以前、うつ病になるメカニズムは、
ストレスが原因で脳内のセロトニンが欠乏し、
正常に機能しなくなる、と言われていました。
調べてみたら、
今は色々な仮説が提唱されているようです。
私の体験は昔のもので、
現在の情報とは異なるのかもしれませんので
ご了承ください。
そして、脳が正常に活動できなくなる
病気でもあるので、大分記憶が曖昧です。
遠い昔のことです。
子どもたちが外でイヤな思いをしないよう、
小さくてもきっちりきっちりと躾をしていました。
大きかろうが、小さかろうが、ダメなものはダメ。
でも、ダメな理由は説明します。
食事の際の料理は3品以上は出したい。
おやつは手作りで出したい。
理想は高く、現実は伴わず・・・でした。
ストレスも様々ありました。
小さな子を持つお母さんでしたから、
みなさん同様、眠りは浅かったです。
深夜、子どもが隣で吐きそうな時、
吐く前に目覚めて、
洗面器でキャッチできるほどに。
ただ、寝付けないことも、途中で起きて
眠れなくなることもありませんでした。
それが、布団に入って2時間以上寝付けず、
やっとウトウトしてもすぐに目覚めてしまい、
それから全く眠れなくなる・・・。
4時頃から目が冴えてしまうのは、
体力的にも精神的にも辛いものでした。
不眠が長く続いたので、意を決して
在職中にお世話になったメンタルクリニックへ
行ってみました。
以前親切だった先生が別人のようでした。
何。また来たの?
と言うような空気感。
「睡眠薬出しておけばいいですか?」
的な言葉だったと思います。
患者さんが増えてお忙しそうでしたが、
ショックが大きく、
それきり、別のクリニックを探すことにしました。
歩いて行ける、近所の心療内科へ行きました。
大きな個人のお宅に併設してあります。
広い診察室は、診察室というより、
どこかの社長の執務室のようで、
期待していた女性の先生は、
言葉は穏やかだけれど、
どこか見下されているような感覚で、
尋問を受けているような気持ちにもなり、
とてもプレッシャーのかかる通院でした。
うつ病というのは、
診察してすぐに診断が
下りる病気ではありません。
週に一度、何回か通院して、
問診で、あるチャートに当てはまると
うつ病と診断されます。
1回5000円くらいの診察料がかかり、
それが毎週です。
経済的に厳しいのに、
精神的にも厳しい通院は苦痛で、
別のクリニックを探しました。
3つ離れた駅のそばにあるクリニックへ。
先生はいい感じです。
見た目はごく普通のクリニックで、
社会復帰のためのプログラムなどもあり、
熱心な感じに感動して
そちらでお世話になることに決めました。
しかし、全く良くなりませんでした。
回復しなくても、夫が仕事なら、
家事も育児も私がやらなければなりません。
回復のしようがないのです。
夫の非番や休みの日に家事・育児を任せますが、
私のやり方と違うことで、
余計にストレスは溜まります。
イライラの連続でした。
薬の副作用でイライラや震え、眠気、だるさ、
喉の渇きなど、日常生活がままなりません。
それを理解してもらえることもありません。
5月とか、まだ涼しい頃だったと思います。
幼稚園を休ませ、
実家近くの保育園へ入園させてもらい、
2〜3ヶ月、実家で世話になることにしました。
全く回復しませんでしたが、
夏休みが終わる頃に自宅へ戻った気がします。
戻ってどういう日常を送っていたのか、
全く覚えていません。
どうしても現実から目を背けたくて、
入院できる病院を探しました。
当時、うつ病患者を
専門的に受け入れている病院は、
東京に1件、九州に1件しか
見つけられませんでした。
でも、そこは遠い・・・。
専門ではないけれど、
精神科専門の病院に入院させてもらいました。
うつ病で入院を希望することは
かなり珍しいみたいですが、
夫の家事育児を見ていたくなかったし、
イライラしている姿を子どもたちに
見せたくありませんでした。
そうやって、長くお世話になる、
最後のお医者さんが見つかりました。
でも・・・
まだまだ続きます。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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