幸せな生活にはストレスが存在し、
ストレスのない生活は必ずしも幸せとは言えない。
ケリー・マクゴニカル
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おはようございます^^
メンタルトレーナーの吉田こうじです。
いつもメルマガをご覧いただき
ありがとうございます^^
はじめに前回の記事にいただいた感想をご紹介します^^
前回の記事はこちら。
↓
自尊心を育む習慣４ 「他人の言葉を素直に受け入れない」
https://ameblo.jp/yoshidakouji
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「どこにいても誰といても自分らしく生きられるための勉強」
「サバイバルの勉強」
確かにそうだと思います。
それなのに学校で教えてくれないなんて
変な話ですね。
（Kさん）
・・・・・・・・・・・・・・・
ありがとうございます^^
研修の仕事柄「キャリア」「転職」についての
ご相談を受けることが少なくないのですが、
話を伺っていると今の仕事やこれまでの経験を
「お金を得る手段」
とは捉えているものの、
「生きる力」「自分の武器」
と視覚的に捉えている方が少ないように思ってます。
視覚化できないということは、
自分の強みを把握できていないとも言えるのかなと......。
キャリアを考える上で僕が大切にしていることは、
自分の強みをまずは図形的に捉えることです。
ちょっとホワイトボートがないと説明が難しいのですが、
たとえば、これまである特定の分野に特化して、
それをひたすら追求するみたいなキャリアできた方、
いわゆるスペシャリストですね。
スペシャリストはたとえるなら「線」のイメージで、
細いけれど伸ばすことで他よりも突き抜けるみたいな......
細い分、うまくハマればぐさっと突き刺さるのですが、
細い分、なにかあると折れやすいみたいな感じです。
もう一つは色々な分野を広く浅く経験してきたという
キャリアの方、いわゆるゼネラリストですね。
ゼネラリストは例えるなら「面」のイメージで、
経験する分野が多くなれば面積も広くなるみたいな......。
これも経験してきた分野がかけ離れていると
（たとえば営業もしてきたし、財務もしてきたみたいな）
面積は大きくなるし、営業と営業企画の場合は
似ている分野なので面積が小さくなるみたいな感じです。
こんなふうにまずは図形で捉えた時、
もしも線タイプならこれまでどこまで線を伸ばしてきて、
これからも伸ばしたいのか？
それとも線から面を形成したいのかを考える。
面タイプなら、これからさらに面積を広げるのか、
それとも体積を広げるのかを考える。
こんなふうに視覚化するだけで方向性が
見えやすくなると思います。
もちろん考える上では自分の価値基準も加味します^^
で、話を戻すと、今の学校では
「最初の点を打つための土台」
を教わって、その先、線タイプのキャリアに進むのか、
面タイプのキャリアに進むのかは、
やっぱり自分で選択するしかないのかなと僕は勝手に理解してます
そういう意味でいうと、
「どこまでも線を伸ばせる力」
「どこまででも面を広げられる力」
「どこまでも体積を広げられる力」
って、社会経験が少ないうちに手に入れることは難しくて、
理系とか文系とか、ある程度の方向性は学生時代に決めておいて、
それ以降は社会経験しながら自分で方向性を定めるしかないのかな
ですので、Kさんがおっしゃるように、
学校で教えて欲しいとは僕も思うのですが、
いくら教わってもまだ社会に「点」を打ってもいない学生のままだ
チンプンカンプンになるのかなと個人的には思ってます。
とはいえ、
「どこに点を打って、次の点をどこに打つか」
といった考え方くらいは教えてくれてもいいようには思いますが^
ということで、なんとも抽象的な話になりましたが、
感想ありがとうございました^^
では本題です。
前回は、外側から入ってくる「心無い言葉」を
ストレートに受け入れないというか、
一旦保留するためにはどのようなことに取り組めばいいのでしょう
というところまでお話ししました。
今回はその続きです。
そもそも、なぜ一旦保留する必要があるのかというと、
せっかく自分の自尊心を育もうとしている側から、
外部からどんどん心無い言葉が入ってきたら、
育むどころの話じゃなくなりますからね^^
まずはしっかりと外壁で守りを固めた上で、
内側の整備に取り組むのがいいかと思います。
では、あらためて外側から入ってくる「心無い言葉」を
ストレートに受け入れないというか、
一旦保留するためにはどのようなことに取り組めば
いいのかということですが......
それはバウンダリー（自他境界）を鍛えるというか、
確立するということかなと思います。
バウンダリーとはざっくり言えば
「人の領域と自分の領域を区分けする心の境界線」
のようなものです。
これはもちろん目には見えないものですので、
自分のバウンダリーがどのくらいの強度なのかは、
なかなかわかりづらいと思います。
また、バウンダリーは強固であればあるほど
いいというものでもありません。
というのもバウンダリーが強すぎると、
人を排除するというか、人に無関心になるというか、
他人を寄せ付けないような姿勢になってしまいがちだからです。
イメージとしては「家の玄関の扉」のようなものを
考えていただければいいのかなと思います。
家の玄関の扉って、
基本的には他人は勝手に開け閉めできませんよね。
開け閉めできるのは、あくまでも家人です。
また、必要に応じて鍵をかけることもできるし、
来訪者に対して居留守を使うこともできます。
これらの選択は全て「自分の意思」でできるものです。
そんな感じでバウンダリーをイメージいただければいいかと思いま
では、どうすれば適切なバウンダリーを構築できるのかということ
それは少し前にお話ししたように、
まずは外側からの
「心無い言葉」「心無い振る舞い」
などをストレートに受け取らずに、
一旦保留するというところから始めるのがいいと考えています。
そして、そのために何に取り組むのがいいかというと、
それは実はとてもシンプルなことなのですが、
相手から心無い言葉や振る舞いを受けたとき、
反射的に
「ふーん、そうなんだ。知らんけど」
「あらら、そうきたか。知らんけど」
「全然何言ってるのかわからん」
など、まるで他人事のように脳内で相槌を打つんです^^
ポイントは「反射的」にです。
そうやって、まずは心無い言葉や態度が
自分の心の奥深くに侵入してくるのを食い止め、
一旦「宙ぶらりん状態」にしておきます。
しつこいようですが、
これを「反射的」にするわけです。
その上で、落ち着いてからその心無い言葉や態度について、
これからどう扱うのが自分にとって役立つのかを冷静に考えてみま
もちろん、心無い言葉や振る舞いに対して
「やめてください」
「おかしいです」
と抵抗をするのも全然ありです。
ただ、せっかく抵抗したものの、
結局、力技でねじ伏せられないとも限りません。
ですので、まずは
「ストレートに心の中まで入れない」
というところから取り組まれるといいのかなと思います。
で、受け取らないことに慣れてきたら、
抵抗を始めるみたいなイメージですね。
それと、外側からの心無い言葉を受け取らない練習と
同時進行で取り組みたいのは、
自分で自分に言い聞かせている心無い言葉遣いの修正です。
これについては、
またまた次回に続きます^^
それと最後に......
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ので、ぜひ気軽に返信してくださいね^^
それでは今日もよい一日を！
メンタルトレーナー吉田こうじ
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