そろそろ一考を
いくらホルモンの影響だとか、特殊な分泌物質だとか、そういうもので母親の睡眠不足が体に影響するのをカバーすると言っても限界がある。特にまだまだ新米ママであるカミさん、うまいことテキトーな子育てを行うコツを掴んでいないので、沢山のストレスにつつまれる。さらに高齢出産(オイラの認識では、ホルモンバランスや出産率から見て35さい以上が「高齢」)の場合、本や先生に注意されていた事以外にも、思わぬ所に問題が。パパ・ママが高齢であるということは、当然ジジ・ババもある程度高齢なのである。そりゃあ我が家のジジ・ババ達は双方共に良くしてくれる。感謝する部分も多い。しかし無理は利かないのだ。オイラやカミさんが「ワガママ」を言うには少々歳をとりすぎたかもしれない。そもそも我々は晩婚だったわけで、その時点でこの状況は覚悟できていたはずだ。少々歳をとってしまったパパ・ママとジジ・ババでうまく回せる生活のバランス所…はやく見つけなければ。
今夜、カミさんは頭痛に悩まされている。肩こりから来るものだろうか? 再び、下からの出血量も増えた。まだ鮮血ではないので様子見しているが…。そろそろ「出産直後」の特別な時期は終わりのようである。ここでトバしても、後が続かないのでは意味がない。子育てはこれから何十年も続く楽しい作業な筈なのだ。
明日はオイラも、実家に帰っているカミさんに付いて、何とかウップンを晴らしてあげるつもり。「アレやって」「コレやって」と言われ、一番早くツーカーで動けるのはオイラなのである。とりあえず明日のため、頭痛対策に「葛根湯」と、リラックス用に「カフェインレスコーヒー」を準備した。あとは、えぇっと、たい焼き??
ヤフオク激安ビデオ

少し前までオイラはビデオカメラの必要性なんて考えてなかった。まぁ劇団の公演時は舞台の撮影などを行う必要があったので、その時だけは人様へお願いしてカメラを貸してもらう。自分の記録もしくは夫婦の記録はデジカメで十分なのだと。実際、不都合を感じなかったし、ビデオより写真の方が味があって好きだった。動画だと、あまりにも「そのまま」写ってしまうような気がして、後で見てげんなりするんじゃないかという気がしていたのだ。
ところがある日、「そのまま」の様子を撮影したい状況があるのだという事に気がついた。とにかく「ありのまま」を記録することが後々大切になるのだということを。それは子供を授かる、生まれる、育てるということであった。
そこで我が家はヤフオクを検索。中古で良いので、基本機能をキチンと備えた物を探す。…あるじゃないですか! 値段は全て込み込みで2万円程度! これなら買える! と、サックリ手に入れたのが、このビデオカメラなわけです。今回、思惑通り見事活躍してくれましたよ。出産直後のカミさんの安心した顔から、退院時に送ってくれた看護士さんや助産士さん達の笑顔まで、とにかく「ありのまま」を記録することができました。もちろん平行してデジカメも使い、写真も撮ってますけど(出産直後は両方のカメラを取っ替えひっかえしてアタフタしてました)。
思えば、このカメラを買うとき、カミさんは「子供ができてからでいいんじゃない?」と言ってた(まだ妊娠する前の話し)。オイラも一瞬「そうかもな」って思ったが、やはり購入に踏み切った。それはオイラが「このカメラを買うと子供を授かる事にまた一歩近付く」という勝手な逆転発想(ていうか思い込み)があったからかもしれない。
さて…後は、この映像をどうやって残すかですな。やはりここは編集した上でDVDへ焼く? でもDVDだっていつ劣化するか分からないし、数十年後に再生環境があるのかも分からない。さて、どうする?
いい湯じゃわい
ついに本日、カミさんと息子が退院。はぁ…彼が生まれて1週間、長いようで短い日々でございました。特にカミさんはそうでしょう。毎日、毎日やらなければいけない事が目白押しなんだから。オイラにできる事と言えば、とりあえずムリヤリにでも定時で仕事を切り上げて毎日病院を訪問。1時間程度(面会時間ぎりぎり。ていうか若干オーバー)カミさんにその日の経過を聞き、息子をしばらく抱く。その程度である。せめて乳が出ればなぁ…役に立てるんだがなぁ…。さて、退院前にオイラの沐浴実習があるのだ。ところが、約束の時間になってもいっこうに看護師さんに呼ばれない。おっかしいなぁって思ってたら、我ら親子は次の日に沐浴するスケジュールになっていた。明日は退院しちゃってるっつうの!…まぁ結果的に、単独で沐浴実習することになり(通常は他の家族と一緒だったりすることも多いみたい)、誰も居なくなった沐浴ルームは我々の貸し切りとなって、じっくり指導してもらえたので良しとしましょう。噂に聞いていた、我が子の「湯船につかるときの顔」もじっくり見れた。ほぉぉぉ…って全身の力が抜けてる感じ。我々が適温の温泉につかった時の顔だ。この顔ってのは人間の本能から来ているんだなぁ。
区役所にも行ってきましたよ。肝心の名前は、読みは「他をしのいで抜きんでること」という言葉を元にしています。漢字は「まこと、誠実、人の言葉を良く聞く」という意味の文字と、「宝石、白メノウ(印鑑や数珠に使われ、厳かに落ち着いた力を持つ石)」という所から来る文字の組み合わせ。つまり「力強く人をしのぐ勢い」と「きちんと人の話を聞き、冷静に推し量る」という両面を持って欲しいという、欲張りな親の願いを込めた名前となりました。まぁ名前に縛られず、ノビノビと成長してくれれば文句はありませんですよ。
身を清める?
ついに出生届に名前を書く。どうせなら身を清めた方が良いかと思い、頭を丸め、髭を剃り、爪を切り、毛穴スッキリパックで角栓を取ってから書く。まぁ、頭を丸めたのは髪の毛が伸びて鬱陶しくなってきただけって話しもあるが…。玄関で半裸になり、スキカル片手にひとり丸坊主。そろそろ夜になると冷え込んできて、まるで修行のようだ。それならそれで良いじゃないか。子供のこれからの人生を想い、玄関にて寒修行。滝に打たれるとか、お百度参りとかそういうのと同意である(?)。明日、区役所へ書類提出&母子の退院という2大イベントがあるので、その為にも身なりを整えておかないといけないということもある。沐浴実習のために伸びた爪をキレイに切っておかなければいけないというのもある。全て準備万端。ちなみに、もっと母乳を飲まなければ体重は下がる一方で血糖値も平均以下へ落ちると言われてしまった息子。昨日の夜からグビグビ母乳を飲み出した(多少ムリヤリ飲ませた)ために、本日ほんの少しではあるが体重増量。このまま行けば問題無いかな?。よかったー安心しました。黄疸も今日がピークで明日からは段々引いてくると思われます。そういえば、顔のむくみもちょっと取れてきたな。毎日何かしら変化があるもんなんですねぇ…。
届け出さねばならぬ
とうとう近づいてきてしまった…まもなく期限である。とりあえずカミさんと息子が退院する日の朝、区役所へ提出するつもりです。名前はもう決めたし、カミさんなんてすでにその名前で息子を呼んでたりするわけで、ほとんど本決まりなわけですが、ビビリぃなオイラは最後の踏ん切りにアタフタしているわけです。コココこの紙を出してしまうと、コココこいつの名前は一生コレなわけで…ダダダダ大丈夫??? しばし出生届を見つめながら、ビールを飲み続けるオイラなのであった…。さて、病院ではカミさんが初めて自分で沐浴させたもよう。我が子は湯船につかった時、気持ち良いのか何なのか、とにかく何とも言えぬ表情をするそうだ。見てぇー! 水曜日に今度はオイラが沐浴させる予定なので、とりあえず表情に注目するつもりです。カミさんにビデオ撮らせるとしよう。
しかし、はしゃいでるのは親ばかり。我が息子は本日ちょっと体重が落ちすぎたらしいです。血糖値も低めに出てしまった。もっと母乳を飲まないといけないみたい。でもなぜか乳首をくわえると寝ちゃうんだよなぁ。そういうわけで今日は母乳と糖水を半強制でガッツリ飲まされることに。ガボガボガボ…。
男ひとり洗濯で悩む
産後の肥立ちが悪い…オイラの。疲れがまだ抜けないのよ。女性陣にしてみれば「まったく情け無い」という所だろう。オイラが出産した訳でもないのに…。肝心の出産したカミさんはいたって元気。ロクに寝れてないようだが、それでも子供との生活リズムを掴んできたようで、スキをついて仮眠を取っているみたい。母はタフだなぁ。本日の我が子は、少しずつ黄疸が出てきた。顔が黄色っぽくなる。正常な経過なので問題無いのだが、なぜ黄疸が出るのか良く分かっていないので、ちょっと不思議。予定通り体重もいったん落ちる。3000gをちょっと切るくらい。これから乳を飲めば増えるであろう。ちなみに母乳を飲む練習も日々続けているが、今日から少しずつ吸うようになった。昨日までは乳首を口にふくむがそのまま寝てしまうような状態だったが、今日からはングングやってる。よしよし、お前のメシはそこにあるぞ。
夜20時より産科ロビーにて沐浴指導ビデオ上映会。夫婦でかぶりつくように見る。カミさんは明日、オイラは退院の日である水曜日に沐浴の本番だ(最近は生まれてすぐに「産湯」などにはつからない)。オイラは家に帰ってから、シャワーを浴びながらビデオ内容の復習も実施。「ここに手を当てて…」「ここを円を描くように洗って…」「ここはこまめに洗う…」など自分の体を洗いながらシミュレーション。絶対人に見られたくない光景だな。
当たり前だが今夜も家ではひとり。カミさんに教わった方法を思い出しながら何とか洗濯もこなす。柔軟剤を入れるのか?ドコにいれるのか?疑問はつきないが、何とか完了。ふぅ…オイラは、こういういらぬ所で体力使ってる気がするなぁ。
パソコン設置
昨日からカミさんは希望していた個室へ移動となり、息子と共に非常に快適なくらし(とはいえ、子供のおかげでほとんど眠れない毎日だが)へ変わった。個室なので子供も泣かせ放題、オムツも思い切り取り替え放題。トイレとシャワーもついてるんで、ほとんどホテル状態。まぁ、授乳やら子供の様子やら、まだまだ初めてづくしでカミさんは大変なので、せめて周りに気を遣うなんてのは排除してあげようというわけだ。そして本日、自宅よりパソコンを持ち込んで枕元に設置。ネット回線(VDSL?)が引かれているので、ほとんどイーサネットケーブルを指すだけでインターネットへ繋がる。カミさんへの連絡は、病院内である以上ケータイ経由では当然無理なわけだが、パソコンメール経由であれば大丈夫。常時接続だからいつでも連絡可能だ。
こんなことならiSight(パソコンにつなげるカメラ)買っておくんだった…入院中継やれるチャンスだったのにー!
予告の花
花が咲くと願い事がかなうという、小さなスミレ「ビオラ」を先週の日曜日に購入したのだが、植える間もなく出産騒動となったので放ったらかしだった。とりあえずバケツに入れて水を掛けておき、それだけ。窓際に置きっぱなし。それでも店頭に並んでいた時よりずいぶんとシャッキリし、花も咲いていた。もう「予告
」があったというわけだ。そして今日、自宅で久しぶりの独り身にまだ違和感を憶えながら、ようやく植え付けてあげることができた。少々水ハケが悪く、調子を崩していたジュリアンの鉢から土をかき出し、新たに寄せ植え同居(もちろん水ハケも改善)。咲く花の色によって叶う願い事は違うらしいのだが、まぁなんでも良いではないか。
横には、いまだに花をつけるハイビスカス。そろそろ切り戻ししなければいけないのかもしれないが、花をつけているのに切ってしまうのも忍びない。もう少しだけ咲かせておきたい。
庭のカモミールも順調に伸びている。このプランターは初めて多重構造の植え込みをしているので今後が楽しみ。予定ではカモミールの間からチューリップと水仙が出てきて、その後ヒヤシンスも登場…するはずなのである。「春の楽しみ」の準備も万端である。
息子よ
キミの生まれた日、東京の空は青く晴れわたり、病院の駐車場にある大きな木の下に立つと木漏れ日がまぶしかった。数日前に降った雨のおかげで車はドロドロだったが、汚れた空気を少しは洗い流してくれたらしく、清々しく澄んでいるように感じた。最高気温18度。東京でもちゃんと秋を感じられる日。
キミの出産、終わってみれば全ては順調で、何度も助産師さんや先生に褒めてもらえた。色々な問題で苦悩する他の妊婦さんや胎児くんを差し置き、キミとママは十分すぎるほど安定した経過をたどった。途中で何度かキミの心拍が弱くなった時も、キミとママのシンクロが真価を発揮して事なきを得た。ママの深呼吸と共にキミは平常心拍を取り戻し、再び足をバタつかせて力強さをアピール。ママが力を込めるのに合わせてすんなりとその頭をのぞかせる。
産声を上げると同時に全身を思い切り動かした君を見て、名前はほぼ決まった。キミは今日から本格的に我が家の一員だ。いや、本当はキミのお陰で我々夫婦が家族になれたのだな。キミが来るまで私たちは他人から始まった「夫婦」という二人だった。しかしキミを通して私たち夫婦は文字通り切っても切れない繋がりが持て、ひとつの「家族」となることができたのだ。ありがとう。ようこそ、この世界へ。新生児は生まれてすぐの時、知らない場所へ連れて来られたという物凄い不安感におそわれるらしい。そんなキミを見てママが言った。「この世界も案外悪くないのよ」って。
出産記録12
17:48 無事、男の子誕生! 分娩室に入ってみれば、すでに子宮口へ頭が出掛かっている事もあって、20回以下のいきみで出てきた。途中、子供にストレスが掛かり、急激に心拍が下がってヒヤヒヤしたが、カミさんはパニックにはならず的確に力を抜いて事無きを得た。陣痛室で耐えた分、分娩室での時間は短くて済んだ。カミさんも我が息子も良く頑張った。腹の中にいた時、分娩ギリギリまで足をバタつかせて暴れていた彼は、看護師さんの「お腹に居る時と出てきた時は性格違うかもしれませんよ」という言葉をよそに、出てきた直後も手足をバタつかせて元気に暴れる子であった。体重: 3040g
身長: 50cm
胸囲: 32cm
頭囲: 35cm(生まれたてなので、まだ頭が長い)
焦げたホットケーキのような胎盤も、丈夫なロープのようなへその緒も、非常に健康で我が子の成長環境が十分であったことが確認できた。お疲れ様でした。
そしてこのブログを見て応援してくださった方々、有り難うございました。時々、コメントなどを見ては陣痛中のカミさんに知らせ、彼女を勇気づけることができました。
最後の御連絡が遅れてすいませんでした。