本日もご訪問ありがとうございます。
遠い昔にうつ状態になって退職し、
治った後でちゃんとうつ病になりました。
その頃の話です。
私は若い頃から食事を大切にし、「栄養バランス」
というものが何故かいつも頭の片隅にありました。
正確にいうと、重要なのは、
そこそこのバランスで良いので、
食事を抜かないということです。
時間がない時は、
カロリーメイトと飲むヨーグルト、
おにぎりと野菜ジュースなどを購入していました。
結婚し、子どもが生まれてからは、
その価値観はもっと重要なものになりました。
でも、重要でない人もいます。
「野菜なんて食わなくても生きていける。
俺ガキの頃野菜食ってねーもん」
「けっ!アンタはそれでいいでしょうよ」
こんな風に思って、受け流したつもりでした。
でも夫のこの言葉が引っかかったままでした。
最近やっとそれを理解できたんです。
子育てを始めたばかりで不安しかない頃、
子どもの成長に欠かせない食事・栄養について
全く考えない、共有できないこの言葉で、
子どもに対する愛情を
疑っていたのだと思います。
私は人参が大嫌いでした![]()
でも食育のため、まずく感じない調理をして、
我慢して食べていました。
相手が赤ちゃんでも、好き嫌いなく食べる姿を
見せていました。
野菜嫌いな長男が、野菜をよけて残すことの
ないようなメニューを考えることが日課でした。
節約して家計を維持しながら、毎日の食事で
工夫の連続。
夫が料理をする日の、食事のバランスを
どうにかすることはできないので、
私が作る日にどうにかしなければならない。
生きていく上で大切な食事の時間に、
その価値観を共有できないというのは、
私が病気になった時に大きな不安になります。
うつ病になって、
料理ができないことが増えました。
「お惣菜でいい」
と言ってくれるのはありがたいのですが、
非番の日に料理をしてくれるのも
とてもありがたいのですが、
野菜がない。もしくはほんの少しの野菜・・・。
ひと口のポテサラで
「あるじゃん。野菜」
と言われた日にゃ・・・。
夫には安心して任せられない。
という感情にアップデートされました。
野菜&フルーツのジュースをストックしたり、
野菜を追加するようにしました。
うつ病の私がです。
工夫のように見えますが、
任せられない、信用できないという
ストレスなことです。
ストレスをなくすことが必要な時期に
こういう小さなことを飲み込んで、
ストレスを溜め続けていました。
「いい加減わかれよ
」
という気持ちでイライラしながら
野菜料理を追加で作ることに不満を持った夫に、
激ギレしながら反論して、
やっとそこそこの野菜が出るようになりました。
内容は・・・。贅沢は言えまい![]()
読んでくださっているあなたが、
うつ病であってもなくても、
一番大切にしている心情については、
きちんと相手に話すことをお勧めします。
「あなたの分はどうでもいいから、
私と子どもたちの野菜は用意したい」
これを早いうちに伝えておけばよかった。
と思っています。
伝え方が重要ですけどね。
私はそういうのとっても苦手です![]()
さすがに「あなたの分は任せるけど」
とかに変換しますよ![]()
引っかかった言葉たちは、
引っかかったまま増えていきます。
不信感として増えていることに気づかずに。
うつ病と診断された場合、
多分家族のサポートが
多少なりともあると思います。
少しずつ、伝えていけるといいですよね。
「これ、こうしたいの。
私にとっては重要なんだ。
お願いできる?」
こんなことすら言えませんでした。
言えたら楽だったろうな・・・![]()
親にも甘えられずに育った私には、
ハードルの高いことでした。
勇気を出して言えたらいいですね![]()
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
数年ぶりにウォーキング始めました。
ジョギングしてた頃の必需品ですが、
これがあるのと無いのでは疲労感が全く違いますよ。
歳をとると化粧崩れもなかなかのものですが、