まだまだ旅鳥 | yoshiの鳥見Diary

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野鳥との出会い・ドキドキを求め、都心中心・たまに遠出・・・観察記です。

週末、低気圧が通過するという予報を聞き、金曜は早朝に多摩川へ。10月も中旬、

そろそろノビタキが来ているのでは・・・?期待が高まります。

 

しかし・・・探しても探しても・・・出会えず。「あ!」「ついに?」なんて双眼鏡を

のぞくも「モズか・・・」の繰り返し。近くに飛んで来たモズ♂がけたまましく高鳴きます。

モズには申し訳無いです(苦笑)。

 

秋晴れの下、河原の主役はやっぱりモズです。

 

 

昨日土曜は午前中用事あり、午後から葛西へ。日曜が雨の予報ということもあるのか、

また昼過ぎってこともありものすごい人出。冬場によくヒドリガモがいる堤防に行くと、

小さな点々がカルガモの側で動き回っています。どうやらトウネンのよう!

 

そーっと近づくと・・・死角からタタタタタッ!と一回り大きいシギが走り去ります。

イソシギでした。でも、葛西でも多摩川でも、出会うイソシギは警戒心がとても強いのですが

近くでも逃げずに夢中で採餌。間近でみると美しいシギです。思わずパチリ。

 

辛抱強く待ちましたが、トウネンは前回のようにこちらには近づいてこず。

でも大好きなシギ、無我夢中でなにやらついばんでいる姿は見ていて飽きません。

全部で6羽いました。

 

他にはキビタキ♀タイプ1羽確認、汽水池に1羽のアオアシシギなどなど。西なぎさは時間無くパス。ココはやはり、朝イチから来て少なくとも4時間は鳥見に確保したいスポットです。

 

今日は昼頃から雨が上がるとの予報、期待せず散歩がてら、近くの自然教育園へ。

12時過ぎてもまだ小雨がしっかり振っているので傘さしながら。さすがにこの天気、

ほとんど来園者はいません。

 

森奥の池でキセキレイを見つけたり。14時近くになりようやく雨があがっても

鳥の気配はまばら。もう帰ろうと、思った頃でした、遠方にヒラリとヒタキのシルエット。

ミズキの木の周りに複数羽いるようです。エゾビタキです。

 

まだいてくれたエゾビタキ。こんな天気なのでうれしい出会いです。

 

この天気のせいか、人も少ないせいか、またしばらく滞在して人慣れしてきたのか。

低いところ、目立つところに出てきてくれます。

 

別の個体。双眼鏡でみた瞬間、頭部の黒味が強く見えたのと腹の縦斑も光線の具合で

不明瞭だったので「サメビタキ?」とドキリとしました。

 

息が少し白くなるような気温、羽を膨らませ可愛いです。

 

ミズキの実にヒラヒラと次々にやってきます。全部で少なくとも4羽いました。

 

コサメかサメビタキ混じっていないか?と探すもすべてエゾビタキでした。

 

近くにはシジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、コゲラの混群もやってきて

一時的にすごい賑わいに。この混群にはキビタキ♀タイプ1羽が混ざっていました。

 

しばらくして混群が去ると、また雨上がりの森は静かに。気づいたら手が少しかじかんで

いました。

 

そろそろエゾビタキは見納め、越冬地への旅立ちも近いと思います。

葛西のトウネンは11月くらいまでいてくれるでしょうか。冬鳥もそろそろやってくる頃

ですが、大型のシギ幼鳥や、渡りのツグミの仲間にも出会いたい・・・

秋の渡りは長い期間楽しめるのがよいですね。