大坂なおみ選手と同じ病の受験生、その2 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

大坂なおみ選手と同じ病の受験生、その2

大阪なおみさんの公式ブログより 

 

一昨日、大坂なおみ選手と同じ、うつ症状になった受験生が、彼女がワガママだと誤解されたのと同じように親から誤解され、受験で失敗する例がおおいということを書きました。
 
そうしたら、アクセスが急増。
 
おそらく、こういう例は苦しんでいる方が読んでくださっているのでしょう。
 
 
 
ということで、今日はその続き。
 
大阪なおみ選手がワガママだと誤解された大きな要因が、元気そうに見えたことでしょう。
 
全仏オープンの1回戦は勝利しましたが、その部分を見れば、健康そうに感じてしまいます。
 
これが、うつ症状の誤解を招くところなんです。
 
 
足を骨折したら、誰だって、故障だとわかりますが、メンタル面の病気は、外から見てもわかりにくいのが怖いところです。
 
うつ症状の受験生が、ゲームやスマホは楽しそうにできているから、サボっていると親は判断しがちですが、これは多くの場合、勘違いです。
 
 
ゲームもスマホも、メンタル面に負担がかかる判断をせずにできることって、いっぱいあります。
 
むしろ、そこから気を紛らわせるために、うつ症状になると、追い立てられるようにゲームやスマホをやってしまうんです。
 
親が誤解するだけでなく、本人も誤解しちゃうことも、決して少なくないんです。
 
 
この点で、大事なのが検査です。
 
以下の検査の説明も、読んでくださいね。

 

 

 

受験勉強の脳機能を医学的に分析!


【このページの要点】

①最新の光トポグラフィー検査(Optical Topographyで、勉強中の脳機能を科学的に分析します!!

 

②安全な近赤外光(near infrared radiation)で大脳新皮質の血流変化を測定するので、まったく安全です!

 

③大うつ病性障害(MDD)・双極性障害(BP)・統合失調症(SZ)などの誤診を防ぐこともできます!

 

④勉強のヤル気がわかない、集中力が持続しない、記憶できないなど、脳が抱える問題点が明確になります!

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 


 


受験ストレスの状態を脳のレベルで科学的に診断するため、決定的に重要だといえるのが「光トポグラフィー検査(Optical Topography)」です。

そこで弊院では、早期合格コースの受験生の方に、真っ先にこの検査を受けていただいています。

 

「光トポグラフィー検査」を行うと、受験勉強を阻む症状をもたらしているのは、脳がどのような問題点を抱えているからなのか、正確にアプローチができます。

これは、志望校への合格を勝ち取る上で、生命線とも言える、とても大切なことです

 

 



急に勉強のヤル気がわかなくなった・・・、

イライラが収まらなくなった・・・、

問題が解けなくなった・・・、

これらは、受験ストレスの典型的な症状ですが、実は脳の中で起こっている異変はさまざまなのです。

 

たとえば、勉強へのヤル気がわいてこなくなくなったとしても、受験生のかた、お一人お一人、原因は異なります。

ある人は、脳内にあるA10神経の活動が低下して、ヤル気が出なくなる…。

別の人は、背外側前頭前野という脳の別の部分の問題で、ヤル気が出なくなる…。

 

原因が異なるわけですから、適切な対策も異なるのが当然です。

受験勉強の効率をアップさせるには、まず、脳機能の状態を浮き彫りにさせることが必要なのです。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック


光トポグラフィー検査は、まったく安全な検査です!


光トポグラフィー検査は、波長が800~2500μmの近赤外光(near infrared radiation)という光を頭に当てて、脳の活動状態を検出します。

 

この波長の光は、血液中のヘモグロビンに吸収される性質を持っています。

ですから、脳の大脳新皮質のそれぞれのエリアが、その瞬間、どの程度、活動して血液中の酸素を使っているのが、数値化できるわけです。

 

ぜひ、知っておいていただきたいのは、近赤外光(near infrared radiation)が人体にとってまったく安全であり副作用もないことは、医学的に完全に証明されているということです。

 

続きを読む ⇒ (本郷赤門前クリニックのホームページ)