太平洋戦争の遺構を訪ねて…
今回は、平和の碑からすぐ近くに有る、風船爆弾放球跡地にやって参りました
距離にして数百メートルですが、めんどくさがりのマギィちゃんはSRで入場
需要ないのにイチイチバイクと絡めたがるのはバイク乗りの悲しい性か・・・
後で詳しく語りますが、ココまでバイクやクルマで進入するのは大変&田んぼの畦道のどん詰まり
なので、側道から畦道手前に置いて歩くか?
向かい側の県道沿い駐車スペースに止めるコトをお薦めします
風船爆弾 放球跡地
どのような仕組みになってるかは分かりませんが、コンクリート製・円形の台座に周辺にはフタ付の水路の様なモノが囲んでおります
コンクリート製とは言え、70年以上経過しているのに綺麗に残ってる物ですね
当時はコチラだけで無く、幾つかの放球場に司令部や格納倉庫等の建物が有ったそうですが、現在残るのはコチラのみだそうです
放球跡地、山側から
画像奥が県道354
フェンスが有るのが資材置き場
その右手の駐車スペースから歩いてコチラに降りて来られますよ
コチラの構造について詳しくは分かりませんが、ただコンクリートの床を作っただけで無く、何かしら意味の有る構造をしております
今でも残る戦争の爪痕を実際に自分の目で見ると、浮かれていた気持ちを諌めたくなる、なんとも感慨深い気持ちになります
70年以上前の左官工事のコテ痕が今でもくっきりと・・・
生々しいコテ痕を見ると、時を越えて現在でも現実として戦争が続いている様な錯覚を覚えます
隣には露天掘りの洞穴が・・・
解説パネルには明記されてませんでしたが、当時から使われてたんでしょうか?
奥行きは4~5メートルは有りそう
中には入りませんよ
ぜったいに!!
こわいから…
(´・ω・`) キモチワルイ虫とかいそう
国道6号線から県道354号線・「天心記念五浦美術館」方面に向かった辺り、SRのすぐ後ろが放球跡地
354沿いに駐車スペースが有るからクルマやバイクはココに止めたのが良いですね
土建屋さんの資材置き場の手前だからすぐ分かると思う
マギィちゃんは現場まで知らずに入って行っちゃったけど、放球跡地は人様の田んぼ道で行き止まり
クルマは軽トラぐらいしか入れないし、地面が柔らかくフカフカ、しかも蒲鉾形だからバイクだと土に埋って転倒
用水路にボチャンする怖れ有るから止めといたのが良いですよ
風船爆弾からのカメラで撮影したのがコチラ♪
茨城・福島県境辺りに位置する辺り
国道6号線から数キロ程の場所にあります
栃木県内から走り応えの有るルートも有りますし、景色も良いし、お魚は美味しい♪
で、なかなか素敵な場所であります
が、3.11の津波被害の痕が今でも残る場所と言うコトも忘れずにいたいですね
赤い印しの辺りが 平和の碑
側道に入り県道手前に有る畦道を右折
円形状をしているのが放球跡地であります
1万発程放たれた風船爆弾
アメリカ本土に到着したのが300数十発程
実際の被害は冬季の雪山での小規模な山火事と、
原爆工場の送電線をぶっ千切り、工場のフェンスに引っかかって原爆の完成を3日間遅らせたコト
そして、オレゴン州ではピクニックに来ていた宣教師家族5人に、日本ではコチラの放球場にて爆発事故に巻き込まれて3人の方が亡くなりました
つらくて悲しい 戦争の歴史を後世に何時までも伝えて欲しい、貴重な遺構でありました
亡くなられた日本人とアメリカ人に哀悼の意を込めて合掌…
(-人-)
「ふ」 号作戦 終わり
ツーリング編に戻ります