ムーブメントを起こすには? | 大好きでやりたかったことをはじめよう!

ムーブメントを起こすには?

こんにちは、吉江勝です。


「人生革命ブログ」が更新されました。
http://www.eigyou.jp/blog/?


本日はファイナンシャルプランナーで
スピリチュアルライフコーチの
篠崎ひろ美さんの記事です。


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あなたの夢がなかなか叶わない理由とは?
http://www.eigyou.jp/blog/1432.html
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潜在意識の使い方について書いてますね。

スピリチュアルと言っても篠崎さんの話しは
よくあるフワフワしたものではなく(笑)
彼女自身がフィナンシャルプランナーという
実務的な仕事を長年しているだけあって
日々の生活に役立つものが多いですから
どうぞ参考になさってみてくださいね。


前回のメルマガにも
多くのご感想を有難うございます。


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スムーズに精神を鍛錬して成熟する方法
https://ameblo.jp/yoshiemasaru/entry-12349466706.html
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少しだけご紹介します。


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●吉江さん、こんにちは、Mです。
内的時間を旅するってすてきな表現ですね~(笑)
文章を書く(内的時間を旅する)行為は雑音をシャットアウトするのに最適です。
私もブログを書いてる時は、嫌な悩みも問題も全て忘れています(笑)
その後、また思い出してネガティブな気持になることもありますが、
そのままフィードアウトというパターンも不思議と多いです。
今とつながっている充実感と自己肯定感のあらわれなのでしょうね?
見えないけど確実に存在する心や空氣や命みたいなものだと感じています。


●有名な文豪の方でも、書ける宿・場所に籠り
最近の流行り言葉ではありませんが「神ってる」が如く
(降りたかのように)書けるのはそれだけ集中できる環境なのだと思います。
つまり外的旅から内的旅へ落とすことが出来ること
普段の雑音から身を逸らし集中する事により、素晴らしい文を紡ぎ出せるように思います。
私が思うこの雑音はインナーチャイルドが多いと思います。→原体験?
p.s.今日は神田先生の講演会に行ってきます(笑)


●大量の情報や雑音で溢れた1日のうち、
じっくりと自分に向き合う時間を持つことは大切だと思います。
私は毎朝の瞑想を日課にしてますが、これも吉江さんの
おっしゃる内的時間を旅することなのでしょうか?
好きなことをすることで精神統一をはかるという意味ですよね?
私は書くことも嫌いではないのですが(感想も毎日送ってますし^^)
自分がブログやメルマガを書くことにはストレスを感じるので、
テニスをしたり、料理を作ったり、映画を観ることで
楽しい旅を続けたいと思います^^
ブログやメルマガを書くことじゃなくてごめんなさい^^;

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前回は、好きなことで一人静かに
自分に向き合うことを推奨したのですが・・・
(最後のKさん、私の場合はメルマガを書くことで
集中してますが、もちろん自分の好きなことでOKですよ、笑)


意外に「内的時間を旅する」という言葉が
皆さんの琴線に触れたようで(笑)
掲載したご感想以外にも
多くの方にこのフレーズを取り挙げて頂きました。


人々の関心を集める時に
このように「造語」を創ることは一考に値します。


特にビジネスに関する造語は有効で
以前もいくら告知しても全然集まらなかった
個人コンサルティングを
「オーダーメイドミーティング」に改名した途端、
申し込みが殺到するようになったり・・・


なかなか出版社の企画が通らなかった
起業テーマの本も「ゼロ起業」というタイトルに
してからゴーサインが出るなんてこともありました。


ネーミングやタイトルの重要性を
あたらめて認識させられるわけですが・・・


今読んでいる本が、このような造語を
「社会記号」と扱い大変示唆に富んでいるのでご紹介しますね。


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欲望する「ことば」/「社会記号」とマーケティング
嶋浩一郎・松井剛・著(集英社新書)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087210111/tyouitiryunon-22/ref=nosim/
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この中には「ゆとり」「加齢臭」「カープ女子」
「リア充」「インスタ映え」「ブラック企業」
「おひとりさま」「ちょいワル」「美魔女」
といったマスコミ等が作った造語(社会記号)を
社会が受け入れた時に、あらゆる方面から
世の中を動かすムーブメントが多数発生する
という事例が書かれているのですが・・・


特に著者のお一人が最初に提示した
社会記号である「ハリトシス」
という言葉が響きました。


「ハリトシス」とは「口臭」を
意味する医学用語なのですが、
これまでは(1920年に広告で使われてブームになる前)
医学関係者以外あまり使われていない言葉でした。


この言葉がよく知られるようになったのは
前述したように1920年代のアメリカにおいて
展開されたリステリンの広告がきっかけだと
言われています。


今でこそリステリンは口臭予防の洗口液として
知られていますが、元々は消毒剤として
売られており、口臭予防だけが使い道では
なかったそうです。


それをコピーライターのミルトン・フィリーズと
ゴードン・シーグローブが、ある女性の真剣な悩みとして
「ハリトシス」(不愉快な息)という言葉を使い・・・


「ハリトシスは自分では気付かずに
周囲も教えてくれませんが、
確実にあなたの評判を蝕みます。
これに対処するにはリステリンが効果的なんですよ」と
あたかもパブロイドの身の上相談風な広告を
掲載することでブームに火がつき、
100年近く経つ今でもリステリンは売れ続けている
と結ばれていました。


このリステリンの広告コピーも秀逸なので
コピーライターを目指される方や自分の商品やサービスを
売りたい方は是非本を読んで欲しいのですが・・・


大衆が何となく感じている本音の部分(インサイト)を
社会記号として明確に示してあげることは
極めて有効で、著者は
「今後は潜在的な欲望を言語化できる人が最も影響力を発揮できる」
とも論じています。


ただし、これをするには
ただ部屋の中でビックデータを眺めながら
ウンウン唸っていても難しいのです。


積極的に外に出て、人と会ったり、話したり、
実際に商品やサービスに触れたり、
使ったりする体験が必要になります。


もちろん勉強も大切なのですが、
最優先すべきは行動です。

あなたもパソコンばかりいじっていないで(笑)
これからムーブメントになり得る社会記号を
洞察すべく今日は街に繰り出してみたらいかがでしょうか?


常に社会記号を意識していると
新しい発見やインスピレーションが
今まで以上に訪れやすくなるものですよ。


吉江勝


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□■□■編集後記■□■□


この本の中の消費者の
リアルインサイトの例として
日清の「どん兵衛」は5分よりも
10分待った方が美味しいという
トピックもありました。


日清もそれを認めて
「10分どん兵衛」という
webサイトまで作ったそうです。


こう言われると試したくなるのが人の常というもの。


日清のマーケティングはお見事ですね?(笑)