はげざるのブログ -632ページ目

人間いつまでも子供で原始人だ(続き)

この前朝日新聞を読んでいたら、イタリアのお祭りに出てくる仮面と派手な衣装を着た人が何人か写っている写真が目に留まりました。仮面というのは、とても『異様な』印象を残します。



で、連想したのは、息子たちとペットの犬のリク。人と動物を同列に置いてすみませんが。


グアムだか南洋の島に旅行に行ったときに、お面とか壁に飾ることが趣味だったので、店で気に入ったお面を買いました。日本でいえば鬼のお面です。口と目が穴になっている木彫りのお面です。口の輪郭で、歯はむき出している様子。目の穴の輪郭で、おこった目つき。人の顔の2倍くらいの大きさです。


息子たちが小さかったので、時々、ふざけて、お面をかぶって、「がおー、がおー」。子供は怖がり、泣いたり逃げたりします。「がおーさまがくるよ」で、子供のいたずらを怒ったりします。

歳月が過ぎて、犬のリクを飼いはじめた。ふざけて、また、お面をかぶって「がおー、がおー」。リクは、怖がって、きゃんきゃんと吠えて、家中を逃げまくります。


で、さっき感じた仮面をみたときの異様な感覚。子供の反応と同じですね。さらに、原始人どころか、DNAが全く異なる動物でも、まったく同じく恐怖の感覚。


人間いつまでも獣ですね。


これの続き




(営業) IME Forum

また仕事の営業の話です。つまらない話ですんません。

http://blogs.technet.com/ime/archive/2010/01/18/IME-Forum-.aspx

食文化

日本の経済が中国に抜かれようと、日本の政治がアメリカに占領された影響を今に引きずろうと、日本で自慢できるものに食文化があります。


12月にアメリカに2週間出張し、今週は中国に3泊出張しました。外国で、食事していて、いつも思います。日本の食事のほうがいい。(イタリアと台湾は別かな)


アメリカ資本の企業に勤めている人の常識ですが、アメリカの味はおおざっぱです。イギリスの質素(魚の揚げ物とポテトで日常済ましてしまう)な食文化の影響か、異文化が混じるためにメリハリが必要なためか、甘いものは耐えられない甘さ。寿司にしても、変に加工しすぎ。高級レストランに行っても、日本の水準からするとまあ普通。素材の微妙な味や食感を尊重して、ハーモニーと陰影を作り出すみたいなところがありません。


中国は、食材は豊富でCreativityを感じます(なんでも食材にしてしまう、蛇、蛙、サソリ・・・)。が、骨を抜くとか食材の仕込みに手間暇かけない。どれも味付けが濃厚すぎ。野菜も必ず火を通してしまう。スープがぬるい。今、北京は急激にあっちこっち新宿みたいになっていますが、食文化はそう急激には変わってないなと思いました。