以前、うつ病は多大なストレスにより
脳内のセロトニンが欠乏して、
脳が正常に機能しなくなることで起こる
病気と言われていました。
そのためか、覚えていないことも
多くありますのでご了承ください。
なお、うつ病の原因について、
現在は様々な仮説が提唱されているようです。
以前の話はこちら
遠い昔の話です。
私のうつ病の症状は、
少し会話をしたくらいではわからない感じで、
薬の影響もありますが 上記うつ病体験記2参照
気に入らないことが許せない、
「怒り型」だったのではないかと思います。
「逆上型」かもしれません
勝手に命名しました
朝はすこぶる調子が悪く、
夕方からが絶好調という感じでした。
睡眠薬が無いと寝付けず、
すぐに目覚めてしまう
不眠症もありました。
長男は小学生、次男は保育園児で、
子どもたちを送り出したら、
掃除、洗濯、買い物(特売か底値の物限定)、
帰宅したら昼食を摂って、午後は必ず昼寝、
という生活でした。
動ける時は、ガーデニングをしたり、
縫い物をしたり、夫と釣りに行ったり、
DIYをしたり、語学の勉強や、
ピアノの練習をしたりもしました。
穏やかである、大切なリハビリの時間です。
そんな時、小学校のPTAで、
地区に関する委員の打診がありました。
ご存知の通り、PTAは子ども1人につき
1回はノルマです。
数年に1回しか回って来ない委員ですが、
クラスの保護者と会わなくて良い
利点がありました。
体調を崩して、続けられなくなっても、
クラスで色々言われる事態を避けられます。
専業主婦で保育園を利用している罪悪感が大きく、
引き受けることにしました。↑ここ重要
翌年はPTAの本部役員に推薦され、
うつ病であることを告白することになりました。
委員での姿を買われて推薦されたと聞き、
全うできるかわからないけれど、
それでも良いなら・・・
という条件で引き受けました。
その2年後、数年に1度回って来る、
選挙委員を受けることになりました。
子ども2人で小学校PTA3年・・・。
やはり、「専業主婦なんだし・・・」
という思いがありました。
小さくても社会と関わりを持つことは
とても刺激的でしたが、
いろんな人がいるのだという勉強になった。
というのが本音です。悪い意味です
うつ病が完治してから、
長男の高校でもPTAの本部役員を引き受けました。
人生における大切な親友が出来たのはここですが、
他の人間関係は、同じようなものです。
PTAを4年経験した私の結論。
PTAは不要。
PTA大会も不要。
世のお母さん方は、
昔みたいに暇じゃありません。
他校との交流はなくても困りません。
なので、保護者の会で十分だと思います。
新入生への紅白饅頭や、
卒業生への記念品、
卒業証書入れなど、
一切なくても良いなら、
運動会で校内が無法地帯になっても良いなら、
我が子の学校生活のお手伝いを、
一切できなくても良いなら、
保護者の会も要らないでしょうね。
ただ、我が子の学校生活を知る機会も失います。
どこの学校も、
そろそろちゃんと考えると良いのですが。
うつ病に関係ありませんでしたね
抗うつ剤を服用して保てていた精神状態なのに、
落ち着いている時期には
「治ったんじゃない?」
なんて錯覚を覚えたりします。
そんな時にPTAの呪縛です。
少なくとも私の場合、最初の2年のPTAは、
引き受けなければ完治が
もっと早かったのではないかと思います。
でも、受けられない理由を
説明しなければならないし、
どこまで理解してもらえるかわからない。
世の中には、プライベートな事情を
色々追求された人もいるようですね。
介護を理由としても、
新生児を抱える方も同じです。
地域やその時のメンバーにもよるのでしょうが、
PTAには弱者を弱者と認めない、
不公平を認めない世界があります。
経験に意味はあったけれど、
それなりに楽しいこともあったけれど、
忙しいお母さんを、
弱者を酷使してまで必要かといえば、
否!でしょうね。
でも実際、PTAって存在するし、
全力で逃げ回るのも疲れます。
ではどうしましょう。
担任の先生には、うつ病であることを
お伝えしておくと良いと思います。
そして、現時点で自分にはPTA活動が
どうしても無理だと思うのでしたら、
その旨もお伝えしておくと良いと思います。
お手伝い程度なら参加出来るのか、
それも出来ないのかも、
お伝えしておくと良いでしょうね。
ただ、あまり期待はしないことです。
運が良ければ、良きに計らってもらえるかも…
程度のつもりで。
現時点で出来ないと思っている方に、
あの懇談会は症状を悪化させると思います。
体調の優れない状態での出席はお勧めできません。
でも、「この委員なら」と思うものがあれば、
さっさと立候補してしまえば気が楽ですね。
勝ち取れるかが問題ですが。
そして、PTA活動は、健康な人でも疲れます。
真面目に丁寧にやらないことです。
真面目にやると、悪化します。
今思うことは、
何を真面目にやっていたんだ、私は・・・
ということです。
不真面目を覚えましょう。
手抜きを覚えましょう。
最低限のことだけにしましょう。
一人で無理だったら手伝ってもらいましょう。
体調が悪ければ休んでもいいんですよ。
代行者を出すよう言われることもあるでしょう。
それも無理をしなくて大丈夫です。
でも、出来るなら楽しんでみたらいかがでしょう。
やだな、やだな・・・と思いながらやるより、
楽しいと思いながらやると楽しいものです。
なんだかんだ楽しいじゃん。
と思いながらやっていると
楽しくなって来るものです。
これは日常生活も同じですね
学校での活動は、
子どもたちの日常を見られるチャンスです。
これがまた、ありがたい機会なんですよ。
PTAでもなければ、授業参観以外に、
学校生活など覗けませんからね。
そんな風に、メリットだけ考えて、
のんびりと手を抜きながら活動するリハビリ
と捉えると良いのかもしれません。
逃げるにしても、受けるにしても、
断るにしても、無理をしないことです。
ここまでの色々は私の経験からの内容ですが、
結果に責任は取れません。
どうぞご了承くださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。