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『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』

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おはようございます^^
メンタルトレーナーの吉田こうじです。


いつもメルマガをご覧いただき
ありがとうございます^^



まずは重要なお知らせです。


メルマガのバックナンバー機能廃止に伴って
記事保存用に一時的にアメブロを
活用させていただいていたのですが、
(一時的のつもりが数年経ちましたが汗)
来週中にアメブロへの記事保存を取り止めます。

もしもメルマガではなくて
アメブロで記事を読んでいる場合はお手数ですが
改めてメルマガの登録をしていただければと思います。

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なお、バックナンバーについては、
今後はnoteの方に「まとめ記事」的に
順次アップしていきます。

よろしければフォローいただけると嬉しいです^^
https://note.com/yoshida_kouji/


それと、毎週金曜日にアップしていたYouTubeですが、
過去の動画を含めて一部を除いて
月額課金フォローメンバー限定公開の
設定にさせていただく予定です。

YouTubeについては、まだ段取りができていなくて
7月以降になるかと思いますが、
その際にはまた改めてお知らせします^^


それに伴い、ポッドキャストでの配信を
早ければ来週スタートします。


すでにコンテンツの収録編集は終わっていて、
いまサムネイラストの作成をお願いしてます。

抽象度の高い切り口から心と強くしなやかに、
そして心軽やかに生きるヒントを
お届けできればと思っています。

詳細が決まったらまたお知らせしますね^^

それと、メルマガ読者の方から
ポッドキャスト用の質問や相談を常時募集します。

質問や相談は、このメルマガに
・ペンネーム
・年齢(20代、30代などでOK)
・内容
を記載の上、返信いただければと思います。



では本題です^^



現在は「怒りとウェルビーイング」をテーマに
お届けしていて、今回は前回の続き

「感情の豊さ」

についてです。




私たちが感じる感情は、
グラデーション的に階層になっている
という考え方があります。



はじめに、

「うれしい」「悲しい」「楽しい」「頭にくる」
「うらやましい」「嫌悪」「恐れ」

といった基本的な感情、原初的な感情があって、
それらをベースにして

「優しさ」「思いやり」「親切心」「同情心」

「不満」「嫌いじゃないけど苦手」

など複雑で繊細な感情が生み出されるというものです。



ということは......



自分の中に生じた基本的な感情をしっかり味わい、
それらの感情が湧き上がった背景を自分なりに理解し、
かつ、その感情を周りに受け入れてもらうなどして
基本的な「感情の社会化」がされていないと、
例えば、

「優しさ」「思いやり」「親切心」「同情心」

「怒ってはいないけど不満」「嫌いじゃないけど苦手」

といった、より複雑な気持ち、
繊細で微妙な気持ちを感じ取ることや
理解表現することがかなり難しくなるわけで......。



例えば、本当は

「怒ってまではいないけど、なんか不満」

という微妙な気持ちを単純に

「頭にくる!」

と怒りとして受け止めてしまったり、
相手に表現してトラブルになったりする可能性が
高くなるというわけです^^;;



あるいは、本当は

「同情心」「思いやり」

を表現したいのに、
そうした微妙な気持ちを理解できていないせいで

「楽しい」

という気持ちを表現してしまって
相手に勘違いされてトラブルになるみたいな……。



これはなにも自分の気持に限った話ではありません。


相手の微妙な気持ちを単純化して受け止めてしまうことで
トラブルになるということも起きがちなんです。



自然災害が起きたエリアで
芸能人の方がボランティアしている姿に、

「偽善だ!」「売名行為だ!」

とネットで誹謗中傷するSNSの投稿を見かけますが、
そうやって誹謗中傷する人って、
炎上マーケティングでニュース記事を生み出そうとする
一部のマッチポンプの人たちは別にして、


「芸能人の方が周りから『偽善』と叩かれることをわかっていても
 ボランティアしたいという気持ちが理解できない……」


「自分の中に生じた複雑な気持ちを理解することも
 受け止めることもできないし、そうした気持ちに寄り添い
 感情の社会化を促してくれる人が身近にいない......」


そうした自身の「感情の社会化の未熟さ」からくる
不安や不満、あるいは恐怖をネットを通して発散している……。


僕にはそう思えてとても悲しくなりますTT



そういう意味でも、
基本的な感情をしっかり育み、
社会化できる環境(養育者との関わりや文化、風土)は
思っている以上に大切だと考えています。




少し前に養育者の関わり方として

「成り込み」「巻き込み」

があり、この2つのバランスが「感情の社会化」には
とても大切だという話をしました。




「うれしい」「悲しい」「楽しい」「怖い」
「怒っている」「うらやましい」といった基本的な感情を
まずは養育者にしっかり受けてとめてもらいながら、
自分がいま感じている気持ちについて

「感じている気持ちを表現する言葉や態度」

をセットで学ぶ......。


そうやって「感情の社会化」が進んでいくと、
相手の気持ちを自分に置き換えて考え、感じ、
表現することもできるようになり、

「人の痛み苦しみがわかる気持ちの豊かな人」

に成熟していきます。




「怒り」も一緒です。


自分の中に湧き上がってきた強い感情を
養育者から共感的に受け止めてもらいながら、
怒りをどう受け止めどう表現すればいいのかを
学んでいけば、

「きっとあの人はこれこれこういう気持ちで
 怒っているんだろうな」

と自然と察知することもできるのです。



ですが、そもそも基本的な感情に対して
「感情の社会化」がうまく進んでいないと、
他者の態度や言葉から「相手の気持ち」を読み解くことが
かなり難しいと言えます。




その結果、コミュニケーションがギクシャクしてしまい、

「人付き合いへの苦手意識」

「人付き合い上のトラブル」

へと発展してしまうこともあります。



このように個人的な感情を
親(養育者)にきちんと受け止めてもらい、
その感情にふさわしい言葉や態度も学ぶことで

「感情の社会化」

が進んできた人と進んでいない人では
大人になってから人付き合いでの苦労度合いは
まるっきり変わってしまうと言えます。




さて......



なんかどんどん「怒りの扱い方」から内容が
離れていってるように感じている方がいるかもしれませんが、
そんなことは全然ないです^^



むしろ、かなり重要な話を
ここ数回に渡ってしているつもりです。



というのも怒りの気持ちの扱い方は、
他の「基本的な感情」の扱い方と一緒だからです。



つまり、怒りの気持ちの扱い方で困っているという人は、
怒り以外の感情の扱いにも困っているはずなんです。



ですので、

「基本的な感情は扱いが一緒」
という枠組みを持った上で、次は

「感情と親(養育者)との関わり」

について掘り下げてみたいと思います。



今回も最後までご覧いただき
ありがとうございましたm(__)m


あなたからのお便りが
テーマを深く掘り下げるヒントにもなります
ので、ぜひ気軽に返信してくださいね^^


それでは今日もよい一日を!


メンタルトレーナー吉田こうじ

 

 

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