あなたが知りうる全ての人々の中で、
決して自分を見放したり、
見捨てたりしない唯一の人は、
あなた自分である。
ジョー・コールデット
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おはようございます^^
メンタルトレーナーの吉田こうじです。
いつもメルマガをご覧いただき
ありがとうございます^^
はじめにお知らせです。
来月、久しぶりに「単発マンツーマンセッション」を
ZOOMで何日程か行う予定でいます^^
近いうちにメルマガで日程をお伝えしますので、
直接お会いできることを楽しみにしています^^
では本題です。
前回から
「ウェルビーイングな人生を送る」
という観点から怒りの感情を考察する
というテーマでお届けしています。
はじめに「ウェルビーイング（well-being）」について
少し触れておきます。
ウェルビーイングとは、
・Well（よい）
・Being（状態）
という言葉が示すように
「よくある」「よくいる」状態、
心身ともに満たされた状態を表す概念です。
ウェウルビーイングを示す概念はいくつかあるのですが、
ポジティブ心理学のセリグマンが提唱したPERMAという
概念が個人的にとても気に入ってます。
PERMAとは
・Positive Emotion（ポジティブな感情）
・Engagement（何かへの没頭）
・Relationship（人との良い関係）
・Meaning and Purpose（人生の意義や目的）
・Achievement/ Accomplish（達成）
の頭文字で、これらの要素を生活の中で
感じる時間、機会が多ければハッピーな人生と
言えるよねーというものです。
個人的には、この５つの中の
「Engagement」
を心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏が提唱した、
「そのときしていることに、
完全に没入して、
精力的に集中している感覚」
「完全にのめり込んでいて、
時間感覚を忘れる感覚」
を表すFlow（フロー）に勝手に読み替えてます^^
ということで、
ウェルビーイングな人生を送りたいのに、
そうは問屋が卸さない的なことが起きるわけですが、
ウェルビーイングに生きることを阻害する
要因の大きな一つに
「怒りに振り回される」
「怒りに囚われる（執着）」
があると思っているわけです。
ということで、前振りはここまでにして、
ではここから怒りについてのお話しです。
職場の人間関係をテーマにした企業研修の中で
受講者の方々から集めた怒りに関する声の抜粋を紹介します。
（対象は現場リーダークラスです）
・・・・・・・
怒りの気持ちを感情的にぶつけている人を見ると
「恥ずかしい人だな」と思います。
怒りをそのまま相手にぶつけることは
相手を傷つけることになると思います。
怒りの表現方法には、納得できるものもあれば、
納得できないものもあります。
怒ったあとには後悔することが多いように思います。
怒りをぶつけられた人は被害者になりますが、
その被害者も別な誰かに怒りをぶつけることで
加害者になるという連鎖を起こすように思います。
怒るとすごく疲れるので、
自分に関係のないことまで口を挟まないようにしています。
怒りの気持ちを見せることで、
周りに本気度合いをアピールすることもできるため、
ここぞというときに戦略的に怒りを活用することがあります。
手放せたと思っても、突然思い出すことが多い気持ちは
怒りのように思います。
怒りっぽい人にはなるべく近づかないようにしているのですが、
向こうからやってきた際には、相手の怒りを自分ももらわないこと
心がけています。
・・・・・・・
という感じです。
怒りを戦略的に活用するという
ポジティブな声もありますが、
全体的には怒りの扱い方に苦慮していて、
「怒りをウェルビーイングに活かす」
というよりか、
「怒りを回避する」
「怒りを抑制する」
といった方向で付き合っている方が
多いように思います。
実際、怒りの気持ちは対人関係だけでなく、
「自分への攻撃」として表現されることもあるため、
確かに厄介な感情と言えるかと思います。
僕自身、自分が抱えた怒りの気持ちを
他人に伝えようとした時、
自分の中に怒りの気持ちが「ある」ということは
とても強く実感できているのに、
それをきちんと言葉にできないもどかしさ、
悔しさみたいなもの感じて、
その気持ちがさらに怒りの気持ちを増幅させる
という経験を何度もしてます^^;;
そういう意味で言っても、
一言で「怒り」と言っても
その実はなかなか一筋縄ではいかない
複雑な気持ちと言っていいかと思います。
でも、どうして怒りの気持ちをはっきりと自覚できているのに、
それを素直に感じようとすること、そして表現することに
難しさを感じるのでしょうか？
その要因の大きな一つに
「怒りにまつわる偏った考え方」
というか、ある意味、ルール的なものが
あるように思ってます。
それは本来、個々人のルールだと思うのですが、
ある種社会的な暗黙のルールのようになっていて、
そうした考え方に無自覚に縛られている部分が
大きいように思ってます。
次回、そうしたことについて
もう少し具体的に掘り下げて考えてみたいと思います。
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今回も最後までご覧いただき
ありがとうございましたm(__)m
あなたからのお便りが
テーマを深く掘り下げるヒントにもなります
ので、ぜひ気軽に返信してくださいね^^
それでは今日もよい一日を！
メンタルトレーナー吉田こうじ
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