アパートの鍵貸します(1960) | YOSHI DESIGN

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           上司達に自分の部屋を愛人との密会用に時間貸しして、

           勤務評価を上げて貰っているバド(ジャック・レモン)。


            時間外になっても直ぐにはアパートに帰れない。


              温めるだけで食べれるTVディナー。

           文字通りテレビを見ながら食べるレトルト食品だ。

            右端にあるのは、テレビのリモコンダイアル。

               55年前のアメリカの暮らしですぜ。


          エレベーター・ガールのフラン(シャーリー・マクレーン)。

             みんながモーション掛けるが全く反応無し。

            「エレベーターの中に入ると皆人格が変わるわ」

                「昇降気圧のせいかしら?」


                  おいたした課長さんに

               「ドアで手を切っちゃいますよ!」


           オープンなロッカー。帽子棚がいい時代だなてな感じ。


               「リキシャ」という中華料理店。

         名前といいトロピカルな店内といいバラバラなセンスだな。


              おやおや部長さんと密会だったとは。

            飲んでいるカクテルはフローズンダイキリです。


         ミュージカルを見る筈のデートをすっぽかされているバド。


              約束どおり昇格させて貰えたバド。


             係長で部屋を与えて貰えるんですね。

             ドアにレタリングしているがいいね。


         昇格祝いに自分で帽子を買い、似合うかどうか聞いている。

       好きな相手に聞きたくなる気持ちって、ああ恋だなって感じですね♪


             「素敵よ」とコンパクトを渡すフラン。

      あっ、アパートに忘れていたコンパクトだと気づいてしまうんですね。


                 ボウラーハットです。

             いかにも役員てな感じで似合っていますな。


                 部長の愛人だったのか。

             しかも今自分のアパートで密会しているとは。


              マティーニのオリーブを並べながら

            落ち込むクリスマスイブの名場面でございます。


            ストローの袋を吹き矢にして吹いいているマダム。

             当てられているバドは全く気がつきません。


           アパートに帰るとフランが睡眠薬で自殺未遂をしていた。

             隣人の医者の処置で一命を取り留めたフラン。


         パスタの水切り用にテニスのラケットとはナイス・アイデア♪


                フランの義兄に殴られてしまう。

             どこまでも悪役に徹してフランを守るバドに

                 「バカね、おバカさんね」


                部長からの頼みを断るバド。


       ラウンドカラーのシャツに安全ピン型のカラーピンを付けています。

     細いネクタイ、狭い襟(ラペル)とスマートな50年代のミスターTルックです。


       「Tall(背が高い)」「Thin(やせ型)」「Trim(さっぱりとした)」

             の3つのTから命名された「ミスターTルック」。

                アイビー・ルックの前身ですね。

                 なで肩のラインがキレイだな。


              「君に夢中なんだ」


                   「だまってカードを配って」


              ビリー・ワイルダー監督の人情話これにて完♪

                  ナイス・ストーリーだねぇー