お義母さんが、コンペイトウを持って来たの。
![豊島屋のコンペイトウ](https://stat.ameba.jp/user_images/20150817/19/yoshicajesica/4a/af/j/o0500037513398837011.jpg?caw=800)
2種類入っている豊島屋の金平糖は、「あじさいだより」という商品名。
箱の裏には、こんな風に書いてあるのよ。
万葉仮名では味狭藍とか安治佐為と書かれ、四葩花、七変化などとも呼ばれております。紫陽花が鎌倉の古寺に、そして谷戸、谷戸に咲き始めますと、しっとりとしたこの街の佇まいが一段と色づき始める気が致します。
こんな風情を日本古来の金平糖に淡い色を添え、紫陽花に見立て「あじさいだより」と名づけました。
鎌倉からのお便りに、又鎌倉の花を訪ねてのご散策の思い出になればと念じつゝ―――。
鎌倉の豊島屋と言えば、ハトサブレ。
小町に本店を構える、老舗のお菓子屋さんね。
ハトサブレ以外にも、美味しいお菓子が沢山あるのよ。
亡くなったお義母さんのお友達は、都内在住だったらしいけど、昔から豊島屋の金平糖が好きだったそうなのよ。中野で生まれ育ったお義母さんの、小学校以来のお友達。
最期までお世話をしていた妹さんに、生前書いた手紙を託していたそうなの。無くなってから2ヵ月後に、お手紙付きで金平糖が届いたんですって。私も見せてもらったのだけど、「突然のご無沙汰と、急なことで驚かせてしまってごめんなさい。」という書き始めのお手紙だった。
ご本人の希望で家族葬という形で密葬を執り行い、その1ヵ月後には都内で「偲ぶ会」を催したらしいわ。その時にも、今日お集まりいただいて有難うという内容の手紙が配布されたのね。全て、生前に用意してあったもの。決めてあった友人宛にと、原本をコピーして妹さんが遺言の通りにしたことらしいのよ。
長い長い闘病生活の末の、旅立ちだったのですって。
本当に素敵な友人だったらしくて、お義母さんはとても寂しそうだった。
でも、お友達が大好きだった金平糖なのよと、嬉しそうに箱を開けて食べていたわ。
残りの金平糖も、我が家の2人で少しずつ摘まんでるわ♪
義両親が来たのは、8月14日。
私のお盆休み中に一度顔を見たいからと言って、遊びに来てくれたのよ。
また、沢山のお裾分けをもらった!
それはまた別の記事で、改めて。
頂いたそばから食べたのは、実家で栽培された採れたてのキュウリ♪
買ってきたものに比べて、皮が薄いのね。
一緒に持ってきてくれたワサビ漬けと、お義母さんの手作り味噌、私の手前味噌、マヨネーズを交互に付けて、みんなでボリボリ食べたの♪
3本もらったうちの、2本を食べようと思ったのよ。
結局、右側の1本で十分な量だった。
お盆に里帰りではなく、義両親が来てくれて楽しいひと時でした!
☆ぽちっとナ☆
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