裏吾妻連峰縦走 | おろろんの徒然日記inいわき

おろろんの徒然日記inいわき

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

平成2年(1990年)の10月下旬。

母校柔道部のN先輩とどこか山登りに行くことになりました。

折しも、柔道は最後の行事(北海道での七帝戦や、浩宮様杯)まで終え

勉強に復学してましたので

体を持て余しておりました。

 

個人的には大東岳、船形山辺りに行きたいと思ったのですが

どうせやるんならもっと大きい登山行程にしようと西吾妻山登山となりました。

 

早朝、バイクで福島へ向かいました。

滑川温泉の女将さんに一声掛けて、バイク停めさせてもらって

滑川温泉ルートの登山に着きました。

登り端、大滝があります。

写真撮ってる方もおりました。

まぁ、難易度は高い方のルートです。

明月湖(池塘です)をバックに。

銀明水を汲み、弥兵衛平小屋でサッポロ一番みそラーメンを昼食にしました。

あれがいいんでしょうね。

 

それから東大巓(ひがしだいてん、と読む)、藤十郎、人形石、天狗岩と辿り付く。

もう陽も落ち、ヘッドライトと地図、コンパスが頼りでした。

どうにか西吾妻小屋に到着。

立教大学の学生さんらのパーティーも来てました。

山小屋のノートには小名浜の西山さんの数日前の手記も残ってました。

 

夕食は焼肉でした。

凍結させて登ってきましたが

頃合い良く解凍してます。

今回の山行ではN先輩に色々習いました。

ただこの時はアルファ米だったかな。

米沢の夜景や夜空の天の川が綺麗でした。

翌朝、西大巓から奥羽山脈の朝。

そして西吾妻山で2,000mを越し

帰路に着きました。

だから縦走、ピストン登山でもありました。

 

その後、東京で働くようになり

東北の山から誘いの風が吹いては来ましたが

まち暮らしに多忙となったこともあり

無人小屋泊登山からは遠ざかっております。

また、丹沢、奥多摩、テント泊に興味が湧いたりと

「木綿のハンカチーフ♪」のように

変わってく僕を許して~なのでもありました。

 

今は峠から滑川温泉までのゴミ拾いぐらいはします。

ゆっくり泊登山を楽しむ日を計画しております。

 

ちなみにこの時のカメラは

仙台のニチカが購入した、セルビのバカチョンカメラです。

でも、広角と望遠がグルグル回しになってて

修理しながら結構と持たせました。

いい思い出のカメラでした。