リストラは、restructuring(リストラクチャリング)を略した和製英語。

restructuring は、本来は「組織の再構築を意味する言葉

(会社)組織再構築のために不採算事業や部署の縮小や切り離しを行って、それに伴い人員の整理解雇が行われました。日本では経営者の心理的後ろめたさの軽減する目的で解雇を「リストラ」という英語に言い換えた使われ方がしました。。

(しかし最近の米国では、ただ単に社員の人減らしのことを restructuring と使っているケースもあるようですが)。




英語では、downsizing とか lay off を使います。動詞で「リストラされる」は、get downsizedget laid offを使います。


【 正しい英語 : downsizing 、lay off 】





【 layoff と fire の違い 】


layoff は業績の悪化などによる企業側の都合で辞めさせられる場合に使われ、勤務態度や能力などで社員側に落ち度があって辞めさせられる場合は fire/firing といいます。日本語では、どちらも「解雇」が使われますが、英語では大きな違いがあり、たとえば履歴書や面接で”I was fired”とは、決して言わないようにしましょう。layoffは一時的な解雇で、業績が良くなったら再雇用の可能性があります。

「お前なんて、クビだ!」という場合は、You are laid off ではなく、You are fired! です。




希望退職は、英語では buyout といいます。「Buyoutって、買収っていう意味じゃないのか?」という人たちがよくいるのですが、「買収」という意味もあるものの、こうした意味でも使われるのです。というのは、辞めてもらうために、従業員に退職金など(通常、勤務年に応じ、基本給○月分)を支払い、いわば、従業員の雇用契約(の残り)を買い取るからです。

リコールは製品の回収や(主に欠陥品に対して使われる)、公職にある人物を国民の意思を持って解任請求することを示しますが、これは英語ではrecallでそのままです。


pink slipは「解雇通告」を意味します(slipは紙片)。実際の解雇に当たってpink slipが渡されたのは20世紀の初めのこと。当時、週給で働いていた労働者の給料袋にピンク色の明細書が入っていると、それは最後の給料を意味するとされた。”They are pink-slipped.”と動詞の受身形で使うと、「pink slipを渡された」、つまり“They are fired.”(解雇された)という意味になる。

・He was pink-slipped.

「彼は解雇された。」




【用例】

The company was forced to lay off many employees.

「その会社は多くの従業員をリストラせざるをえなかった。」




After all, even salesmen are desperate to avoid being targeted for downsizing.

「営業マンだって、リストラ予備軍に配属されないように必死な訳です。」





授業や会議などで配布するプリント(印刷物)は、一般にhandout、printoutと呼ばれている。



【正しい英語:handout、 printout


【用例】

I need your handouts.

プリントを提出してください。




日本では和田アキ子芸能人を指す意味で使われていますが、英語のtalent「才能」「才能のある人(々)」と意味し、集合的用法が主で、一人一人を指すことはまれです。


または「人材」という意味で、talent mismatch (人材のミスマッチ)、talent acquisition (人材獲得)、talent drain (人材流出)という形でも使われます。



【 正しい英語:personality, celebrity, performer, entertainer, star 】



スーザン・ボイルを発掘した番組『Britain’s Got Talent』talentはまさに「才能」のことです。こういう素人演芸大会のような番組はtalent show(タレントのショーではありません)と言います。学校や職場で行われるかくし芸大会のようなものも、talent show と呼ばれます。


テレビテレビやラジオ。ラジオで活躍するタレントの場合 TV (Radio) personality または TV (Radio) star と具体的に表現することが多い。



【用例】

Now he is a popular TV personality.
現在はテレビタレントとして活躍中。








話の内容が的外れであることを「ピントがずれている」、カメラの焦点を「ピント」と言うが、その由来はオランダオランダ語puntで英語でない。


【正しい英語 : (話の的) point 、(カメラの焦点) focus


【用例】

His argument is off the point.

彼の議論はピントが外れている.



The picture of the tower was out of focus.
塔の写真はピンぼけだった。





ミイラミイラポルトガルポルトガル語 mirra 没薬(もつやく)」から由来。ミイラの防腐剤として没薬が使われているうちにいつの間にか乾燥した死体そのものをミイラと呼ぶようになった。


英語ではmummy(マミー)と言います。

発音がママmommy(米)(お母さんの幼児語)に似ているので聞き間違いに注意。


イギリスではmummyでお母さんとミイラの両方の意味を持つ。


【 正しい英語 :mummy 】


【用例】
We saw a mummy at the museum.
私たちは博物館でミイラを見た。



proportionは単に「割合」「比率」の意。「体型」の意では用いない。間違って使えばかなり意味不明に..。

体型を意味する日本語の「プロポーション」は、英語ではfigureを使うとぴったりくる。


【 正しい英語 : figure 】


【用例】

She has a nice figure.

彼女はプロポーションがいい。




ブリキは薄鋼板にスズをめっきしたもので、オランダオランダ語blikから由来。


英語だとtin plate 。ブリキのおもちゃはtin toy。ブリキの缶詰はtin


【 正しい英語:tin plate (ティンプレート) 】


【用例】

"Oh, I see." said the Tin Woodman.

ブリキの木こりは言いました。「ああなるほど。」 (オズの魔法使い)





▲tin plate ブリキ



▲tin ブリキの缶詰



▲tin toy ブリキのおもちゃ


▲Tin Woodman ブリキの木こり

フローリングは木製の板張りの床に対して使いますね。しかし英語のflooringは板張りの床にかかわらず、畳もタイルも「すべての床」を意味します

カタカナのフローリングを英語で表す場合は、具体的に「木製の」という単語を付けましょう。


【 正しい英語:wooden floor 】


【用例】

I like wooden floors. フローリングがいいわ



フリーライターと言ってしまうと無料で仕事する太っ腹なライターとなってしまう。「フリーで仕事をしている」はfreelanceが正解。


【 正しい英語:freelance writer 】


【用例】

I'm a freelance writer. フリーライターをしています。




シビアは英語でも「厳しい」「深刻だ」と意味するが、主に状況、罰、雷悪天候などに使われる言葉で、人の性格などに表わすには適さない。それだけきつい表現なのだ。相手が耐え切れないほど猛烈に厳しいというのでなく、いわゆる厳しい人というのであればstrictを使いたい。


【正しい英語: strict (ストリクト) 】


【用例】

My teature is very strict.

私の先生はとても厳しい。

The coldness this winter is severe.

今年の冬は厳しい寒さだ。