先週末、ブリジストンの電動自転車を購入しました。
総額14万円にもなる、大きな買い物です。
ネットショップだと12万円以下で購入できましたが、結果近所の自転車屋さんで購入しました。
値段だけだと絶対ネットショップです。
なぜ、近所の自転車屋さんなのかを考えてみました。
1.色々と相談に乗ってくれた
メーカーは、YAMAHA、Panasonic、ブリジストンの3社です。
色々と、細かい特徴、良い悪い点など教えてくれました。
そして、1時間かけて3台を試乗させてくれました。
これだけお世話になると、段々と買わないわけにはいかないと言った関係になってきます。
これは返報性の法則というものです。
2.近所および知人の目
すっかり店員(実際は店長)の顔を覚え、向こうも覚えたと思います。
次に会う時に、電動自転車に乗っていて、他店で購入したと分かると非常にばつが悪いです。
当然、修理にも行きにくいでしょう。
また、ご近所さんに、どこで購入したの?と聞かれると、ネット(=安く買った)とは言いにくいもの。
これは、地域、社会との関係性、人にどう見られているかを気にする性格によります。
3.クロージング
おまけ、は迷う人にはとても効果的です。
結局、ブリジストンにしたのですが、この自転車店は、チャイルドシートクッション(必需品)とリアの荷物かごをプレゼントしてくれました。子ども用ヘルメットは大幅値引きです。
最後には、ハンドルカバーまでプレゼント・・・これは購入後ですが。
これにより、ここで決めてよかったと思えます。
4.良い妄想
専門店で好意に付き合えるお店ができるということは、安心感に繋がります。
困った時には相談しよう、他の自転車(他店購入)の故障でも、良いサービスをしてくれるだろう。
ハロー効果ですが、良い方に良い方に妄想していきます。
このように、購買行動を考えると、顧客心理が見えてきます。
欲を出さず、恩を売ること、これが何よりではないでしょうか。