年末年始 | yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

年末休みに入ってすぐ、子供と2人、スキー目的で数日ほど南魚沼地方へ。

駅到着して外に出ても道端にまったく雪が無い、そして大して寒くない・・・。

「雪降んねえなあ。」と、地元の方も困惑するほど。

 

早朝スキー前に起きてひとり鳥見。どんより、ポツリと雪でなく雨粒が落ちてきたり、濃い霧が

立ち込め晩秋のような天候の中、鳥の声もほとんどせず静か。カケスやカラ類、ルリビタキの

グゼるのを見聞きして撤収しようとしたら、遠方に200~300羽くらいの小鳥の群れ。

 

シギチのような見事なターンで群飛、杉林にわらわらと降り立ったり・・・遠目には真っ白に

見えた姿に、今期目撃例の多いベニヒワ?と色めき立ちましたが、杉の木にとまったところを

写真撮って確認するとアトリでした。

 

かろうじてクリスマス頃にドカッと降った雪が残っており、ゲレンデのコンディションは

悪いものの滑れます。子供と初めて、山頂付近の難関コースへ。見事な雪山の景色でした。

 

翌日の早朝には、カラ類に混じるゴジュウカラに出会ったり、

 

カラ類を襲おうとしたモズを見てたら、ジョウビタキ♀が現れたり。

 

どれもじっくり見れないなあ・・・、と思っていたら、

やっと最後に、♂のジョウビタキが近くに来てくれました。

 

木の上でしたが、周囲の雪に反射した光を集めて、美しさが一層際立ちます。

 

大晦日に戻ってきて、元旦は親族で集まりのんびり、テレビ見てたら緊急地震速報、

能登半島の大地震・・・。3.11のこと、その当日たまたま茨木県内にいて、避難所で一晩過ごしたことを思い出しました。被災された方々に1日も早く平穏な日々が戻りますように・・・

 

正月2日目は、世田谷区内の公園へ。似たような環境のある区部の都市公園でもアトリが

来ているようで、ここにもいるかも?と思い、鳥見目的では初めての訪問です。

 

公園に入ってすぐ、遠くにカワラヒワの声と群れ。双眼鏡でとらえた1羽・・・綺麗な栗色が

目に飛び込みます。この群れは、カワラヒワはむしろ少数派、あとはすべてアトリ。

いきなりあっさりと出会えてしまいました。

 

でも高い木の上、込み入ったところで見づらい・・・

 

せせらぎ沿いでシロハラがガサゴソ、一緒にいたツグミがすぐ目の前に飛び出したり。

 

距離2mほどのところの目の前にカワラヒワが飛んできて、ドキリとしたり。

 

他のカワラヒワも次々に目の前に飛んできて、夢中で採食。アトリが混じっていないか、

マヒワが混じっていないか、もしやのあの赤帽のヒワも・・・と思ってしまいます。

 

思いがけず、アオゲラにも出会ったり。

 

笹薮の中でガサゴソ数羽の小鳥が、じっと待っていると、アオジらしきが飛び出し、

そのあともう1羽が飛び出します。ここにもアトリが混じっていました。

 

暗~い林床の低木の中ですが、やっと目線で会えました。

 

シメも目立ちました。中々こちらもじっくり見れなかったのが、

ふとせせらぎを見てたら、水飲みに目の前に降り立ちます。

 

ヤドリギが所々にありました。これは早春に期待・・・と思っていたら鳥の影、

もしや・・・と思ったら・・・ヒヨドリでした。

 

早朝から数時間の鳥見始め。元気に飛び回る鳥たちの姿に、とても癒されました。

 

正月三が日も今日で終わり。大きな地震は全国どこでもいつ起きてもおかしくないですし、

気候も明らかにおかしいし、戦争も終わらないし・・・2024年も、万事が平穏、というわけにはいかないと思いますが・・・少しでもよい年にしたいなと心から思います!