大坂なおみ選手と同じ病の受験生 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

大坂なおみ選手と同じ病の受験生

大阪なおみさんの公式ブログより 

 

 

テニスの大坂なおみ選手が、うつ症状であることを告白しました。

 

全仏オープンの大会主催者の対応は、まったく駄目で、心療内科医として怒りを感じますが、同時に、まったく同じことが受験生にも起きており、これを機に警鐘を鳴らしたいです!

 

特に受験生の親御様には、大坂なおみ選手と同じトラブルが、入試の直前期にお子様に降りかかるかもしれないということを、しっかり肝に銘じで、支えてあげていただきたいのです。

 

 

全仏オープンの大会主催者の最大の失態は、試合の後の記者会見を拒否したいという彼女の申し出を、単なるワガママだと間違って解釈したことです。

 

それで、罰金を課し、試合を棄権⇒うつ症状の告白という、プライバシーの根幹まで傷つけてしまいました。

 

 

海外メディアは「なぜ、初めから言わなかったのか」と指摘していますが、うつ症状の患者さんに最も言ってはいけないことです。

 

取材者がこの程度のリテラシーだったら、うつ症状でなくても、会見を拒否したって構わないと、医者の立場だったら思ってしまいます。

 

 

でも、受験生がうつ症状に陥った場合に、大阪なおみ選手と同じように、単なるワガママだと誤解され、症状を悪化させてしまうケースもすごく多いんです。

 

もちろん、入試は軒並み落ちるほか、そもそも受けにいけなくなる、つまり大坂なおみ選手と同じように入試を棄権せざるを得なくなる場合も、決して少なくありません。

 

それで、無限に続くような浪人生活に突入した方もいます。

 

 

 

少しでも心当たりのある方は、以下のセルフチェックシートで、症状が出ていないか、ご自分でもけっこうですが、ぜひ、ご家族も判定してあげてください。

 

 

親が判定!わが子の受験ストレス

親御様が簡単チェック、10項目で判定!


 

 このページの要点は? 

 

 ✓  わが子の受験ストレスを親御様に10項目のチェックポイントで判定していいただきます!

 

 ✓  デューク大学の研究手法をもとに、クリニックでの症例と学習塾・予備校のデータをもとにリスト化したものです。

 

 ✓  親が声をかけると「うるさい!」「ほっといてくれ!」と怒鳴るようになるのも「受験うつ」の重大な兆候です。

 

 ✓  子どものワガママなのか、メンタル面や脳機能の問題なのかの区別が重要で、見極めるための指針を解説しています。

 

 

東京大学本郷キャンパス赤門正面

本郷赤門前クリニック

 


受験ストレスの放置で不合格へ一直線!


親が声をかけると「うるさい!」「ほっといてくれ!」と怒鳴る・・・。

優しかった子が、突然、家庭内で暴れるようになる・・・。

 

これらは、受験期のうつ症状「受験うつ」や、受験ストレスによる高次脳機能障害による典型的な兆候です。

単なる気分の問題だと放置してはいけません。

 

 

入試の本番が近づけば近づくほど、受験ストレスは悪化するものです。

放っておいて勝手に治るということは、まず、ありえません。

 

通常は逆に悪化し、入試の当日に症状がマックスになるのが一般的です。

ですから、できる限り早い段階で脳のコンディションを回復させておくことが必要です。

そうでない限り、志望校への合格は困難でしょう・・・・(続きを読む ⇒クリック)

 

続きを読む ⇒ 本郷赤門前クリニックホームページ

https://www.akamon-clinic.com/親が判定!わが子の受験ストレス/