深田恭子さんの病が9月に増加中!【受験専門の心療内科】 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

深田恭子さんの病が9月に増加中!【受験専門の心療内科】

⇒「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」はこちらから!

 

適応障害というと、深田恭子さんが苦しんだことが話題になりましたが、9月に入り、受験生の適応障害が増加しています。

 

なぜかというと、夏休みに自宅にこもって勉強するライフスタイルが脳に定着し、学校に通いながら受験勉強をする生活に適応するのを脳が辛いと感じるためです。

 

特に今年の夏はコロナ感染の拡大で、例年以上に自宅に居続ける受験生が増えていたことも、9月になって適応障害が増えている原因です。

 

 

受験生の適応障害については、以前、深田恭子さんがなってしまったときにブログに書いた記事が好評だったので、以下、再掲載します。

 

ちなみに、カバーの画像は、今日、私のクリニックの予約担当のスタッフが作ってくれたものです。

 

深田恭子さんの肖像の使用許可がいただけるはずはなく、「無断掲載はマズイよ」と注意したら、ちょっと似ているけど、まったくの別人の画像だということでした。

 

使用許可を頂いている画像の中で、一番それっぽいのを選んだそうです。

 

ご苦労さま!!!

 

 

 

 

今日、診察を終えた受験生さんが、帰りがてらに、「吉田先生が記事に出てましたよ!」と教えてくれました。

 

ネットで検索したら、昨日、テレビで話した内容が、東スポとデイリーで記事に出ていました。

 

少し引用させていただくと・・・

 

上沼恵美子が6日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、女優の深田恭子が適応障害のために活動休止となったことに言及。自分自身も10代で芸能界に入ったことから深田の心境に寄り添った。

 番組では医師の吉田たかよし氏が出演し、「美人でお金もあって順風満帆に見える人が適応障害になるケースは増えている」と解説。「思春期の時に純粋培養された人がコロナで大変な状況になると、乗り越える力が育っていないから適応障害になる」と医師としての見解を述べた。

 

引用元 デイリーの記事 「上沼恵美子 適応障害の深田恭子を思いやる」

 

関西と中京圏は昨日の放送ですが、首都圏は後日の放送なので、私自身はまだ見ていません。

 

どこまでオンエアーされたかわかりませんが、スタジオでは、女子は美人、男子はイケメン、経済的に豊かな家庭に育ち、ずっと成績も優秀だった、みんなから羨ましがられる受験生が適応障害になりやすいという私のクリニックの傾向なんかもお話しました。

 

受験勉強で発病する「受験適応障害」については、以下の以前のブログに書いているので、読んでください!

 

5月28日(金)の記事 ⇒

 

5月27日(木)の記事 ⇒

 

 

 

今日のテーマは、「受験適応障害」が、コロナ禍で急増しているということ。

 

経済的に豊かな家庭に育つと、幼年期にしっかりとした教育を受けるので、脳機能は発達しやすいです。

 

たとえは悪いかもしれませんが、これが純粋培養の良い点です。

 

 

実際、植物だって、美しい花が咲きますよね。

 

人間だって、基本的には同じなんです。

 

 

でも、そのぶん、コロナ禍のような環境の変化には脆弱です。

 

去年、1回目の緊急事態宣言が出て以降、私のクリニックでも受験適応障害が増加しました。

 

 

この時期に適切な治療を行った人は、すぐに回復しましたが、変化に気づかず放置した受験生は、受験ストレスが高まる秋以降に受験うつに移行し、結局、入試に落ちてしまった方が大勢いました。

 

受験うつになる前の受験適応障害の段階で治療することが、とても大事です。

 

詳しくは、以下のホームページの解説をご参照ください!

 

 

「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」

 

 



 

 このページの要点は? 

 ✓  それまで真面目に勉強していたのに、急にゲームやスマホで時間を浪費したり、塾を休んだりした場合、今、急増している「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」に陥っている危険があります。

 

 ✓  親は単なるサボりだと勘違いする場合が多いのですが、受験適応障害は心の病で、放置しておくと重度の受験うつに移行することも多いので注意が必要です。

 

 ✓  親が「勉強しなさい」と注意すると、「うるさい!」などと大声で怒鳴り返してくることが多く、これは大人が適応障害になったときに、深酒をして暴れたり危険な運転をして事故を起こすのと本質は同じです。

 

 ✓  女優の深田恭子さんが適応障害になりドラマを降板されましたが、受験適応障害に陥る受験生は深田さんと共通点が多いという特徴があります。

 

 ✓  脳の状態を見極める検査法と、メンタル面を立て直して志望校への合格を勝ち取る治療法についてもご紹介しています。

 

 

 

急増する「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」とは?


それまでコツコツと真面目に勉強していたのに、急に勉強を投げ出して、ゲームやスマホばかりやっている・・・。

 

以前は、塾を休むことなんてなかったのに、今は出席率が0%・・・。

 

親が「勉強しなさい」と注意すると、鬼のような形相で「うるさい!」と怒鳴り返す・・・。

 

受験生にこのような症状が現れたら、今、急増している「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」に陥っている危険があります。

 

 

適応障害というと、就職や入学で環境が変わり、それに適応できなくて心がふさぎ込む病気だというイメージをお持ちの方が大半だと思います。

 

もちろん、世間一般では、こういうケースが多いのは事実です。

 

しかし、受験生に限っていうと、勉強のギアを上げる生活、つまりハードな受験生活に適応できないことで、適応障害を発症する場合のほうが、圧倒的に多いのです。

 

 

なぜ、このような心の病に陥るのか?

 

後ほど詳しく説明しますが、それは、今どきの受験生を取り巻く環境が、適応障害を発症しやすい条件を兼ね備えているからです。

 

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



受験勉強を投げ出してスマホばかり眺めたり、理由もないのに塾を休みだすと、ほとんどの親御様は、サボっているのだと思います。

 

でも、受験適応障害は、適切な治療と対策が必要な心の病です。

 

決して、単なるサボりだと勘違いしてほしくありません。

 

 

もちろん、受験生の年代では、勉強をサボりたいと思うのは当然のことで、実際、サボっている生徒は世間にいっぱいいます。

 

しかし、元来、真面目な生徒さんで、それまではコツコツ真面目に勉強していたのに、急に受験勉強を投げ出した場合は、サボっているのだと決めつけてはいけません。

 

 

真面目な性格は、通常は、成績を上げるのにとても望ましい素養です。

 

ただし、適応障害についていうと、真面目であることは、発症するリスクを大幅に高める要因であることがわかっています。

 

良い意味でも悪い意味でも、嫌なことを受け流して物事を適当に処理しようとはしません。

 

それが、心の病気を生み出す素地となってしまうのです。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック



女優の深田恭子さんが、適応障害を発病し、ドラマを降板されることが所属事務所から発表されました。

 

私自身、以前、深田さんとテレビ番組でお話をさせていただいた経験がありますが、彼女のメンタルは、受験適応障害に陥ってしまった受験生と、共通点が驚くほど多いのです。・・・・

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

 

 

「受験適応障害(Exam Adjustment Disorder)」