも置けますね〜
★車窓食堂 日本橋 幕の内
JR東海の子会社「JR東海リテイリング・プラス」が販売するブランド「車窓食堂」の日本橋幕の内を購入しました。
車窓食堂の駅弁は新大阪駅・京都駅・名古屋駅・品川駅・東京駅などで共通のメニューで販売されていますが、この日本橋幕の内は東京駅限定だそう。
今まで新幹線を利用するなら、目の前のテーブルに弁当を広げて食べることが大半でしたが。
★ S Work Pシート ドリンクホルダー
このドリンクホルダーに弁当を置くことで、テーブルにはパソコンが置けるため作業をしながら飲食することもできますね〜
あっ!アイスクリームはストロベリーを購入しましたよ。
とても快適だったので、東京駅から新大阪駅の2時間半は、とても快適でしたね!
ここでS Work Pシート のメリットをご紹介しましょう。
①相席にならない。
②スペースが広くなる。
③プライベート感がある。
④飲食しながら作業ができる。
⑤テーブルが使いやすい。
⑥ある程度、携帯電話の通話ができる。
⑦通常より快適なネット環境(Wi-Fi)がある。
⑥.⑦は通常のS Work シート でも可能です。
私の隣席の方は品川駅から乗車され名古屋駅で降りて行かれましたが、ほぼ打ち込み作業とzoom会議をされていました。
通常なら声出しは、しづらいですが同じビジネス目的ということで、気兼ねなくできるのがいいポイントでしょう!
私も5分弱、携帯電話で通話をしましたが、少し違和感でした。
なんか周りに迷惑をかけているような、気持ちになりますが今回は大丈夫です。
周りの席からも通話の声が聞こえてきます。
「もしもし⚪︎⚪︎です。」
「あっ!電車の中ですが大丈夫な車両に乗ってます。」とお話しされてる方もいました。
確かに話し相手からは、S Work シート を利用しているとわからないので、通話中に新幹線の走行音が聞こえてきたら、非常識な人だと勘違いされてしまいますからね〜笑
★N700A系 喫煙ルーム
N700系の1世代前の700系新幹線までは、喫煙車両がありましたが、N700系から全車禁煙車となり喫煙ルームが設置されました。
そして2024年のダイヤ改正を機に喫煙率が低下していることから、喫煙ルームの廃止が決まり、このスペースは個室のビジネスブース(要予約)や災害時の物品庫として活用されることになっています。
ビジネス客が多い東海道新幹線。
これからも快適な空間が向上することに期待したいですね〜
私は非喫煙者で喫煙ルーム廃止は賛成なんですが中には、たばこ税は国鉄の借金返済に使われているのだから廃止はおかしい!と言う意見もあるようです。
★特大荷物スペース座席
※写真はイメージです。
★特大荷物スペース座席 特急券
2020年代に入って、特大荷物スペース座席の設定から始まり。
車内販売の廃止、S Work シート の設定、のぞみ3分ダイヤ、繁忙期のぞみ全車指定席などなど。。。
このほか車内メロディがTOKIO「AMBITIOUS JAPAN」からUA「会いに行こう」に変わったりしました。
そして何より新幹線のインターネット予約する方が増えたのでは、ないでしょうか。
これは使用頻度によって、どちらを利用した方がいいか変わってきます。
JR西日本の予約サイト「e5489」
JR東日本の予約サイト「えきねっと」
がある中で東海道新幹線及び山陽新幹線だけの予約に対応した「EX予約サービス」「スマートEX」
たくさんある路線の中で2線しか使えない予約サイトですが、大半がらビジネス客で多く常連客がたくさんなので、会員数も多いんですよね〜
会員価格の料金が適応されるだけでなく、今回のように限定座席や限定切符やサービスを受けることもできます!
S Work シートはEX予約サービスまたはスマートEXのみからの販売とご紹介しました。
この2つのサービスの違いは年会費がかかるか。かからないか。
どちらを選択すればお得なのか。ぜひ公式ホームページで検索し調べてみて、どちらかに入会することをオススメします。
なお有料会員サービスのEX予約サービスでは、より多くの割引が設定されていますよ〜
今まで私が利用した切符を少しご紹介!
★三都物語周遊乗車券
EXサービスで京都駅・新大阪駅・新神戸駅着の切符を購入した人を対象に限定で販売されていました。
★名古屋駅▷京都駅 EXサービス特急券
値段の安さから、わざわざ新幹線で新大阪駅から京都駅まで利用して購入する権利を手に入れる人も見受けられました。
大変お得な切符ですね〜
こちらはEXサービスからログインし条件を満たすと購入ボタンが追加されクリックしてネットで買って駅で受け取る仕組みでした。
またこのような特別な柄をした切符も販売されていました。
★EXサービス OsakaMetro1日乗車券
EXサービスで新大阪駅着(岐阜羽島駅以東・岡山駅以西から乗車に限る)の切符を購入した人を対象に限定で販売されていました。
通常は平日800円で販売されていますが、大阪メトロの案内所へEX利用票を持っていくと700円で販売される特典です。
格安で販売されるだけでなく、新幹線柄が描かれた特別なカードでつい欲しくなりますよね〜!
ここで紹介したのは、一例です。
他にもお得なセット切符が販売されているので、気になった方は是非調べてみてください!
★みどりの窓口 大行列の様子
最近は窓口が減少し窓口がある駅は常日頃大混雑しています。
窓口で切符を購入すると時間がかかり、安くもなりません。ぜひネット予約を活用し安く快適に利用したいものですね!
ご覧いただきありがとうございました。
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