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吉田こうじです。


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では本題です^^


現在は「怒りとウェルビーイング」をテーマに
お届けしています。


前回は「感情の社会化」が
適切に進行しない一つのモデルとして、
B君という弟が生まれたことで
母親の愛情をB君に奪われたような気がして
その気持ちをぶつけたのに理解共感してもらえなかった
A君のケースをお話ししました。



私たちの持っている特性の一つに

「事象に何らかの意味を見出す」

「見出した意味はその人にとっての真実になる」

というのがあります。



前回のA君の例でいえば、

・事象:母親に気持ちを理解共感してもらえない

・意味付け:自分は弟よりも愛されていない

というものです。



そうして自ら見出した意味は
たとえ多くの誤解を孕んでいたとしても

「その人にとっての真実」

になるわけですから、
意味を見出した以降は、

「意味のフィルターを通して現実を見る」

ということが無自覚に行われます。



その結果、現実をどんどん歪めてしまう......。


前回はそんなお話でした。



今回は逆に気持ちをぶつけてきたA君のことを

「親が叱らなかった」

というケースから「感情の社会化」について
見てみたいと思います。



例えば親が子どもとの対立的な状況になることを避けて、
「子どもファースト」的な接し方をしたとします。


言い換えるなら「甘やかす」という状態です。



子どもファーストですから、
子どもは自分の気持ちをストレートに表現します。



たとえそれが乱暴な表現だったり、
一般社会では咎められるような表現だったとしても、
親は子どもと対立することを避け
子どものそうした振る舞いに
叱責するようなことをしなかったとします。



その場合、子どもの気持ちの表出を
言葉では直接否定はしていないのですが、
表情や仕草、態度といった「非言語」の部分で、
子どもに否定的なメッセージを送っていることが少なくありません



たとえば深いため息をつくとか、
いつもよりも早口になるとか、
声が少し大きくなるとか、
少し乱暴に扉を閉めるとか…...。



すると子どもは、
叱られることはないものの、
受け止め理解してもらえているという感覚を
受け取らないばかりか、
親の非言語のメッセージからは、

「親の嫌がることをしてしまった」

「親に迷惑をかけてしまった」

といった罪悪感を受け取ってしまったりします。



こうした言語と非言語のメッセージのアンマッチは、
親子関係に限らず職場の上司と部下の関係など、
色々なところで見ることができるもので、
アンマッチ状態にある関係性では多くの場合

「立場の弱い者」

が相手から受け取った非言語のメッセージに
うまく適応することでそれ以上問題が
ややこしくならないように頑張っていたりします。


これ伝わってますでしょうか?


親としては子どもと揉めないように
「子どもファースト」で自分なりに
気を配っているつもりでいたとしても、
実際には、「親ファースト」で子どもの方が
気をつかっているわけです。



その結果、前回と同じように
子どもは自分の感情を言語化しながら
コミュニケーションする機会を失うという
悪循環にはまってしまい「感情の社会化」が進まない......



少し話がずれますが、SNS上では
誰かの意見や振る舞いに対して、

「タヒね」「基地外」

みたいなネットスラングを使った
誹謗中傷の書き込みを目にすることがあります。



こうした誹謗中傷の書き込みをする人って
炎上マーケティング狙いの人は別にすると、

「自分の心に湧き上がってきた漠然とした意見(考え)や感情を
 誰かに共感的に受け止めてもらいながら整理するといった
 感情の社会化経験が未熟なことに無自覚な人」

なんだろうなと勝手に推察してます^^



というのも、社会化が完全に欠落しているのであれば、
スラングを使わずにもっとストレートに表現するはず......


あえてスラングを使うということは、
微妙にストレートな表現は良くないという認識はある......


かと言ってスラングとして一般化(社会化)されている以上、
すでにそれはスラングとは言えず、
ストレートな表現と遜色がないという認識は薄い......。


なのでスラングを使っている限り
自分としては誹謗中傷している意識がとても薄い......。



こうした社会との認識のズレは
感情の社会化が進んでいないと
色々な場面で起きるんですよね^^;;



おっと、こうした僕の勝手な邪推は、
別の機会にポッドキャストで話すとして
本題に話を戻します。




ここまで怒りの気持ちをコントロールする上で基本となる
「感情の社会化」が適切に進まない背景や、
進まないことで起きる問題について掘り下げて見てきました。



ここまでの話を通して伝えたいことは、

・自分の気持ちを誰かに適切に言語化してもらうことで、
 自己理解が進み、それがひいては他者理解にもつながる。


・適切に言語化してもらえなかった場合、
 それは大きなハンディキャプとなって生きづらさにつながる。


・感情の社会化が進んでいないと、
 自分の本当の気持ちを自分から解離させたり
 抑圧させるなどしてなんとか周りに適応しようと頑張るのですが、
 その頑張りがむしろ仇となって感情の爆発が起きやすい。


といったことで、ここから導き出されることは、


「怒りの気持ちを適切にコントロールする
 最大のヒントは感情の社会化に取り組むこと」


ということです。



とはいえ、いまさら幼い頃にタイムスリップして
改めて感情の社会化に取り組み直すことはできません^^



では、大人になった今からできることは何でしょうか?



それは、

「自分のありのままの気持ちの適切な言語化」

であり、それは

「感情の再評価」「感情のメタ分析」

で、言い換えるなら

「自己受容」です^^


ということで、巷でよく聞く

「アンガーマネジメント」

とは、かなり一線を画した話が続いたかと思いますが、
このテーマの主題部分については
かなり濃厚にお話しできたかと思ってます^^



次回は

「感情の再評価」「感情のメタ分析」

について考えてみたいと思います。



なお、ちょっと仕事が詰まってバタついているため、
次回の配信はちょっと伸びるかと思います。
あらかじめご了承願いますm(__)m



今回も最後までご覧いただき
ありがとうございましたm(__)m


あなたからのお便りが
テーマを深く掘り下げるヒントにもなります
ので、ぜひ気軽に返信してくださいね^^


それでは今日もよい一日を!


吉田こうじ


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