月から地球を見た構図が素晴らしい。
燃料資源を使い果たした未来の地球。
3年契約のもと、たった1人で月に赴任した宇宙飛行士のサムは、
燃料を詰めたポッドを地球に送る単調な毎日を過ごす。
愛する家族との再会を待ちわびながら、孤独な生活に耐えるサム
だったが、ある日不注意から事故を起こしてしまう。
診療室で目を覚ましたサムは、そこで自分と瓜二つの男に会う。
Tシャツのロゴに注目。
WAKE UP ME 目覚めよ! この物語の要ですよ。
無機質な宇宙船内にクラシックな椅子をチョイスしたセンス!
もう一人の自分が立っている。
船内で何体もの自分のクローンを発見してしまう。
ハングル文字に注目です。サラン(愛)かな?
この宇宙船の企業が韓国系なのを見せているんですね。
契約の3年とは耐用年数のことで、経費節減の為に
3年おきにクローンに換えて作業を続けさせるというプログラム。
ロボットならOK? クローンはNO! 的な問いかけを感じる。
テレビ電話(録画)では娘がまだ2歳位だったのに
実際のテレビ電話では15歳になっている事が分るサム。
この場面で娘が家の中に向かってパパ!って呼ぶんだな。
もう一人の自分が地球にいる事に気がつくんですね。