今回、2025年11月26日、27日(2日間)

 

林業・木材製造業労働災害防止協会主催の、

 

チェーンソー伐木等の18時間の特別教育を受講してきました。

 

 

カリキュラム

 

正確には、労働安全衛生規則36条8号に基づく、

 

チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理又は造材の業務の、

 

特別教育ですが、

 

神奈川県川崎市 黒川青少年野外活動センターまで行ってきました。

 

 

講習会場写真(黒川青少年野外活動センター)

 

実技講習広場

 

 

この講習は、伐木等業務特別教育の一環として行われる、

 

チェーンソーの安全な使い方に関する2日間の講習会です。

 

 

共立チェーンソー

 

目立て方法とチェーンソーの固定方法

 

ピストンが伸び切ったときの位置「上死点」

ピストンが縮み切った位置「下死点」

 

初日は座学中心で、チェーンソー使用に伴う危険性や関連法規、

 

専門用語、メンテナンスの重要性などを学びます。

 

エンジンの構造やメカニズムがとてもわかりやすく教えてもらえます。

 

また年間約30名がチェーンソー事故で死亡している現状を踏まえ、

 

事故防止を最優先とし、

 

安全な使用方法を頭と体で理解することを目的としている講習です。

 

2日目には、屋外にて実際にチェーンソーに触れ、

 

玉切りや機械メンテナンスなどの実技を行います。(熊撃退スプレー使用の実演も有)

 

·       専門用語:

o   立木(りゅうぼく・たちき): 地面に生えている木。林業では金銭的価値のある木を「りゅうぼく」と呼ぶことが多いです。

 

o   伐木(ばつぼく): 立っている木を切り倒すこと。

 

o   造材(ぞうざい): 伐採後の木を処理する作業。倒した木から枝を払い(枝払い)、長さを測り(測尺)、切断する(玉切り)一連の作業。

 

o   玉切り(たまぎり): 長い材を運べるように適切な寸法に切断すること。

 

o   胸高直径(きょうこうちょっけい): 地面から約1.2mの高さでの木の直径。

 

実技講習風景

 

熊撃退スプレー実演

 

チェーンソーでの玉切り講習

 

受け口切り

 

学科、実技ともに内容、盛りだくさんです。

 

労働安全衛生規則36条8号に基づくチェーンソー伐木等特別教育は、

 

学科9時間、実技9時間の長丁場ですが、

 

林業・木材製造業労働災害防止協会 神奈川県支部では、

 

2日間で23,000円(テキスト、修了証、消費税含)でした。

 

しかも想像以上に充実した、実りある時間となりました。

 

とりわけ講師の方の姿勢は印象的で、

 

終始親切かつ丁寧、

 

そして受講者一人ひとりに寄り添う真摯な対応に強く心を動かされました。

 

専門性の高い内容でありながら、

 

難解な部分も噛み砕いて説明してくださり、

 

安全の本質を「知識」ではなく「実感」として理解できたことは大きな収穫でした。

 

カリキュラムは細部まで整えられ、

 

時間配分も完璧で、講師の安全教育への覚悟と情熱がひしひしと伝わってきました。

 

ときに厳しく、ときに優しく、

 

命を守る技術を伝えるその姿勢は、

 

受講者に強い責任感を芽生えさせるものでした。

 

私自身、この講習で得た知識と心得を活かしていきたいと思います。

 

公私とわず、チェーンソーを使用したり、木を切ったりする方は、

 

とてもおすすめの講習ですので、

 

機会がございましたらぜひ受講してみてください。

 

 

 

神奈川県木材業協同組合連合会(神奈川県木連)の公式サイト

 

 

ゼネラリストシュンプロフィール

Shun profile

 

 

 

 

愛知県子育て支援員研修を修了しました。

 

案内パンフレット

 

子育て支援員は、

 

保育士資格が無くても保育の現場に立つことのできる資格です。


保育の需要が高まり保育士の人手不足が深刻な問題となっている現在、


現場の負担を減らそうと新たに注目されてきています。

 

保育の人手不足を解消するための保育補助スタッフのことで、


2015年(平成27年)に国の政策によって作られました。


一般的に保育士資格を取得するためには、

 

指定の学校を卒業するか、もしくは、

 

国家試験に合格しなければなりません。


対して子育て支援員は、


各自治体が実施している子育て支援研修を修了することで、

 

資格を取得することが可能です。

年齢や学歴も関係なく受講することができるので、


転職や社会復帰の際に、

 

子育て支援員を目指す方も多くいるそうです。

基本的には保育士の仕事とあまり違いはありませんが、

保育士のようにクラスを受け持つことがないことや、

 

保護者対応は比較的少ない傾向もあり、

 

保育士よりも負担が少なく、

 

保育補助と同じくパートやアルバイトとして働く割合も多く、

 

主婦の方にも働きやすい職種です。

 

この研修は主に基本研修と専門研修の2種類で構成されおり、


すべて受講することで「子育て支援員研修修了証明書」を取得できます。

 

子育て支援員は取得するハードルも低く、


試験もなく、約20~30時間の研修を受けてレポートを提出することで、

 

資格が取得できます。


都道府県が実施主体ですので、

 

お住いの都道府県によっては、

 

研修の参加費を無料としているところも多くあります。

 

私の住んでいる愛知県は全て無料で受講できました。

 

申込もネットでできて、

 

講習も選択式で、対面式で受講するのか、

 

zoom受講(オンライン)でするのか

 

選択できますので、

 

全てネットで完結することも可能です。

 

子育て支援員が働ける場所は保育所(保育園)はもちろん。


学童保育(放課後児童クラブ等)では補助員として、

 

児童と遊んだり、勉強を教えたり、


小規模保育や一時預かりなどでは、

 

保育士のサポート役として未就学児の保育補助を行ったりできます。

 

ほかにも子育て家庭の支援をするために各地域に設けられている、


サポートセンターにて保護者等からの質問や相談を受ける仕事もあったりします。

 

なので子育て支援員の働ける事業場は多岐にわたるため、

 

子育て支援員の研修は全部で8種類あります。

 

子育て支援員研修の種類の内容について

注意点として、

 

④利用者支援事業・基本型(専任職員)のみ実務経験が必要ですので、

 

それ以外は全て誰でも申込をすることができます。

 

ちなみに保育士資格を取得していると、

 

基本研修(8科目8時間)が全免除となるため、

 

直接、専門研修から始められます。

 

私の場合は、実務が必要な研修以外をエントリーしましたが、

 

エントリーシート

 

抽選により、⑦の放課後児童クラブ(補助員)が、

 

残念ながら落選。

 

 

それ以外は無事に修了できました。

 

確認シート

 

実務経験が必要な、


④利用者支援事業・基本型(専任職員)(7科目8時間)と、

 

落選してしまった、

 

⑦の放課後児童クラブ(補助員)(6科目9時間)以外の、

 

①地域保育コース(地域型保育事業)

共通科目(12科目15時間)、選択科目(4科目5.5時間)

 

②地域保育コース(一時預かり事業)

通科目(12科目15時間)、選択科目(4科目5.5時間)

 

③地域保育コース(ファミリー・サポート・センター事業)

共通科目(12科目15時間)、選択科目(4科目6.5時間)

 

⑤地域子育て支援コース(利用者支援事業・特定型)

(5科目5.5時間)

 

⑥地域子育て支援コース(地域子育て支援拠点事業)

(6科目6時間)

 

⑧社会的養護コース

(9科目11時間)

 

のコースを修了しました。

 

①地域保育コース(地域型保育事業)修了証

 

②地域保育コース(一時預かり事業)修了証

 

 

③地域保育コース(ファミリー・サポート・センター事業)修了証

 

⑤地域子育て支援コース(利用者支援事業・特定型)修了証

 

⑥地域子育て支援コース(地域子育て支援拠点事業)修了証

 

⑧社会的養護コース修了証

 

また、子育て支援員の資格と実務経験(保育補助経験)があれば、


保育士試験の受験資格が現在ない方でも試験を受けることが可能です。


将来的に、保育士として保育の現場で働きたい、

 

とお考えの方はぜひ検討してみてもよいと思いますし、

 

もう保育士資格を持ってる方でも、

 

それぞれの研修はすべて、

 

保育や児童福祉の専門家である、

 

大学教授等が講師を担当してくれているので、

 

とても実りのある講習であることは間違いありません。

 

私も保育士資格は保有しておりますが、

 

保育士の資格勉強や実務経験、

 

そして、キャリアアップ研修等では、

 

学ぶことができない分野の知識も学べるので、

 

ぜひ受講してみてはいかがでしょうか?

 

 

ゼネラリストシュンプロフィール

Shun profile

 

 

2025年(令和7年)3月2日(日)に、

 

栄養のエキスパートである管理栄養士の国家試験を受験してきました。

 

 

受験票

 

会場は愛知大学(名古屋キャンパス)

 

愛知大学

会場入り口

 

一日中試験。

 

みんな最後の最後まで勉強してます。

 

栄養士の資格は保有していますが、

 

管理栄養士と栄養士では資格の取得方法や業務の対象に大きな違いがあります。

 

そして管理栄養士と栄養士は、どちらも食と栄養に関する国家資格ですが、

 

免許を受ける相手や業務の対象が異なり、

 

管理栄養士は厚生労働大臣から認定を受ける資格であるのに対し、

 

栄養士は都道府県知事から免許が与えられる資格です。

 

栄養士は栄養士養成施設で2年以上修業した後、

 

無試験で都道府県知事から免許を受けることで資格が取得できてしまうのに対し、

 

管理栄養士の資格は資格取得のプロセスも大きく違い、

 

栄養士よりも大変です。

 

管理栄養士は二つの取得ルートがあります。

 

一つ目の取得ルートは、

 

管理栄養士養成施設で4年間学んだ後、

 

国家試験に合格する方法。

 

もう一つのルートは、

 

栄養士養成施設で栄養士を取得して、

 

さらに、栄養士として一定期間(1〜3年)の実務経験を積み、

 

実務証明を事業主に書いてもらって、

 

それが国に認められれば、

 

管理栄養士国家試験が受験でき、

 

その管理栄養士国家試験に合格することによって、

 

資格を取得する方法です。

 

このルートの場合気を付けなければならないのは、

 

採用面接のときには、「管理栄養士の実務経験になるよ!」って、

 

採用担当もしくは社長さんに言われたのに、

 

いざ管理栄養士を受験したくて、

 

実務証明を書いてもらおうと思ったら、

 

事業主さん次第では嫌がらせで書いてくれなかったり、

 

そもそも管理栄養士の実務にならない仕事場であったり、

 

勘違いで受験要件に該当しない事業場を選んでしまっていたり、

 

本当に理不尽な理由で受験できない、

 

かわいそうな栄養士さんもみえます。

 

実際に私の学生の頃の同期の方で、

 

事業主に頼んでも書いてもらえない人もいました。

 

本当に気をつけなければならないです。

 

確実に食や栄養のエキスパートを目指すのであれば、

 

最初から管理栄養士が取得できる、

 

4年生大学を強くお勧めします。

 

これはこれで大学によってはしっかり勉強してないと、

 

卒業が決まれば管理栄養士を全員受験できるのではなくて、

 

管理栄養士の国家試験の数カ月前とかに、

 

学内で全生徒に対して学内模試等をおこなって、

 

一定の基準値に満たない学生は管理栄養士の国家試験を、

 

受験させてもらえない場合や、

 

学内模試を落ちると4年生大学出たのに、

 

管理栄養士受験できないばかりか、

 

管理栄養士受験資格が得られず、

 

4年制の栄養士養成施設卒業という事に、

 

条件が切り替わってしまい、

 

卒業後1年実務経験を積んだのちに再受験しなければならないという、

 

悲惨な結果になることもあるようです。

 

やはり大学側も合格率を気にしているようです。

 

ただ最近はどこの大学も、

 

受験者数、合格者数、合格率を発表しなけらばならないので、

 

合格率100%の大学って結構ありますが、

 

収容人数が一学年100人以上いるのに、

 

受験者数10人で合格率100%の大学とかって、

 

そもそも受験させてもらえなかった人が、

 

たくさんいることが示唆されるわけです。

 

勉強できない生徒をふるいに落とす大学が、

 

多々存在する中で、全員を受けさせる大学があるのも事実、

 

大学のHPとかに掲載されている、

 

本学の管理栄養士試験合格率100%とか95%とかの、

 

数字に惑わされないよう大学選びは慎重にしたほうがよいですね。

 

どんなデータにも絶対はなく、

 

作為的なヌケやモレといったカラクリがあるものです。

 

ちゃんと調べて勉強して考えないと騙されてしまいます。

 

さて管理栄養士は、主に栄養指導や栄養管理を行う職業で、

細かい業務内容は勤務先によって異なりますが、

医療現場であれば、

医師や看護師、薬剤師と連携して患者さまの栄養管理を行う、

栄養サポートチーム(NST)に参加できたり、

栄養士に比べると、

管理栄養士の業務内容や働き方は非常に幅広いといえます。

 

あたりまえの話ですが、平均年収も管理栄養士の方が高いので、

平たく言って、栄養士の上級資格が管理栄養士なんですよね。

私の場合は病院栄養士等の仕事をして実務を積み、

 

なんとか受験しました。

 

私が栄養士を取得したのが、

 

2007年(平成19年)3月26日ですので、

 

栄養士資格

 

もうかれこれ約18年前になります。

 

去年の2024年の第38管理栄養士国家試験の全体の受験者の合格率は、

 

受験者16,329名 、合格者8,056名 、合格率49.3%
 

学校区分別の合格率を見てみると、

 

新卒(管理栄養士養成課程):

受験者数9,087名、合格者数7,309名、合格率80.4%(前年比6.8ポイント減)

既卒(管理栄養士養成課程):

受験者数1,647名、合格者数128名、合格率7.8%(前年比2.1ポイント減)

既卒(栄養士養成課程):

受験者数5,595名、合格者数619名、合格率11.1%(前年比4.9ポイント減)

参照:厚生労働省「第38管理栄養士国家試験の結果について」

 

私は既卒(栄養士養成課程)ですので、

 

合格率11.1%と、

 

かなり合格率低いんですよね。

 

しかも試験問題も年々難化して、

 

難易度高いんですよね。

 

令和6年第38管理栄養士国家試験では前述のとおり、
 

全体の合格率50%を下回っております。

 

近年の受験者数と合格者数と合格率の表


参照:厚生労働省「第38管理栄養士国家試験の結果について」

 

独学では難しいかもしれません。

 

使ったのはこの2冊(主にクエスチョン・バンク)

 

 

試験は午前と午後で200問

 

200問中、科目の足切り等なく、

 

60%の120問、解答できれば合格なんですが、

 

60%の正答率って一見簡単そうですが、

 

それが難しいんですよね。

 

私の栄養士学校の頃のクラスメイトで、

 

薬学部(以前は4年制)でてて、


薬剤師の資格を取得してから、

 

2年制の栄養士の専門学校を卒業して、

その後3年の実務経験ののちに、

管理栄養士を受験した方も、

満点取るつもりで必死に勉強して、

ゼミや模試もしっかりと受講して、

とても優秀な方でしたが、

80%ぐらいしか取れなかったとおっしゃっていました。

 

いろいろとアドバイスしてもらいましたが、

 

とくに重要なのは過去問勉強しただけではだめで、

 

さらに過去問に付帯する知識もしっかりと抑えておかないと、

 

合格は難しそうです。

 

なのでクエスチョン・バンク管理栄養士のテキストを中心に、

 

プラスして、レビューブックといった、

 

レビューブック

 

クエスチョン・バンクの過去問の解説には載っていない、

 

より詳細な解説と周辺知識を学べるレビューブックの活用が必須なようです。

 

私の母校である学校も、管理栄養士を目指す学生にたいして、

 

こちらの2冊を推奨しています。

 

 

 

 

 

独学なら上記の2冊で決まりです。

 

ちなみに私の卒業した栄養士養成施設は、

 

名古屋文理大学、名古屋文理短期大学、名古屋文理栄養士専門学校と、

 

幅広く経営していて、

 

卒業生だったら在校生と同じ図書館を使い放題などの特典もあり、

 

たまに教授の研究室に顔を出して

 

恩師の方々からたくさんの情報が入ってくるのですが、

 

いろんな教授が、

 

管栄(管理栄養士の略)合格の一番の近道は、

 

クエスチョン・バンクとレビューブック、

 

と口をそろえて言っています。

 

私は今回は合格できなさそうなので、

 

私の場合また来年頑張りたいと思います。

 

もしこれから食や栄養の勉強をしたくて、

 

栄養士か管理栄養士で迷ったら、

 

迷わず、管理栄養士が取得できる4年生大学をお勧めします☆★

 

それからバックボーンは様々だと思いますが、

 

管理栄養士をこれから受験されるみなさま、

 

一緒に合格に向けて頑張りましょう!

 

ちなみに受験手数料は郵便局等で販売されている、

 

6800円の額に相当する収入印紙を、受験願書に貼付して、

 

書留郵便の料金がかかるぐらいで、

 

あとは必要なテキスト代が5000円ぐらいですので、

 

金銭的な問題よりも、

 

効果的な学習方法と、

 

勉強時間の捻出が一番の課題ですね。

 

管理栄養士の試験は、

 

相対評価の試験のように、ライバルを蹴落とさなければ合格できない試験ではなく、

 

理論上、全員頑張って合格点とれば、全員が合格できる絶対評価の試験。

 

受験者同士が知識を高めあってみんなで仲良く一緒に合格しましょう!!

 

 

 

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